動物行動学・日高敏隆先生を迎えて
   1.ANIMAL INSTINCT
       THE CRANBERRIES
 動物行動学というものがどういうものなのか、非常に興味のあるところですが、何となく本能に関わるものだと思っていました。で、本日のオープニング・チューンは動物の本能の曲。THE FLINTSTONE では既にもうお馴染の曲です。『ベリー・ザ・ハチェット』というアルバムからの曲です。
   2.MAN TO WOMAN
       CHICAGO
 げに人間とは複雑なもの。男がいて、女がいて、それぞれに想い想われるからこそ、様々なドラマが生まれるんですねぇ。そんなお話を聞きながら頭に浮かんだのがこの曲でした。シカゴの21枚目のオリジナル・アルバム、その名も『シカゴ21』の収録曲です。
   3.CURIOSITY
       K.D.LANG
 カラスは頭がいい。その通りです。私の自宅近くに巣くうカラスどもも、ちゃんとナマゴミの日を狙って大量に出てきます。しかも、管理がずさんな場所がちゃんとわかっているらしく、そこだけに群がってきます。でも、それもたくさんのトライアル&エラーで理解したんだなと想うと、うなってしまいます。何事も好奇心を持つことが成長の鍵なのかもしれません。というわけで、曲はK.D.ラングのアルバム『インヴィンシブル・サマー』から。
   4.SEE THE LIGHTS
      SIMPLE MINDS
 光に向かっていく習性。人間はそれを利用して狩りをしたりもします。そう考えると一途に光に向かっていく虫達に哀れを感じてしまうのは僕だけでしょうか。曲はシンプル・マインズ1991年のアルバム『リアル・ライフ』からのシングル曲です。
   5.PART OF ME , PART OF YOU
             GLENN FREY
 油井さんらしい独特の理論で、虫達も人間も同じだということがわかった今週の油井コラム。要するに、すべての生きとし生けるものは、等しく地球の住人だということなんです。そうなると、この曲の意味するところも感慨深いものがあります。グレン・フライは歌います。“君は僕の一部で、僕は君の一部。どこへ行こうと何をしようと僕は君の、君は僕の一部分。”
   6.MOTHER AND CHILD REUNION
        PAUL SIMON
 日高先生によると、動物には母性愛なんてない、ということでしたが、僕はどうしても人間には(あるいは霊長類には)あるような気がします。だとすると、母性愛のあるなしが、種の進化の決め手になったりして。曲はお馴染の曲です。ポール・サイモン1971年のソロ初ヒット曲です。
   7.HUMAN WHEELS
        JOHN MELLENCAMP
 人間だけが地球の環境に悪いことをしていると、あらためていわれると流石にズキッとしますね。人間って一体なんなんだろう。そんなことを考えながらこの曲を聴くといいっすねぇ。