くやしい探検隊、松木信義さんとアファンの森を歩く
   1.森を歩く
ヒートウェイヴ
 勝手に個人的な思い入れで、この曲をアファンの森のテーマ曲にしています。実際はいつも数人で歩きますが、歌詞の最初にある「ただ一人、群れを離れ深い森を歩く。胸いっぱいの息を吸う」というくだりが、アファンにピッタリなんですよね。なんかとてもしみる歌で、個人的にもすごく気に入っています。ヒートウェイヴ1995年のアルバム、その名も『1995 HEATWAVE』というアルバムにはいっています。
   2.森の中で
イルカ
 ほんわかとした歌が魅力のイルカの1999年のアルバム『ウツツノユメ』の収録曲。これまた歌詞がしみる曲で、森の魅力が良く表現された曲だと思います。
   3.TALK TO ME
OUTFIELD
 物言わぬ枯れ枝が、松木さんにかかるとかくも雄弁になる。ちょっとしたカルチャー・ショックを味わいました。もっとも、森や樹木の確たる知識があってこそなんだけど、まるでプロファイラーのような松木さんにあらためて感心することしきり。この曲は英国産アメリカっぽいロック・バンド、アウトフィールドの85年のデビュー・アルバム『プレイ・ディープ』の収録曲です。
   4.HERE,THERE&EVERYWHERE
BEATLES
 今更なんの説明も不要でしょう。ご存じビートルズのアルバム『リヴォルヴァー』収録曲です。アファンの森はあっちもこっちも至る所すべてで生命が息づいているんです。
   5.HOLLYWOOD
           BOZ SCAGGS
 キャスティング・ディレクターとしての顔も持つ夕陽評論家、油井さん。そろそろ監督業なんていかがでしょうか。世界の黒沢譲りの鋭い視線で銀幕(古いね、どうも)を飾ってみるのも一興なんじゃ?カメラ、アクション!
   6.GREENSLEEVES
OLIVIA NEWTON-JOHN
 緑のダムもまずは小さな葉っぱから。私たちの身の回りにけなげに育っているGREENが、私たちの生活にとても役に立っているという事実、もっと子供たちに教えたいと思いつつこの曲を選んでみました。イギリスの古いトラディショナル・ナンバーをオリビア自身がアレンジしたヴァージョンです。
   7.WHAT A WONDERFUL WORLD
LOUIS ARMSTRONG
 収録に約1時間かかったアファンの森探索ウィズ松木さん。でも森全体の100分の1しか歩いていないんだって!また来たい、いや絶対来なくちゃ、と思わせる、ホントに素晴らしい森なんです。この森を後にするとき、私の頭の中にはこの曲が鳴っていて、東京への帰路もずっとリピートされていました。サッチモことルイ・アームストロングの代表曲で、色々な人が色々なヴァージョンを出してますが、やはりこのヴァージョンが一番です。