2007年4月15日

清水國明さんの「森と湖の楽園」で定点観測

今週のベイエフエム/ザ・フリントストーンのゲストは清水國明さんです。
清水國明さんとエイミー

 芸能界きってのアウトドアズ・マン/自然暮らしの会の代表・清水國明さんの定点観測。清水さんがプロデュースする河口湖の「森と湖の楽園」を訪ね、近況と今後の展望などうかがいました。

ガラリと変わった「森と湖の楽園」

森と湖の楽園

●今年も年に1度の定点観測をしに河口湖にやってまいりました。定点観測の相手はこの方です。今までは芸能界きってのアウトドアズ・マンと呼ばせていただいていましたが、今ではすごいところの校長先生になられた清水國明さんです!

「どうもー! ご無沙汰です。俺ね、定点観測っていう言葉はこの番組だけで使っていますね(笑)。ここ何年間、この番組以外で定点観測っていう言葉、使っていないもんね。今、久しぶりに定点観測という言葉を聞いたわ」

●新鮮でしょ?(笑)

「新鮮(笑)。でも、本当に定点観測ですね」

●はい。年に一度! 前年からどう変わったのかというのを、ちょこちょこ見ていたら分からないですから。

「また、変わっているかもしれませんね」

●もうすでに変わっています!(笑) 駐車場に着きまして、車を停めた段階で「あれっ!?」って思いました(笑)。

「ご案内しますから、お進み下さい(笑)」

●すみません! その前に私達が最初にこちらにうかがったときは「河口湖自然樂校」だったんですが、それから「森と湖の楽園」に変わりまして、今はどうなっているんですか?

「『河口湖自然樂校』が『森と湖の楽園』を作って運営しているんですけど、全体の会社の名前っていうのは、『ワークショップ・リゾート』にしたんですよ」

●また、横文字並べちゃって(笑)。

「(笑)。不動産業もやっているから自然樂校ヤバイんじゃないかっていうことでね。色々なことを体験するワークショップってあるじゃないですか。そういうことを体験してもらう観光施設。だから、滞在型体験観光施設という意味ですね。ただの観光地じゃなくて、色々なことをやってもらうための施設。『自然樂校』でやっていたようなことプラス、色々なものを作ったり体験したりするわけですね」

ばっかり市場
ログハウスが6棟つらなる「ばっかり市場」。
ばっかり市場
ばっかり市場
心と体に良いものばっかりが並ぶお土産コーナー。

●では、清水さんのことはなんてお呼びすればよろしいでしょうか?

「俺ね、ここでは校長というニックネームで呼ばれているけどね(笑)」

●(笑)。では清水校長、早速案内していただきたいと思うんですが、まず、駐車場に車を停めて真ん前にあるのが「ばっかり市場」。

「『ばっかり市場』といいまして、ログハウスが6棟並んでいるんですけど、その真ん中をドーンとぶち抜いて、そこを通っていただくんですね。ここは、体と心にいいものばっかりを集めたマーケット(市場)なんです。健康にいいもの、楽しいもの。最初入っていただいたここは木工の部屋ですね」

●フクロウがすごい! これ全部作られたんですか?

「僕じゃないけど、全部手作りでガーっと作ったの。商売の話でごめんなんだけど、ここ売り上げ的にすごくいい成績なんですよね。このように楽しいものばっかり、健康にいいものばっかり、嘘ばっかり。嘘ばっかりじゃないよ、嘘はないよ!(笑)。あと、『ばっかり市場』の横にツリー・ハウスがあるでしょ? これ、去年あったっけ?」

●ないです!

「ないでしょ! これね、1日で作ったの。朝の9時くらいに始めて、夜の10時くらいまでかかったけど。『おりゃー!』って作ったんですよ。だから、ある建築家の方がウチの施設を見に来られて、『これはすごいと思うけど、ただ、施設全体に清水國明のおりゃー! が漂っているな』って言ってたの(笑)」

●オーラじゃなくて、「おりゃー!」なんですね(笑)。

「『ほぉー』というものはなくて『おりゃー!』なんだなと(笑)」

★        ★        ★

「『ばっかり市場』を通っていただいて、ここからいよいよ『森と湖の楽園』に入っていただくわけですよ」

●前回来たとき、ここのログハウスはありました。

「このログハウスは雪の中、僕がわーっと造ったやつで・・・」

●みんなが造って、それを自分の家にしようと思ったのがバレたってやつですよね(笑)。

「そう(笑)。没収されちゃったの」

モーリーちゃん

●あっ! モーリーちゃん! ひさしぶりー、元気だった?

「馬のモーリーがいます」

●相変わらずおとなしいね!

「いやいや、これがなかなかヤンチャでね。ちょっと肥満しちゃったんだけど、今からまた稼いでくれますよ。餌代を自分で稼いだり、お客さんに乗ってもらって森へ行ったりね」

●これは、森からとってのモーリーちゃんなんですか?

「そうです。何の考えもなく(笑)。それで、向こうには『躍動の森』というのがあります。今、子供たちが走り回っていますけどね」

●以前、私達がターザン・ロープをやったところですね。

「そうそう! あれから何人もけが人が出てね(笑)。けが人って不思議やね、大人ばっかりけがしてるの。子供はこれだけ走り回っているでしょ」

●今、声が聞こえていますけど、すごく楽しそうですね。

「子供たちは全然平気なんですけどね。では、こちらへ来てください」

★        ★        ★
ツリーハウス
ツリーハウス村にある清水さんの仮の住まい!?

「今、歩いてきていただいたのは、『ツリーハウス村』っていうゾーンなんですよ。このツリーハウスは僕が造っているんじゃなくて、一般の方がここへ造りに来ているの」

●これが、清水さんが「自然樂校」を始められたときの原点っていうか・・・。

「いわば、そうだろうね」

●アドバイスはするけど、あとは自分でやれよっていう本当のD.I.Y.が楽しめるスタイルですよね。

「そうだね。ツリーハウスも事業にして、ツリーハウス頭上分譲ということで(笑)、安いよー。これ、見てよ。木の上が50万円」

●50万円? 下(土地)は?

「下は付いてない。下は私が借りているところだから。で、その上で勝手に皆さんに材木を買ってきてもらって、自分で建てているの。ここに住んでいる人たちが勝手に自治会を作って、『ここをツリーハウス村にします』って俺に言いに来たわけよ!(笑) 『ちょっと待ってよ! ここは俺の森と湖の楽園ですよ!』って言ったら、『ここはツリーハウス村です。けど、村長は清水さんにしますから』って、私、村長の肩書きもいただいたんですよ」

●校長であり、村長でもあるんですね。

「はい。ここがツリーハウス村ですわ」

モンゴル・フェア開催!

釣堀

「ここの釣堀はあったよね?」

●ありました! でも、ここの釣堀は私達が初期にうかがったときには、清水さんが冬を過ごすには寒いからって造った焚き火コーナーがありました。

「まだ、ありますよ。ここだけは、残そうっていう考えがあるんだよね。ただ、屋根がついていて、みんながそこで『うー、寒っ!』って言っていたんだけど(笑)、あれ、なかなかよかったでしょ?」

●はい!

「ところがあれ、壊されちゃったんですよ。今は釣堀で釣った魚をここで焼いたり、バームクーヘンを作ったりしています。竹にパンケーキをクルクル巻いて、2〜3メートルくらいある長いバームクーヘンを作ってみたり、ダンパーというのを焼いて食べたりしています。で、今回来ていただいて、僕が一番見ていただきたいのが、この野外ステージなんです。この野外ステージはありましたか?」

●なかったです!

「これ、見てください。全面デッキ張りよ」

●すごいですね!

「自分でもあきれたね(笑)。俺、東京に仕事に行く前に、『ここにデッキ張っちまえ!』なんて言いながら、捨て台詞のように東京へ行って、帰ってくると出来ているんですよ。『おーい! 本当にやったのかよ!?』って(笑)」

●デッキなだけに(笑)。

「『デッキたのかよ!?』みたいな(笑)。何を言っているんですか!(笑) それで、自分の机に座るでしょ。そうすると、もう1回ビックリするんですよ。『なんや、この金額はー!』って請求書で2度ビックリするんですよ(笑)。口は災いの元とでも申しましょうか(笑)」

●(笑)。でも、広いですね! ここだけでどれくらいあるんですか?

「甲子園球場が3つ・・・、入らねぇよ!(笑) ステージがあって、そこで薪能をやるんです。そんなことをやっていた場所だったんですけど・・・」

ゲル
広いデッキに本物のゲルが並ぶ。
完成すると全部で17棟!

●ゲルがたくさんありますね!

「ゲルが5個建っているの。で、これがあと12個建つ。近々、そこに3メートルはあるジンギスカンの像が立つんですよ。で、周りに兵士が仁王さんみたいに『かーっ!』って立っているの。それで、モンゴルの民族衣装が100着あるから、ここに来た方はその民族衣装に着替えていただいて、このゲルの中でモンゴル料理を食べていただくと」

●モンゴル疑似体験ってやつですね。

「そうそう。ちょっとゲルに入りましょうか」

●ここは、パスポートが要らないモンゴルなんですね。

「そうです。これ、すごいでしょ。正面にモンゴルの神様だか仏様がいるんだって。否が応でも頭を下げるようにできているんだって」

●それで、入り口が低いんですね。

「そう」

(後ろで『ガン!』という音が聞こえる)

「今、誰か頭ぶつけたぞ(笑)」

●ウチのスタッフがぶつけました(笑)。このゲルは本物と同じなんですか?

「これが本物なの。上が番傘みたいでしょ?」

●上が番傘みたいで、下はラティスがずっと張られているような感じで・・・。

「番傘の匂いしない?」

●する!

ゲル内部
中は広い。ここで食べるモンゴル料理は
きっとうまいだろうな!

「これ、でっかい傘のお化けの中で食べているような感じで、日本人にはいいのよ。このラティスみたいなやつは閉じてあるんですよ。これは、僕らがモンゴルの人達と一緒になって造りまして、いつでも逃げられるようにひもでグッと縛るんですけど、ギューっと縛ったら『そんなんしたらダメダメ! 逃げられない』って言うわけ(笑)。『共同事業しようって言っていたのに、逃げる気かよ!?』みたいな(笑)。
 ある日、お話があったんですよ。『モンゴルからゲルを17棟持ってきました。ジンギスカンの3メートルの像を運んできました。民族衣装も鍋も100人前用意しました。倉庫に預けてあります。倉庫代大変なんです。どこかで建てさせてください』っていう話が来たのよ。それで、『東京に置いているから、明日にでも運べます』って言われたの。『じゃあ、明日から運んで!』って俺は言ったの。この話に乗らない手はないじゃないですか」

●そうですよね!

「ちょうど今年の夏の目玉がなかったから、モンゴル村をやろうよってことになったの。そしたら、モンゴルからコック長が3人来るんだって。それから、ホーミーの歌手とモンゴルの歌謡曲の歌手も来てくれるんだって」

●モンゴル・フェスティバルですね!

「ここがいきなりモンゴル・フェアになっちゃったわけ。すごいでしょ? でも俺、『河口湖にいきなりモンゴル村ができちゃって大丈夫かなぁ』って思っていたら、旅館組合長が来て『清水さんも町と一緒になってやられるんですか?』って言うわけ。『えっ? 町と一緒にってなんですか?』って聞いたら、『町は4月からモンゴル・フェアですよ』って言うわけよ。『えーーーっ!! そうなんですか?』、『知らなかったんですか?』っていうやり取りがあったんだけど(笑)、全旅館にモンゴルから輸入してきた岩塩を置いて、タラソテラピーをするので塩のお風呂を作りなさいってことで、全旅館でモンゴル・フェアをやっているんだって。それ、偶然じゃん! みたいな(笑)」

●(笑)。ちなみに、風間深志さんの地球元気村が今年はモンゴルでも開催するんですよ!

「またー、そう?(笑)」

●そうなんですよ(笑)。

「この間、モンベルの辰野さんと会ったときに『俺、モンゴル村やりますわ!』って言ったら、『ん? 風間と?』って言うから、『いやいや、何それ?』って聞いたら、風間さんがモンゴルって言ってたって言うわけですよ」

●そうなんですよ。モンゴルで元気村を開催するんですよ。

「そういうこと!」

●でも、モンゴルへ行かなくても、河口湖へ来ればモンゴルを味わえちゃうわけですね?

「そうだよ! 風間、モンゴル行くことないじゃん!(笑) ここ来ればいいじゃん! 確かにモンゴルはすごくいいところらしいね」

●もう、ゲルがガーっと建っていて、準備は整っているみたいですよ。

「そう?」

●ええ。この夏の開校に向けて。

「その前にやっちゃおう!(笑)」

清水さんが本来やりたかったこととは?

●先ほどの勢いが声にないのがお分かりかと思うんですが(笑)、今、私達は「森と湖の楽園」内にある足湯に来ています。

足湯コーナーでインタビュー
足湯コーナーでインタビュー。ぽかぽかで最高!

「ここに来ると、ほっこりしちゃいますね」

●ええ。もうしゃべるのいいやって気持ちになっちゃう(笑)。でも、いいですね。ツリーハウスに自分の別荘を持ち、「河口湖SHOW園」でショーを見て、おいしい食事も食べられて。

「ただね、『本来、清水國明がやりたかったのはこれか?』という大きな暗雲が立ち込めてきたのね。『あれ? 俺ってこういうことがしたかったのかな?』って考えたときに、企業研修の人達がいらっしゃって、シャワー・クライミングを真冬にやったり、サバイバル・キャンプをやって社員研修をやっているんですよ。で、そんなことをやっていたときに団塊の世代が、田舎暮らし、自然暮らしをしたいって言うと、ウチはもともとが『自然暮らしの会』だから、今、世の中を見ていると自然暮らしにパーンと入った人達が挫折して、都会に戻っちゃうっていう現象がある。これは、ハードばかりがあって、ソフトが伴っていないからで、本来の『自然樂校』っていうのはそういう人たちに、『自然暮らしはこういうことですよ』っていうのを教える義務があるんじゃないかと。俺はそれがやりたかったんじゃないかと思って、『そうだ! 原点に返って、自然暮らしを教えよう』と。で、4月から自然暮らし検定というのを始めるんですよ」

●検定試験を?

「検定試験をやって、自然暮らしを始める前に『自然樂校』に入学して、検定を受けてくださいと。二級、一級、マスターってあるんですよ。で、二級は座学なんですね。座って、東京とか大阪とか名古屋でウチが出て行って、僕が講座を開いて、ウチのマスターの人達も教えたりして、それを受けると二級が取れるんです。そうすると、ダイビングのログブックみたいなものがあって、『二級を受けましたね。一級はこんなことができますよ』と。で、一級のときはこの『自然樂校』まで来てもらわなくちゃいけないんです。ここで、20時間くらい講座を受けてもらうと、二級と一級がもらえます。それは、どんなことかというと、薪の割り方とか火の起こし方とか、ダッチオーブンのやり方とか木の伐採の仕方とか、衣食住遊、着るもの、食べるもの、住まいとか、遊びのアウトドアとか、全部をマスターしてもらった上で自然暮らし、田舎暮らしを始めてくださいという検定なんですね。
 それが結局、この『自然樂校』で本来やりたかったことだなぁと思ったんですね。こういった観光的に来られた人達に、色々な講座とかを楽しんでもらっていて、その次のステップには『こういうことがあるんですよ』っていう、先を指し示すことができるのが自然暮らし検定なのかなと。で、マスターになると、今度そういう講座を全国で開始することができるんですよ。で、ウチの教材とかを仕入れてもらって、そこでマスター検定みたいなものを出すんですね。そうすると、好きなことを仕事にしたいっていう人達をどんどん応援できるなぁと思ったんですね。アウトドアで生きていきたい人達を、せっかく田舎暮らしを始めたのに、戸惑って帰ってきちゃうっていうことのないように、そこでのコミュニケーションのとり方とか、生活の仕方を学んでもらって、それを仕事にして、先生と呼ばれる人達をたくさんつくるような自然暮らし検定、これが今、一生懸命やっていることですね。
 そのマスターは、海マスター、川マスター、山マスターっていうのがあって、それを全部とると、グランド・マスターっていうのがあるんですね。で、グランド・マスターの上には、マスター・オブ・マスターっていう人がいるんですよ。これは誰かって言うと、清水國明なんですよ(笑)」

●そんなところだろうなと思っていました(笑)。

「アハハ(笑)。読んでた?」

●「マスター」と聞いた瞬間から(笑)。

「こいつ、上に来たがっているなって(笑)。そういう仕組みさえ作ってしまえば、あと俺は好きなことだけやって、毎日過ごそうかな。そういうことがやりたかったんだろうなぁ。決して、観光業であるとか、不動産業がやりたかったわけではなくて、そういう自然の中での楽しさとか喜びとか感動っていうものを、創出することをしたかった。自分が感動したい、1人で高い山を登りましたっていうのではなくて、誰かにそれを教えて喜んでもらう。その喜んでいる顔を見て、自分も喜びたいっていうタイプだったんだなぁって、ちょっと時間が掛かりましたけど、ようやくそこに落ち着きましたね」

盛りだくさんの今後の展開

足湯コーナーでインタビュー

「この上、トレッキング・コースがあるんですけど、400メートルくらい森の中に入っていただいたこところに、600坪という土地がありまして、私、土地持ちになりましたよ。そこに俺、ツリーハウス・ホテルがやりたいので、それのプラクティスみたいなものでやっているんですけど、3層になっていて、一番上がベッド・ルームで二番目にトイレとお風呂があって、三番目がリビングっていうのを木の間に造っています」

●それは来年の定点観測のときにはお邪魔できそうですか?

「5月の連休までには完成しています。で、それを木で三つ作るつもりが、この間からの展開で、一番下はゲルにしようと思っているんですよ(笑)。一番下はゲル、二番目が木の上温泉、上がベッドルームになっているという(笑)。これが今、一番楽しみで設計図とにらめっこしているところですね。
 あ、これ言わせてください! 夏に300人くらいの車椅子の子達ばかりを集めるイベントをやるんですよ。その子達に河口湖ウォークラリーとか、カヌーに乗ってもらったり、釣りしてもらったりっていうイベントをね。僕は前からここはそういう施設にしたいと思っていて、ユニバーサル・デザインにして、みんながいるような普通の風景に、車椅子の子がいるような、障害を持った子達がたくさん来られる場所にしたいって思っていたのね。で、それを遂にやることになったんですよ。そしたら、トヨタさんとかコクヨさんが『番組作るといいですよ』って言ってくれたんですよ。ドラマ作るときとか取材のときとか、普通の風景に車椅子の人ってあんまり登場してこないじゃない。そこが意味を持ってしまうっていうのが俺は気に入らなくて、普通の風景にしたいから、そのためにはそんな子がバーっとアクティブに楽しむ場を作りたかったのね。で、夢と可能性の発見というテーマでやっているんだけど、その子達が夢を持ったり、車椅子に乗っていてもこんなに可能性があるってことを証明したいんですね。お母さんと一緒に来るんだけど、お母さんが『あなたは無理だから』って止めちゃうんだって。でも、そんなことはないと。その子達にいっぱいやってもらおうと思っているのが、今年の一番の楽しみ、って一番の楽しみはいっぱいあるけど、楽しみの1つとしてそういうことをやっているのね。それから、ドラえもん活性化プロジェクトっていうのがあって(笑)、ドラえもんが自然体験をするのにここの森を使ってもらえることになって、ドラえもんがぎょうさん来るんですよ」

●ぎょうさんいるんですか?(笑)

「ぎょうさんっていうか(笑)、着ぐるみとかじゃ面白くないから、映像でバーンと『こっちだよー。みんなこっちへおいでー!』とか言ったりして、『のび太もいるよー』みたいな映像が森に浮かんで、みんながダーッとそっちへ行くと、『タケコプター!』とか言って、そこで竹とんぼ売っていたりね(笑)。また、商売かよ! みたいな(笑)」

●でも、それ楽しい!(笑)

「楽しいでしょ? そうすると、子供たちも喜ぶような森になるかなと思うんですね。それが一番の楽しみかな、って一番の楽しみいくつあるんだよ!(笑)」

●(笑)。これだけ色々な楽しみが盛りだくさんだと、年に1回の定点観測じゃ済まなそうなので、今年は夏の大イベントのときにフリントストーンもレポートをさせていただきたいなと思います。次回は、夏にお会いしましょう! 今日はどうもありがとうございました。

■このほかの清水國明さんのインタビューもご覧ください。

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■清水國明さんの「森と湖の楽園」情報

ばっかり市場
「ばっかり市場」のお土産コーナー。
森のレストラン
森のレストラン。
好きなものを取って食べるバイキング方式。美味いです!

 清水國明さんが校長を務める「森と湖の楽園」は、ワークショップ・リゾート/滞在型体験観光施設。
 清水校長オススメの塩や地元の漬物、ほうとう、有機栽培ビール、オーガニックのハーブティー、コーヒー、ハンドメイドの置物や携帯ストラップなど、お土産になる品々を販売している“心と体の健康にいいものばっかりを集めた”「ばっかり市場」を始め、無農薬野菜をたっぷり使った健康なお食事が楽しめる「森のレストラン」、足湯コーナーの他、キャンプ場も完備。
 また、ゴールデン・ウィークには「モンゴル自然村」が出現。ファミリー向けの「はじめての親子キャンプ」など、スペシャル・イベントも目白押し。
 更に、コンサートやショーを行なう「河口湖SHOW園」ではNHK教育テレビでお馴染みの「あいのてさん」のコンサートや5月19日には伝説のデュオ「あのねのね」が登場するなど、楽しさ盛り沢山!

  • 開園時間:午前9時〜(年中無休)
       閉園時間は時期によって異なる
  • 入園料:
    • 大人1,500円
    • 中・高校生1,200円
    • 子供1,000円
    • 幼児は無料
    • ペットの入園可(有料)
    • 尚、河口湖SHOW園での公演を観るためには、別途料金が必要
  • 問い合わせ:森と湖の楽園
       HP:http://www.outdoorpark.net/index.html
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オープニング・テーマ曲
「ACOUSTIC HIGHWAY / CRAIG CHAQUICO」

M1. EVERYBODY'S TALKIN' / NILSSON

M2. TOP OF THE WORLD / CARPENTERS

M3. FRESH WIND / ORLEANS

油井昌由樹アウトドアライフ・コラム・テーマ曲
「FLASHES / RY COODER」

M4. MAKE MY DAY / GILBERT O'SULLIVAN

M5. COME AND GET IT / BADFINGER

ザ・フリントストーン・インフォメーション・テーマ曲
「THE CARRIAGE ROAD / JIM CHAPPELL」

M6. EARTH DAY EVERY DAY (CELEBRATE) / JOHN DENVER

エンディング・テーマ曲
「THE WHALE / ELECTRIC LIGHT ORCHESTRA」
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