2009年3月15日

人気DJ、島村幸男さんが語る「土と農業の素晴らしさ」

今週のベイエフエム/ザ・フリントストーンのゲストは、島村幸男さんです。
島村幸男さん

 ベイエフエムの「BAYLINE Go!Go!」でもお馴染み! 人気DJの島村幸男さんをゲストに、すっかりはまってしまった農作業の魅力などうかがいます。

 

島村さんが語る土の魅力とは?

●ご無沙汰しております。同じ放送局で仕事をしているのに全然会いませんよね(笑)。

「そうですよね〜(笑)」

●今日はゲストとしてたっぷりとお話をうかがいたいと思います。

「そして、農業の話とかでしょ?」

●そうです! 島ちゃんって前から農業に興味があったんですか?

「もともと、種まいて実をつけるとか、種まいて花を咲かせるみたいなことは、嫌いじゃなかったみたいですね。黙々と1人で作業するのが大好きだったみたいなんですけど、2002年に農業の現場を取材する番組に携わって、6年間ずっとついてきて、結果的に1500人以上の生産者の話を聞いていくうちに、すっかりハマっちゃいましたね。それまで、トマトを作ったり、小松菜を作ったりはしていましたけど、大してものはできなかったんですね。でも、取材をするに当たって、自分の中でも段々いいものが出来てくるのが分かるんですよね。『これは本当に楽しい!』と思ってね。」

●スイッチが入る瞬間ってあったと思うんですよ。「実際に自分で試してみよう」とか、「ちょっと体験しちゃおうかな」って思った瞬間ってどんなだったか覚えています?

「子供が産まれたっていうのが大きかったかもしれないですね。で、子供に何かを残してあげたいとか、子供に何かを食べさせてあげたいとか、そういうことを考えてから、陶芸にハマってみるとか、そういうふうにしてどんどん変わっていったっていう感じですかね。『地に足をつけなきゃいけない』みたいな気持ちが芽生えたっていうのは、正直、子供がキーワードになっているかもしれないですね。」

●その陶芸も含めて土いじりじゃないですか。楽しい?

「楽しいですね。土をいじっていると、色んな話だとアトピーだったり、喘息とかにならないらしいんですよね。今、土がどんどんなくなってきているじゃないですか。そこに大きな原因があるんじゃないかなっていう感じがするんですよね。よく子供たちを集めて色々なお話をさせてもらったりするんですけど、肥沃な土の中に、例えば3本の指でキュッとつまんだ土の中に微生物ってどれくらいいると思います?」

●えっ!? 分からないです!

「3本指でつまんだ土の中に、1億2000くらい微生物が存在しているんですよ。」

●それって、スプーン1杯分くらいですよね。そこに1億2000?

「はい。細菌とか色々な菌がいるんですけど、有用微生物みたいなものが窒素を生んだりとか、光合成をして何かっていう微生物がたくさんいるわけなんですよ。で、土の匂いって雨が降ったりすると、よくふわーっとしてくるじゃないですか。あれって何の匂いだと思います?」

●何の匂いかですか? んー、土の匂い?(笑)

「あれは、言ってみれば微生物の糞の匂いなんですよ。」

●「あー、土のいい香り」と思っているのは、微生物の糞の香りだったんですね?(笑)

「そうですそうです(笑)。葉っぱが落ちたり、死骸が腐って、それを小動物が食べるじゃないですか。小動物が食べた糞を微生物が分解していって、どんどん土をよくしていくっていう、微生物達の働きの匂いなんですね。」

●土いじりをしていて、楽しい点はどんなところですか?

「結局、土からの栄養を吸って、花々とか作物が育っていくために、どんどん土作りをすることによって、自分の中で完璧な土が形成されるわけですよ。それは、成分が多すぎてもダメ、少なすぎてもダメ、そこを暖めるというか、子供のゆりかごじゃないですけど、そういうことを考えていると、1日土をいじっていますね、僕(笑)」

●(笑)。結構、凝り性なんですか?

「どうなんでしょうね。そうなるんでしょうかね。」

●今までに「これだ!」と思えた土はどんな土でしたか?

「日本全国、火山灰があったり、雨が多くて酸性度が強いとか、日本って作物を作りには本当に完璧な国なんですよね。海もあって山もあり、川も流れて、そこに堆積した色々な成分が循環していてっていうね。全国の土を見るまでは何とも言えないですね、本当に(笑)」

●島ちゃんってこういう人だって知りませんでした!(笑)

「(笑)。こういう話をするとね、止まらないんですけど、嫌がられますね(笑)」

●いや、ザ・フリントストーンとしては1週分じゃきっと足りないだろうなぁっていうくらいですよ!

「最近はベイエフエムでも話すようになったんですけど、ちょっと前まで農業とか土とか作物の話はNGでしたからね(笑)。『イメージ的に違うだろう』みたいな。だから最近よく農業がピックアップされているじゃないですか。すごく嬉しいですよ。」

 

農業の苦しみ、喜びとは?

●今、島村幸男さん的にはどういうポジションにいるんですか?

「僕は農業応援団ですね。一生懸命勉強している最中です。ただ最近、色々な評論家の方々とか、コメンテーターの方々って、名刺に書く時点で全てが始まるじゃないですか。DJとかの他に、アグリ・コメンテーターっていう肩書きを付け加えてみたんですよ。そしたら、意外と仕事って来るもんですね。面白いなと思って(笑)」

●アグリ・カルチャー(農芸産業)のアグリですね。

「はい。わりかし忙しくなってきたかなぁという感じです。」

●でも、これはそれまでにたくさんの方のお話をうかがって、さらに自分でも体験したからこそ分かってきたこと、コメントできることってすごく多いと思うんですけど、ずっとお話をうかがってきた島ちゃんが、実際に自分で本格的に農業を始めたとき、一番の発見ってどんなところでしたか?

「農家って若くして21〜22歳の青年が5000万〜6000万の借金をして、ハウスとか施設を建てたりして、それを5年後にはしっかり返していたりするんですよね。我々、大きなローンっていったら住宅とかってあるじゃないですか。でも、住宅は壊れていくというか、古くなっていくだけで、何も生まないじゃないですか。でも、そういった農業施設っていうのは、ちゃんと生産性があるんだなぁって気づかされたし、若くして6000万とか、8000万っていう借金ってすごいなぁって思いましたね。」

●実際に作るという部分ではどうでしたか?

島村幸男さん

「これは本当に様々でしたね。代々受け継ぐ作り方から全く曲げないで、今もやっていらっしゃる方もいれば、後継者がガラッと変えて、親とも大喧嘩したりしていて、でも若い後継者がしっかりと違う道を作っているとか、農業も後継者不足っていうのもあるし、明るい道があるんだなぁって思ったりもするんですけど、結構、格差もあるんですよね。市場出荷で大々的にやっていらっしゃって、生活の基盤がキッチリとある生産者もいれば、完全に無農薬で200万円に満たない収入しかないという農家もあって、それぞれの思いというのが、なかなかストレートに受け入れられないというか、頑張っているのにお金にならないとか。別に大型の方々が頑張っていないって言っているわけじゃなくて、一生懸命守っていらっしゃる部分もあるので、その色々な矛盾点っていうのが、大きく変わって欲しいなぁっていう気持ちもあるんですけどね。石破農水大臣が『どんどん変えよう』っていうふうに言っているけれども、それがどういうふうに変わっていくか分からないですけどね。」

●島ちゃんご自身がやっているのは、誰かに習ったとか、師匠がいらっしゃったりするんですか?

「色々取材して知り合ってきた生産者の中で、例えばトマト農家なら何百人、ナスなら何人と、色々な作物の中で名人っているんですよ。その名人の作り方っていうのは物凄く盗みますね(笑)。取材として本当に入り込んだ取材をするんですけど、結局、自分に返ってくるだろうと思って取材していますね。」

●役得だね! 仕事を通して学べちゃうんですね。

「はい。これは本当に助かりましたね。でも最初、自分で家庭菜園みたいなところを借りて、トマトを作ったんですね。『トマトが立派にできれば、農家も立派だ』みたいなことをよく言われるんですけど、トマトを自分で作ってみたんですよ。で、あまり雨が当たらないように水分管理もしながらとか、有機質を入れて、たい肥をどんどん入れて、どんどんやっていいものができたんですよ。で、自分で支出してきた部分の単価を計算したら、トマト1個が4000円くらいになっちゃうんですね。『これは売れないよ!』みたいな(笑)。4000円のトマトなんて誰も買わないじゃないですか。」

●買わない!(笑)

「『これ、どうしたらいいのかなぁ』なんて思いながらね。」

●でも、その分おいしかったんだ?

「おいしかったですよー!」

●今までにどれくらいの種類の作物を作ってきたんですか?

「いわゆる路地野菜という、施設ではないトマトとか、キュウリ、ナス、ニンジン大体作りましたかね。お米も3年くらい前からやらせてもらっているんですけど、これも種まきから、苗取りから全部昔ながらの方法でやったんですね。1年間全て機械を使わずにやったんですよ。腰は砕けるわ、手はグローブのように腫れちゃうわで、もう死ぬかと思いましたね(笑)。お米って88回手入れをする、色々な足踏みの音を聞いて育つっていうので、一生懸命水草をとったりして、最終的に収穫にこぎつけたときに、20キロくらいしかとれなかったんですけど、泣いちゃいました。それを近所の子供たちと半年通してみんなで一生懸命やったんですよ。で、収穫祭をやっておにぎりを作ったりして、本当に幸せでしたね。」

 

野菜に話しかけている自分がいる

●お話をうかがっているだけで、十分勉強されているなとは思うんですが、コメンテーターとしてはいいんでしょうけど、実際にこれから実践していくという意味ではもっともっと勉強をしたいということで、農業検定にもチャレンジされたそうですね。

「去年春に農水省が後援している全国農業技術検定というのがありまして、それをとりあえず受けてみたんですね。そしたら、3級に難なく受かったんですよ。」

●それってどういうものなんですか?

「いわゆる農業一般常識とか、農業用語が理解できる入門レベルなのかな。農業高校とかってあるじゃないですか。農業高校のレベルかな。僕ちなみに今日、賞状を持ってきました。」

●すごい! 立派!

「2級は全然分かりませんでした。」

●そんなに違うんですね。

「3級は受験者が2727人いまして、合格者が1500人いました。合格率56パーセント。ほぼ2人に1人。で、2級は受験者数が110人いて、受かったのが21人だそうです。これは、栽培系なんですけどね。すごく難しいですよ。」

●これは、今後も2級、そして1級へとチャレンジされるんですか?

「1級はちゃんとした生産者という感じだと思うんですけどね。」

●学校にも行って本格的に勉強もされているそうですね。

「はい。最終的に農業という部分に携わっていきたいので、国の認定を受けるためにやらなきゃいけないことがたくさんあって、各都道府県に農業大学があるんですけど、そこで実際、就農に向けた研修を受けるためのコースに色々と願書を送っているんです。」

●本格的ですね!

「本格的にやりたいですね。で、畑の横にちょっとしたスタジオがあって、そこでベイラインをやりながらとかね(笑)」

●いいかもしれない!(笑) そういう島ちゃんの声とか、色々な音楽を聴いて育ったお米とかお野菜が、どんな味になるのか楽しみですよね。「ロックばかり聴いて育った野菜はなんか角がある!」とかね(笑)。

「(笑)。お花とか野菜農家で、若い生産者なんかがお花とか野菜にモーツァルトを聴かせたりしている人多いですよ。」

●モーツァルトはいいみたいですよね! でも、それが例えば昔の島ちゃんのバンドの曲を聴かせたらどうなるんでしょうね?(笑)

「多分、枯れるでしょうね(笑)」

●(笑)。でも、色々なタイプのを聴かせてみても面白そうですよね。

「恥ずかしいことに結構、野菜に話しかけている自分がいるんですよ。」

●大事なことですよ!

「愛情を持ってやりたいんですよ。で、また本当に子供たちのために色々なことがやりたくてね。」

 

野球と子供と食農教育をまとめた「プレイボールプロジェクト」

●日本も自然のバランスがどんどん崩れ始めてきて、四季も変わってきちゃっているじゃないですか。そういう中で伝統的な農業のあり方っていうのを、もちろん守り続けなきゃいけないと思いますけど、新しい時代の農業も今後どんどん確立されていくのかなって気がするんですけど、島ちゃんはどう思いますか?

「どんな法人が農業に参入してくるかっていうところでは、大きく変わるかなって感じがしますけど、今、農家ってすごく低迷しているというか、一時期“安心安全の”が崩れて、『どうなの!?』っていうときが、農家の方々にはすごく追い風だったはずなんですけど、今、消費者のみなさんってもう忘れているじゃないですか。だから、そこの部分が、今、本当に我慢する時期だと思うんですけど、絶対的に数年後には農家の時代って来るはずなんですよね。そこも我慢して取り組んで欲しいなぁって思うんですけどね。」

●最近、農業に目を向ける若者が増えてきている風潮があると思うんですけど、島ちゃんはそれについてどう思いますか?

「嬉しいことですけど、『簡単じゃねぇぞ!』っていう感じはありますよ。」

●それは島ちゃんが身を持って分かっていますもんね。

「ええ。大変ですよ。」

●でも、島ちゃんもそんな大変な世界に飛び込みたいと思っているわけでしょ?

「はい。いや多分、すでに何度か挫折していますけど、『僕ならこうしたい』っていう総合的な中で、こうだったらいけるんじゃないかなっていう、色々な案を試してみたいんですよね。色々な生産者を見てきて、その生産者にも『ここをこうしたらいいのに!』とか、『ここがちょっと余分だから、排除すればもっと楽になるのに』っていうのが僕の中にはあるので、あまり偉そうなことは言えないですけど、そこを総合していくとできるんじゃないかなぁっていう気持ちに少しなっているんですよね。」

●そのスタイルが未来の新たなる農業の形になる可能性もあるわけですから、期待しています。

「ありがとうございます。そして、もう1つの夢が、今の野球人である黒木知宏(ジョニー黒木)とか、小宮山悟さんとか、小林宏之選手とか、レイズの岩村明憲選手とかみんなが1つになって、野球と子供と食農教育っていう部分全部を1つにまとめたプレイボールプロジェクトっていうのを立ち上げているんですね。僕も一緒にやらせてもらっているんですけど、そこでみんなで使わなくなって荒れ果てた畑とか田んぼを、子供たちとみんなで草むしりをしながら、種をまいて芝を植えて、野球場を作って、みんなで手打ち野球をやろうっていうものなんです。」

●いいですね!

「で、その周りにみんなで作物を植えたり、野球をやりながら季節に合わせて旬のものを食べようっていう夢をジョニーと2人で『絶対やろうね!』って言っているです。」

●それ、楽しそうですね!

「『フィールド・オブ・ドリームス』じゃないですけど、やろうって話をしているんですよ。で、結構『やりたい!』って言ってくださっている方もいて、『DASH村も興味を示しているよ』なんて話もあったりして。」

●野球でそういうのがって、例えば今度はサッカーでもそういうのができるでしょうし、色々な形でできますもんね。

「ええ。僕らの本当にベーシックなのは空き地ですから、空き地で野球みたいなところをやっていきたいなと思っています。」

●草野球ってやつですね。

「はい。」

島村幸男さん

●で、その辺の野菜をもいで、パリっと食べて! うまそー! 私、横でビールを飲みながら見ています!(笑)

「いいですよー!(笑) お待ちしています。」

●次の収穫のお野菜、私たちザ・フリントストーンも楽しみにしていますので、是非、ベイエフエムでお会いしたときに・・・(笑)。

「(笑)。でも、誰かが待っていてくれると思うから作り甲斐があるし、『おいしい!』って言ってくれる方のために作りたいと思います。」

●是非、マイクの前でポキッと割って、シャクシャクシャクって音をリスナーのみなさんにも聞かせたいですね。

「リスナーの皆さんにも食べさせてあげたい。」

●食べる以上はお手伝いにも行かなきゃいけないと思っていますので、今度は実際に畑でお話をうかがえればと思います。楽しみにしています。

「是非、お待ちしています。」

●今日はありがとうございました。

 

このほかの島村幸男さんのインタビューもご覧ください。

 

AMY'S MONOLOGUE〜エイミーのひと言〜

 島ちゃんとはずいぶん前からの知り合いですが、こんなに農業に燃えているとは知りませんでした! でも農業の話をしているときの島ちゃんの瞳はキラキラしていて、ご本人も言っていたように、本気で“農業応援団”として日本の農業のことを考えていることが伝わってきます。また、元千葉ロッテマリーンズのジョニー黒木こと黒木知宏さんが中心となって行なっている、子供たちのための「プレイボール・プロジェクト」もおもしろそうですよね〜。“野球と食”という島ちゃんの夢を、私たちザ・フリントストーンもぜひ応援したいと思います。そしてなにより島ちゃんが育てた作物をいただくのが今からとっても楽しみです。

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人気DJ/アグリコメンテーター、島村幸男さん情報

bayfm『BAYLINE Go!Go!』

 月〜木、午後4時からbayfm78で放送中の電リク。島村さんはきゃん ひとみさんとの強力コンビで毎週月曜日を担当。


「日本農業技術検定」

 島村さんが3級を取得している「日本農業技術検定」は農林水産省が後援し、日本農業技術検定協会が実施しているもの。
 今年度の試験は、第一回目が7月25日(土)、第二回目が12月19日(土)。 受験料は、学生1,500円、一般3,000円。テキストもあるそうなので、興味のある方は全国農業会議所のホームページをご覧ください。


「島村幸男BLOG!☆」:http://shimamurablog.luckyisland1220.com/

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オープニング・テーマ曲
「ACOUSTIC HIGHWAY / CRAIG CHAQUICO」

M1. ハッピーマン / 佐野元春

M2. NEW FRONTIER / DONALD FAGEN

M3. YOU'VE MADE ME SO VERY HAPPY / BLOOD, SWEAT & TEARS

ザ・フリントストーン・インフォメーション・テーマ曲
「THE CARRIAGE ROAD / JIM CHAPPELL」

M4. BLOWIN' IN THE WIND / BOB DYLAN

M5. LISTEN TO YOUR HEART / ROXETTE

M6. I HAVE A DREAM / ABBA

エンディング・テーマ曲
「THE WHALE / ELECTRIC LIGHT ORCHESTRA」
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