2017年3月11日

「アウトドアと防災」
〜体験型プログラム「STEP CAMP」に学ぶ

 今週のベイエフエム/NEC presents ザ・フリントストーンのゲストは、寒川一さんです。

 今回のゲスト、寒川一(さんがわはじめ)さんは、アウトドアショップの経営、焚き火カフェ、ハンモックを使った昼寝の施設を開業するなど、三浦半島を拠点に独自のアウトドアサービスを展開されてきました。そして現在は、アウトドア活動40年の豊富な経験をもとに、防災に活かす体験型プログラム「STEP CAMP」を提唱し、活動。災害時に役立つアウトドアのノウハウや知識は「実践的で楽しく学べる」と評判になっています。
 そこで今回は「アウトドアと防災」というテーマで、牛乳パック1枚であっという間にお湯が沸くヤカンや、最低限用意しておきたいアウトドアグッズなどをご紹介します。

楽しみながら備える

※これまでアウトドア系の仕事や活動を意欲的に行なっていた寒川さんですが、東日本大震災が起きて以降、そのような活動が難しくなってしまったそうです。そこからどうやって、STEP CAMPを立ち上げるまでに至ったのでしょうか?

「僕はアウトドアがすごく好きで、キャンプをやり始めて、今年で40年ぐらい経ちます。しかし、東日本大震災を機に、これまで大好きだったアウトドアができなくなってしまった時期がありました。僕は“外に人をいざなう”ことを仕事にしていたのですが、“外のどこが安全なのか”“次にいつ大きな災害が起こるかわからない”という不安をみんなが抱いてしまったために、その仕事をすることが難しくなってきてしまいました。そこで、これまで自分たちが楽しくやってきたアウトドアのテクニックを活かしていくことが、これからの人々にとっての生きるための1つのスタイルとなるのではないかと思って、STEP CAMPを始めました。

 アウトドアは、簡単に言うと“衣・食・住”そのものなんです。ライフラインが全くない場所で、暮らしを立てるということですね。テントやシュラフ、調理具など、色々なキャンプ道具がありますが、その全てがとても長い年月をかけて様々な技術が導入され、コンパクトになり、丈夫で故障も少なくなっています。“こんなに優れている道具は他にないんじゃないか”と思うほど、アウトドアの道具は“人の英知を結集したもの”だと思っています。次々と色々な道具が出てくるので、まるでドラえもんのようですよ(笑)。これらの道具をどう使えるのか、もしくはないときにどうやって補えるのか、といった考え方を学べるのが、アウトドアの世界だと思います」

●確かに、電気が止まっている中で、自分で火を起こして、自分で寝床をつくるということは、アウトドアに繋がっている部分もありますね。

「そうですね。ただ、災害時とアウトドアで違う点は、“楽しみながらできる”かどうかだと思います。“防災”などの言葉が出てきてしまうと、“訓練”というイメージになってしまいます。また、アウトドアというと、“誰かが何かをしてくれる”というイメージがあるのですが、実は全て“自主性”なんです。自分でテントを立てたり、ご飯を作ったり、火を起こしたりするわけですから、主役は“自分”なんです。
 また、自然の中でそのようなことをするので、自分の思うようにいかないことがあります。いくら計画を立てて準備をしても、コテンパンにやられることもあるんです。それがまた、次のための知識や経験になっていくんですね。“次はこうしてみよう、ああしてみよう”といった、“トライ・アンド・エラー”を重ねていくんです。アウトドアは、“これができたから合格”というものではなく、“答えのない遊び”なのではないかと思っています」

●ということは、アウトドアで楽しく学ぶほうが、防災として学ぶよりも、いいのではないでしょうか?

「そうなんです。実は“楽しみながら備えられる”ことが、僕らのコンセプトなんです。災害当初は、このことがなかなか言えなかったんです。今なお、たくさんの方が苦しまれているという状況の中、“楽しむ”という言葉はとても使いづらかったのですが、そこをあえて“楽しいからこそ始めてみる”“楽しいからこそ続けられる”という気持ちで取り組んでいくことで、アウトドアを1つの“趣味”にしていただければいいかなと思います」

●その発想だといいことだらけですね! では早速、そのアウトドアスキルを使った防災を体験させていただきたいのですが、よろしいでしょうか?

「では、身近なものを使ってみましょう。実は、牛乳パックはとてもいい燃料になるんです。皆さんもよく知っている1リットルの紙パック1つで、500ミリリットルのお湯を、アウトドアの道具を使って沸騰させる方法をご体験いただけると、楽しいと思いますよ!」

●牛乳パック1枚でですか!? ぜひ、よろしくお願いします!

牛乳パックは最高の燃料!?

※では、実際に外に出て、牛乳パックでお湯を沸かしてみます。ヤカンのような道具が出てきましたが、これは一体なんでしょうか?

「これは“ケリーケトル”といって、中が空洞になっています。上から中を覗くと地面が見えますよね。なのに、水がこの中に入るという不思議な造りになっています。これは、ケリーケトルが二重構造になっているからなんです。また、煙突のような造りにもなっています。新鮮な空気が下の穴から入って、空洞内で燃え、上の穴から抜けていくという、対流現象を起こすヤカンなんです」

●形が牧場で牛乳を入れる缶のようですね!

「女性の方はよくそう言います(笑)。この穴から水を入れます」

●水が十分に入りました。そして、ここで牛乳パックの出番なんですね!

「そうですね。牛乳パックが燃料として優れている理由は、防水性が高いからなんです。当たり前ですが、牛乳パックは水を弾きます。なので、雨が降って牛乳パックが濡れてしまっても、少し水を払えば問題なく使えます。もし、新聞紙で燃やそうと思っても、濡れてしまったら使い物になりませんよね。
 また、牛乳パックにはロウのような物質が塗ってあります。牛乳パックは、触るとツルツルしていますよね。これによって、火がつくと通常の紙よりも高い温度で燃えるんです。“牛乳パック1枚が、すごいエネルギーを持っている”と、僕らは考えています。しかし、このままではすぐには燃えません。今からこの牛乳パックを燃料に変えていきます」

●一体、どうするのでしょうか?

「牛乳パックの縦方向に折れ目がありますよね。この折れ目に沿って、ビリビリ破いていきます。だいたい(折れ目に)沿って破けていれば大丈夫です。実は、ハサミで切るのはダメなんです。手で破くことによってできた“ギザギザ部分の切れ目”に、火がつきやすくなるんです」

●寒川さんは、結構ビリビリに切ってますね。私のように、綺麗に切らなくてもいいんですか?

「むしろ、僕は意図的にビリビリ切っています」

●そうなんですね! では、私もワイルドに切っちゃいます!

「そうしたほうが、火がつきやすそうな切れ目ができやすいんです。そして、牛乳パックの残った部分は、着火剤にします。大抵の人は着火剤を買いますよね。でも、牛乳パックは最高の着火剤なんです。では、残った部分を3分の1くらいのところからビリビリ破いていきます。そしてそれを筒状に丸めます。これで、燃料ができました」

●これでいいんですか!? まだこの牛乳パックを使って、どうやってお湯を沸かすのか想像できないです(笑)。

「ではまず、僕がやってみましょう。風向きはすごく重要で、火をつけるときに気をつけなければいけないことは、常に“風上”や“風下”を意識することです。煙や炎は全て“風下”に流れていきます。なので、風下に立って作業しないようにしたり、風下に人がいないかをまず確認します。では、着火します」

●(ファイアベースに入れた)牛乳パックに火がつきましたね! 

「火がついたら、上にケリーケトルを乗せます。上から覗いて、燃えているかどうか確認してみてください」

※ケリーケトルの穴に燃料となる牛乳パック(3分の1ずつ)を入れていきます。

●次の牛乳パックを入れてもいいですか?

「火が強くなってきましたね! どうぞ、入れてください」

●では、風上の方から次の牛乳パックを入れます!

※音を立てながら、さらに勢いよく燃え始めました。

●牛乳パックってこんなによく燃えるんですね!

「やっぱり牛乳パックは、普通の紙より火力がとても強いですね」

●本当ですね! これだけよく燃えるには、(ヤカンの)形が大事なんですか?

「そうですね、ケリーケトルが煙突のような形状をしているからですね」

●上から見てみると、炎が回りながら上がっていくのがわかります。

「炎がトルネードしていますね。このようになっていれば、一番効率のいい熱の伝わり方をしていることになります。ケリーケトルは、すごく効率よくお湯が沸く道具なんです」

●不思議ですね!

「100年前からずっとこの形で、しかも、ケリーケトルを考えたのは漁師さんなんです」

●そうなんですか! 容器の中にファンがあるわけでもないのに、炎が勢いよく回るなんて、すごいですね!

※こうして、燃料として入れた牛乳パックは全て燃え、あっという間にお湯が沸きました。

「では、せっかくお湯を沸かしたので、これで美味しい飲み物を飲みましょう!」

●自分で沸かしたお湯を使って温かいものを飲むって、なんだかすごくいいですね!

「なにか“ご褒美”がないと、つまらないですしね(笑)。今回は“カプチーノ”を飲みましょう。」

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何役にするか!?

※アウトドアやキャンプをする際に欠かせないものとして、ザックがあります。寒川さんのザックの中には、一体何が入っているのでしょうか?

「最近の人にとっては欠かせないスマホを充電するためのソーラーチャージャーが入っています。これを1日外に置いておけば、太陽光で充電されて、スマホ1台分を充電することができます。USBポートも付いていて、ライトの役割も果たします。
 次はロープです。テントを張ったり、洗濯物を干したり、何かを固定したりなど、色々なことに使えるので、結構な数のロープが入っています。
 それと、ガムテープとマジックインキも入っています。この2つは、実際に災害に遭った人たちの体験談を聞いて以来、ザックの中に入れるようになりました。これにも色々な用途があります。破れたところを縫い合わせる道具がなくても、簡単に止めておくことができたり、自分の名前を書いて名札替わりにしたり、自分の持ち物に貼ったりすることができます。ガムテープの色は赤を選びました」

●なぜ赤色なんですか?

「すごく目立っていいなと思ったからです。“ガムテープとマジックインキがないと、相当不便だ”ということもよく聞きますね。
 そして“広口ボトル”という、口の直径が5センチくらいあるボトルが入っています。これはぜひ、アウトドアショップやホームセンターなどで手に入れていただきたい物の1つです。これには1リットルまで測れる目盛りが付いています。透明で、完全に密閉することができるボトルなのですが、これ1つだけで、色々なことができます」

●具体的には、どんなことができるんですか?

「例えば、証書やお金など、大切なものや濡らしたくないものをこの中に入れれば、守ることができます。もちろん、水などを入れてキャップをすれば、ボトルを倒してもこぼれることはありません。また、先ほどケリーケトルでお湯を沸かしましたが、温かいものを広口ボトルに入れて、それをタオルなどで巻けば、ゆたんぽの代わりにもなります。さらに、広口ボトルに水をたくさん入れて、それをヘッドライトで照らします」

●トレッキングやキャンプの時などに使うヘッドライトですね。

「このヘッドライトも重要アイテムの1つですね。これを、水を入れた広口ボトルに照らすと、水の反射によって光が拡散します」

●確かに、広範囲で明るくなっていますね!

「ヘッドライトだと、1人しか使えませんよね。でも、このボトルによって拡散される光を使えば、例えば真っ暗な家の中や、テントの中、停電に遭った時などに、家族など複数人を照らすことができます」

●先ほどからずっと思っていたのですが、アウトドアの道具は、それ1つだけで何役もできる物ばかりなんですね!

「“何役もできる”というよりも、“何役にするか”ということだと思います。ある道具の、他の使い道に気づくことができるかどうかは、その人の経験や知識にかかっていると思います。その道具の説明書には、他の使い道については何も書かれていません。なので、何通りの使い方もできるようなアイデアを、自分の経験から考えることが必要ですね。それが、アウトドアの醍醐味であり、楽しみでもあります」

●広口ボトルの中にも色々入ってますね。

「これは浄水器ですね。ペットボトルにくっ付けることができるので、川の水や、どこかに溜まっている水を浄水して使うことができます」

●スティックのりくらいの大きさですね。

「(川の水などを入れた)ペットボトルをギュッと押し込むと、浄水器を通って浄水された水がペットボトルの外に出てくるという仕組みです。不純物を99.9パーセント除去できる、高性能な物です」

●この浄水器も、アウトドアショップなどで買えるんですか?

「普通に売っていますね。あと(ザックの中には)ライターも入っています。タバコを吸うわけではないですが、これを持っていると、火が必要な時の負担がだいぶ減ります。こういう物も、広口ボトルの中に、濡らしたくない物を入れておくといいですね。
 小型のナイフも入っています。マグネシウムの棒もあるので、ナイフでこれを擦ると火をつけることができます」

●本当に火花が散っていますね!

「ライターが使えない時は、代わりにこれを使います。雨に濡れても3000回ぐらい使うことができるんです。お守り代わりに持っています。また、5リットルの水が入り、吊るせば蛇口やシャワー替わりになる水のタンクも、ザックの中に折りたたんで入れています。
 ガスバーナーも入っています。簡単に組み立てられて、初めての方にも使いやすい物です。一番の特徴は、火力が普通のガスコンロよりも高いということです。風が吹いた場合や、他にも様々なことを想定して作られているからですね。早くお湯が沸くので、結果として、このガスバーナーは長持ちします。
 通常、災害などが起きた場合、ガスの普及には5週間、水道の普及には3週間を要します。そのとき、僕が紹介したこれらのアウトドアグッズが、皆さんが水と火をどのように確保していくかのヒントになれば、と思っています」

※その後も、ザックからは様々な物が出てきて、寒川さんは1つずつ丁寧に説明してくださいました。そして、いよいよザックに入っている道具も残り1つになりました。

●最後はなんでしょうか?

「最後は、チャック式の保存袋です。僕らはこの袋にお米を入れて、袋のままお湯で温めてご飯を作ります」

●保存袋でご飯が炊けるんですか!?

「そうなんです。この袋にお米とお水を入れて温めれば、美味しいご飯ができます。温める際のお水は、川でも海でも大丈夫です」

●普段のアウトドアでは飯ごうで炊いたりしますが、そういう物は必要なく、このビニールの袋で炊けてしまうんですね!

「透明な袋なので、炊けていく様子が見えるから、この袋で炊くと、失敗することがないんです。また、ご飯が炊けたら、僕らは袋の上からご飯を握って、おにぎりにします。それを袋から直接食べてしまえば、お皿が必要なくなります。お箸もいりません。
 このように、様々な角度から考えた場合、使う水の量を格段に減らすことができるんです。普通なら、まず手を洗い、次にお米を研ぎ、さらにはお皿や釜を洗う、ということをしなければいけませんが、この保存袋を使えば、そういった作業が一切必要なくなります。もちろん、別の使い方もできます。チャック式の保存袋なので、密閉することができますが、そうすると他にどんなことができると思いますか?」

●防水や、水を運ぶ際に使える、ということですよね?

「その通りです。この保存袋は、防水パックにもなるんです。なので携帯電話など、濡らしたくない物を入れてもいいですね。また、袋のサイズもたくさんあるので、“魔法のビニール袋だな”といつも思うんです。色々な物をザックから出しましたが、“やっぱりすごいよなぁ”と思いますね。値段も安いですし、“この袋がないと、相当できることが限られてくるな”とも思っています」

●私たちにとっても身近な道具なのに、すごいですね!

「いざという時に、これらの道具が何に使えるのかを考えることが必要になってきます。考えれば、色々な用途が出てくると思いますよ。そのように考えていけば、仮にいつもザックの中に入っているはずの物がなくなっていたとしても、“別の物で補うことができるんじゃないか”と思えるようになってくるんですね。
 その道具を使う目的が分かっていないと、その道具がなくなったときに、人は右往左往してしまいます。そして“あれがない”“これがない”という気持ちがストレスにつながってしまうんです。そうではなく、“何のためにこの道具は必要なのか”というように考えることができれば、“アウトドアって、こんなに道具を多く持っていなくても、もっと楽しむことができるんじゃないかな”と、最近は思っていますね」

※寒川さんのザック(45リットル)の中に入っていた物リスト

・クライミング用ヘルメット
・手ぬぐい
・バンダナ
・ソーラーチャージャー
・薬箱
・牛乳パック4、5枚
・簡単に履けるタイプの靴
・ロープ
・トイレットペーパー
・ガムテープ
・マジックインキ
・LEDのライト
・折りたたみ傘
・スコップ
・携帯トイレ
・水の入ったペットボトル
・ヘッドライト
・水を入れるタンク
・水を入れるバケツ
・防水バッグ
・ガスバーナー
・ガスボンベ
・組み立て式ストーブ
・スタッキングタイプの食器
・シュラフ(寝袋)
・マット
・ハンモック
・テント
・エマージェンシーブランケット
・複数のビニール袋
・チャック式の保存袋
・45リッターのポリ袋
・ホイッスル
・広口ボトル

※広口ボトルの中に入っていた物
・浄水器
・五徳ナイフ
・ホイッスル
・ライター
・小型ナイフ
・スプーンとフォーク

子どもに伝える

※では最後に、“STEP CAMP”のこれからについて、お話をうかがいます。

「“自分の命を守る”ということが最も優先すべきことですが、実は自分の命を守れる人であれば、他の人も助けることができるんですよ。心に余裕がなくなることが、一番怖いことなんです。僕らは普段からアウトドアを“遊び”としてやっていますが、もし何かが起きたら、“人を助けよう”と思うんですね。しかし、そういう気持ちになれるのは、自分の身の安全を確保できるからなんです」

●最初は防災目的で、アウトドアのスキルを学びたいと思っていても、次第にアウトドア自体にハマっていく人もいるんですか?

「そうですね。僕の周りでも、それをきっかけにキャンプを始めたご家族は何組もいらっしゃいます。中には、僕よりもキャンプの場数を踏んでいる人もいますね。僕は、こうした体験が“子どもに伝わっていく”ということが、すごく素敵だと思うんです。“防災のために備える”ということも重要ですが、こういった体験やお話を子どもたちに伝えていくことも大切で、それが今では僕たちの大きな目標になっていますね」

YUKI'S MONOLOGUE 〜ゆきちゃんのひと言〜

 火のおこし方にテントのはり方など、アウトドアのスキルは災害時にも役立つものばかりですが、中でも今回寒川さんに教えて頂いた、一つの道具を何通りにも使う工夫は、災害時には必須のスキルだと強く感じました。
 私も今あるアウトドアグッズでどれ位の使い方が出来るのか、考えてみようと思います。

INFORMATION

新しいキャンプの教科書

 池田書店/本体価格1,200円

 寒川さんは、アウトドアの基本知識を丁寧に解説した、キャンプ初心者向けの入門書『新しいキャンプの教科書』という本を出されています。キャンプのノウハウを災害時に応用するアイデアも掲載されていますので、ぜひ読んでください。

『STEP CAMP』

 寒川さんが提唱する、防災に活かす体験型プログラム・STEP CAMPが、「全国都市緑化よこはまフェア」でも行なわれる予定です。

◎開催日程:3月25日(土)から6月4日(日)
◎詳しい情報:「全国都市緑化よこはまフェア」のホームページ

 そのほか、寒川さんの活動について、詳しくは『STEP CAMP』のオフィシャルサイトをご覧ください。

今週のオンエア・ソング

オープニング・テーマ曲
「(MEET) THE FLINTSTONES / THE B-52's」

M1. FOLLOW ME / UNCLE KRACKER

M2. IT DON'T MATTER / DONAVON FRANKENREITER

M3. OH DEAR / MATT COSTA

M4. Take it slow(希望の灯 ver) / GAKU―MC

M5. CAPTAIN KIRK / BOB SCHNEIDER

M6. 未来へ / ナオト・インティライミ

エンディング・テーマ曲
「THE WHALE / ELECTRIC LIGHT ORCHESTRA」