2017年6月10日

海、里、山のつながりを体感!
〜環境スポーツイベント「SEA TO SUMMIT 2017」
皆生・大山大会 取材レポート!

 今週のベイエフエム/NEC presents ザ・フリントストーンは、鳥取県の皆生(かいけ)・大山(だいせん)で開催された、環境スポーツイベント「SEA TO SUMMIT」の取材レポートをお送りします!

 「SEA TO SUMMIT」は、2009年に皆生・大山で初めて開催され、今回で9回目を迎えます。ほかの地域でも行なわれていて、今年は全国12ヶ所で開催、徐々に開催場所も増えています。
 そんなSEA TO SUMMITは、その名前の通り、海から山の頂上を目指すイベントなんですが、海はカヤック、里は自転車、そして山は登山と、その移動手段は全て人力。総距離35キロを制覇した時、参加者はどんなことを感じるのでしょうか。

海から山を見る!

※カヤック、自転車、登山の3種目をつないでレースをするので、トライアスロンに近いイメージですが、この大会は順位を競うよりも、もっと大きな目的があるんです。
 まずはSEA TO SUMMITの発案者であるモンベルの会長、辰野勇さんにお話をうかがいました。

辰野さん「SEA TO SUMMITとは、海(SEA)から山の頂上(SUMMIT)までを、人力だけで進みながら自然を体感するというイベントです」

●なぜこのようなイベントをしようと思ったのですか?

辰野さん「僕は若い頃からよく大山に登っていました。またアイガー北壁を目指していた時には、大山はトレーニング場所としてすごくよかったんです。そんな大山の頂上に登ると、眼下に日本海が見えるんですね。その時、“海から山の頂上まで、人力だけで登れたらいいなぁ”と、単純に思ったのがそもそもの発想ですね」

※鳥取県・皆生の美しい弓ヶ浜に注ぐ、日野川の河口がスタート地点。海のステージは、シーカヤックで8キロを漕ぎます。次は里のステージ。自転車に乗り換え、23.5キロを走破して、大山の登山口を目指します。そんなSEA TO SUMMIT皆生・大山大会の2日目は絶好のレース日和となりました。

(*日野川の河口、スタート地点での開会式で参加者のみなさんに向けて)

進行役「おはようございます! 6時45分となりました。選手のみなさま、お集まりください。これより大会スタートとなります。皆生・大山大会の実行委員長、辰野勇よりご挨拶いたします」

辰野さん「おはようございます! YOU READY! きょうはべた凪、こんな海も珍しいですよね。ほんとに(皆生の海が)みなさんをWELCOMEしてると思うんですけど、ぜひ、海から大山を見てください。その景色を目に焼き付けて、そして大山の頂上からまた、今度はその景色を見下ろす。これこそまさに、SEA TO SUMMITの醍醐味です。ぜひ楽しんでいただきたいと思います。無事にケガなく帰ってこられることを祈念いたします。それでは、頑張っていきましょう!!」

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※こうして、およそ180人が参加した皆生・大山大会がスタートしました。そして、今大会ではなんと、以前番組に出演してくださったアウトドアライターの森山伸也さんと再会したんです! 今回はチームBE-PALとして参加、それもひとりで頂上を目指すシングル部門で出場されていたので、我々取材班は追っかけ取材することにしました。

●絶好のレース日和ですね!

森山さん「コンディションもバッチリです!」

●何か作戦や意気込みを一言!

森山さん「僕は(海のステージは)SUP(サップ)なので、出遅れると思います。なので、バイク(自転車)で巻き返します!」

●その巻き返しぶりを、私たち取材スタッフも注目させていただきます(笑)! 頑張ってください!

森山さん「はい、頑張ります!」


チームBE-PALとして参加した
アウトドアライターの森山伸也さんと再会!

※今大会の会場でもある大山町の町長、竹口大紀(たけぐち・ひろのり)さんも、辰野さんと一緒にカヤックで出場するということなので、おふたりにもお話をうかがいました。

●今回は辰野さんと大山町長の竹口さん、おふたりで挑戦するんですね!?

辰野さん「“上から見ているだけじゃダメでしょ!(笑)SEA TO SUMMITの頂上を自治区に持つ大山町長なのだから、大山町長ご自身が参加しないと!”と思って、誘いました。彼は非常に若いんですよ!」

竹口さん「現在、35歳です」

辰野さん「僕との年齢差は、35歳! 僕は町長の倍、生きてるんだ〜(苦笑)!」

一同「(笑)」

竹口さん「参加者と一緒になって実際に体験することで、SEA TO SUMMITの良さを、大山圏域だけでなく全国に、しっかりと広めていきたいなと思っております」

●町長はカヌーやカヤックの経験がないとお聞きしていますが、不安などはないですか?

竹口さん「不安はないです! 今日がスタートだと思って、これからカヌー人生を始めていきたいなと思っております」

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※こうしてみなさん、べた凪の海にカヤックやサップで漕ぎだしました。そして、帰りをしばらく待っていると、森山さんの姿が見えてきました。

●日野川の河口に、森山さんがサップで帰ってきました! 少し疲れている様子も見られますが、大丈夫でしょうか? 森山さ〜ん!

※取材班は森山さんのもとに駆け寄って・・・。

●速かったですね!

森山さん「意外と早く帰ってこれましたね(笑)。風も波もなくてよかったです」

●サップで2位でしたよ!

森山さん「僕の前に誰かいました!? ちくしょうっ(笑)。でも、海から見る大山は素晴らしかったですね! 海抜ゼロメートルから見る大山は!」

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※そして、辰野会長と竹口町長も帰ってきました。カヤック8キロの旅はどうだったんでしょうか?

辰野さん「いやもう、さいっこ〜! やっぱり毎回思うけど、大山は海から見たほうがいいよ!」

竹口さん「綺麗な大山が見られました! 朝日も綺麗でしたね。普段見ている大山とは違って、海からの眺めはまた違った景色でした」

辰野さん「(町長の漕ぎ方は)最初はぎこちなかったですが、最後はもうプロでしたよ!」

竹口さん「最高の指導者と一緒に漕ぎましたので! 来年のフル出場に向けて練習していきたいと思っています!」

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一木一石運動で、緑化に!

※大会の開催日は、本当にお天気が良くて、参加したみなさんは「海から大山がよく見えて素晴らしかった!」と口々におっしゃっていました。新緑に包まれた大山は、ほんとに美しい山でした。そんな大山は標高1,709メートルの山なんですが、どんな特徴があるのでしょうか。
 鳥取県立・大山自然歴史館の館長、矢田貝繁明(やたがい・しげあき)さんにお聞きしました。

矢田貝さん「大山は、中国地方では一番高い山ですが、日本の中ではそれほど高い山ではありません。しかし、大山の中には色々な環境があり、そこでは様々な動植物を見ることができます。特に大山では、西日本では少ない“ブナ林”が非常にたくさんあります。これは、大山が信仰の山であったという歴史的な要因や、人々が生活していた場所から非常に離れていたという、地理的な要因などにより、伐採されることがなかったためです」

●矢田貝館長が一番好きな季節はありますか?

矢田貝さん「7月から8月の間は、いろんな珍しい花が咲きますし、標高の高い場所に登るとお花畑も見られるので、その時期が好きですね」

●大山では山の保護活動が行なわれていますが、そのひとつ“一木一石(いちぼくいっせき)運動”とは、どういったものなのでしょうか?

矢田貝さん「昭和40年代から50年代の間にかけて、たくさんの人が大山に登っていました。そのために山頂部が踏み荒らされて、植生がなくなってしまいました。そうして裸地化した山に雨が降ると、土砂が流れたりして侵食されていってしまいます。そこで昭和50年代の後半以降、官民が一体になって行なうようになった運動が、“一木一石運動”です。これは、山に登る人に石をひとつ持って登ってもらう、あるいは苗木やムシロなどの資材を持って登ってもらうことで、山頂の緑化を図るという運動です。30年経過した現在でもこの運動は続いており、大山の山頂部には緑が蘇ってきています」

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※今回のSEA TO SUMMITでも自転車から登山の中継地点、大山国立公園駐車場(博労座)で、選手ひとりひとりに「石」を手渡ししていました。その石を配っていた「大山の頂上を保護する会」の三原勝弘(みはら・かつひろ)さんにお話をうかがいました。

●この石は、どこにあった石なんですか?

三原さん「この石は大山の中腹にある“南光河原(なんこうがわら)”から採取した石です。植物にしても石にしても、下から持ってあがったものではなく、もともと頂上周辺に植生している、もしくは、あった土砂が流れ落ちたものを、もとあった場所に戻すというのが一木一石運動の趣旨です」

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※ここから大会のレポートに戻ります。
カヤックのあとは里のステージ、自転車で大山の登山口を目指します。

BE-PALチームとして参加したアウトドアライターの森山伸也さんを追跡するために、取材班は車で大山国立公園駐車場に向かいました。その途中、ヒルクライムで必死にペダルを踏んでいる森山さんを見つけました!

●今、ちょうど気持ちいい森の中に入ったんですが、前方で自転車を漕いでいるのは森山さんですね! 調子はどうですか?

森山さん「いや〜、気持ちいいです! 新緑が綺麗で最高ですね!」

●本当に綺麗ですよね! 疲れていないですか?

森山さん「・・・まだいけます(笑)!」

まさに、新しい形!?

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※SEA TO SUMMITのもうひとつの特徴は、レース前日に環境をテーマにしたシンポジウムを行なうこと。今回のシンポジウムでは、広島県にある「芸北(げいほく)高原の自然館」の主任学芸員、白川勝信(しらかわ・かつのぶ)さんが招かれ、基調講演が行なわれました。講演のテーマは「里山を活かして守る、新しい仕組み」。どんな取り組みなのか、講演を終えた白川さんに改めてお聞きしました。

白川さん「今、日本中の森は徐々に衰退している状況なので、“どうやったらよい森を作ることができるか”という活動が行なわれています。芸北の場合は、小学生や地域の人が一体となった取り組みを作り上げてきました。
 “里山の保全”というと、ボランティアで山の木を切ったりすることが多いですが、私たちはそれをボランティアとしてではなく、山の持ち主自身に山の木を持ってきていただき、その木に対してお金を支払う、ということをやり始めました。支払うお金は、通常のお金(日本円)ではなく、“地域通貨”という方法を取っています。
 この方法により、山の持ち主は地域通貨を使って地域で買い物をすることができる、というメリットが生まれます。また、地域で買い物をするため、これは地域の商店にとってもメリットとなります。集まった木は処分するのではなく、薪に加工して、薪ストーブを使っている人やピザ屋さんに販売しています」

●どのくらいの値段で木を買って、薪はいくらで売っているんですか?

白川さん「薪に加工できる木としては、私たちの場所だとコナラという、どんぐりの仲間の木があるんですが、それだと1トンあたり6000円で買い入れます。軽トラック1台で330キロまで積めるので、3台分になりますね。木の値段が低いことは問題だと思いますが、それでも比較的いい値段だということで、木を持ってきてくださいます。そして、集まった1トンの木を加工すると、それは40000円の価値になるんですよ! 木をそのままにしておくと、里山は悪い状況になってしまいますが、それを一手間かけて加工することで、これだけの価値が生まれるということですね。
 また、エネルギーというと、電力を考える人が多いと思うんですが、木を使って電気をつくる際に失われるエネルギーはすごく多いんです。なので、木そのものをエネルギーと考えて、暖房などに使うことで、大きな価値となります。
 この活動は、社会の仕組みの中に“木を使う”ということを組み込まないと里山は守られない、という考え方から始まっています。“人々の文化や生活が守られて、その結果、自然も守られる”という形が理想かなと思っています」

※そんな白川さんは、環境スポーツイベント「SEA TO SUMMIT」をどんな風にとらえているんでしょうか。

白川さん「すごいイベントだなと思いました! よく、“企業が環境活動に取り組む”というと、ボランティア団体と一緒になってやることが多いと思います。しかし、このイベントにはまだ環境に興味のない、自転車やカヤックが好きで参加している人もたくさんいらっしゃると思うんですね。そういう、今までは環境に目を向けていなかった人たちに対して、プログラムの中にきちんと、環境について考えていただく時間を組み込んでいるというのは、“本当に(環境活動の)新しい形が見えているな”と思いました」


レースにも出場した白川勝信さん(左)と
チーム・ノンデル(Team nont-dell)の会長、奥村耕一さんと記念写真

競わず、自分のペースで自然を楽しむ!

※さて、海から里、そして山と続いたレースも、無事に閉会式と表彰式を迎えることができました。参加者の方は今回のレースを通して、どんなことを感じたのでしょうか?

 取材班はなんと、千葉県柏市から参加された、bayfmのリスナーでいらっしゃる高沢善広さんにお話をうかがうことができました!

●鳥取県で開かれているこのイベントで、千葉県の人に会えたのが嬉しくて、つい声をかけてしまいました(笑)!

高沢さん「私も、bayfmと聞いて嬉しくなりました!」

●SEA TO SUMMITには何回参加されているんですか?

高沢さん「5回目になります」

●そんなに参加されているんですね! それほど参加したくなってしまう、このイベントの魅力は何ですか?

高沢さん「“大会”とはいっても、競技として走っている人はほんの一握りで、だいたいの参加者は和気あいあいと楽しみながらレースをしている感じなので、それが非常にいいですね」

※また、大会参加者の中に、ものすごく目立っているチームがいたんです。その名も「チーム・ノンデル(Team nont-dell)」。地元鳥取の奥村耕一さんが会長で、先ほどご登場いただいた白川さんもメンバー。今大会には総勢16名ほどで参加されていました。そんなチーム・ノンデルのメンバーのひとり、野口敦子さんにお話をうかがいました。

野口さん「色々とスポーツはやっているんですが、SEA TO SUMMITは“競争ではない”というところが、私にとっては一番いいところかなと思っています。自然を感じながらカヤックを漕いで、バイクで山の麓まで行って、山を歩いて登って、自分たちが移動してきたところを山の頂上から眺める。そうすることで、自然が循環しているということや、その場所ごとの自然を感じることができるのがいいですね。これは競争ではないので、そういったことを自分のペースで楽しめるところが自分に向いているな、と思って参加するようになりました。
 また、チーム・ノンデルは、職業や住んでいる場所なども全然違う、いろんな年代の人たちが大会の時に集まって、みんなで一緒に楽しみつつ、協力しながらレースできるのが楽しいです」

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※そして、チームBE-PALとして出場した、アウトドアライターの森山伸也さんは、シングル部門でなんと第3位に輝いたんです!

森山さん「僕もびっくりしました。疲れましたけど、でも楽しかったですね! サップで海を漕ぎ、自転車で里を走り、山をハイクしたわけですが、1日で鳥取の自然を丸ごと楽しんだ感じがしていて、非常に満足度が高いです(笑)!」

●森山さんは普段、山を歩いたり海で釣りをしたりといろいろされていますが、一度に海から山まで楽しむのは、また違った魅力を感じますか?

森山さん「3種目を1日で行なうというのは、こういう機会がないと味わえないので、今回初めてやってみたんですが、自然はつながっているんだなということが実感できましたね。海や川、里や山がすべてつながっているということが体で感じられて、すごくよかったです。貴重な経験になりました!」

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※それでは最後に、この大会の実行委員長、辰野さんにご登場いただきましょう。皆生・大山大会は来年、記念すべき大会になりそうなんです。

辰野さん「来年でちょうどSEA TO SUMMITが10周年なんですね。そして、これは本当に偶然なんですが、来年は大山寺というお寺が開山して1300年になるんですよ。なので、大山寺にとってもSEA TO SUMMITにとっても、来年は節目の年になるんです。そしてさらに、来年はこの大山で、山の日の全国大会をやることになったんですね。来年は3つも素晴らしいイベントが重なってくれるんで、この機会にぜひ地元をあげて盛り上げていきたいなと思っています。
 ちょうどSEA TO SUMMITが5周年の時にやったことがあるんですが、“SEA TO SUMMIT SUMMIT”というのを来年の10周年にやろうと思っています。来年は会場が15箇所ぐらいになると思うんですけど、各イベント会場を持っている行政の首長さんをお呼びして、“SEA TO SUMMITを中心に集まるサミット”を大山でやろうと考えています。このイベントは環境がテーマなので、来年はエコツーリズムについて考えていければな、と思っています。エコとは“環境保全”を意味し、ツーリズムとは“利活用する”ということなんですが、この保全と利活用のバランスを考えることをテーマに出来ればいいな、と個人的には考えています」

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※過去のSEA TO SUMMIT取材レポートもご覧下さい

YUKI'S MONOLOGUE 〜ゆきちゃんのひと言〜

 SEA TO SUMMITは、私自身は今回3回目の取材でしたが、「海で発生した水蒸気が、雨や雪となって山に降り、やがて川となって森や里を潤しながら、再び海へと還ってゆく」、そんな自然の循環を体感できる、素晴らしいイベントだと改めて感じました。


大山をバックに参加者全員で記念写真!

INFORMATION

SEA TO SUMMIT連絡協議会

 今回の皆生・大山大会の結果や写真、そして今後開催されるSEA TO SUMMITについて、詳しくは「SEA TO SUMMIT連絡協議会」のオフィシャルサイトをご覧ください。

 また、7月開催の「新潟の佐渡大会」「新潟・長野の妙高・野尻湖大会」は現在エントリーの受付中です。ぜひご参加ください。

大山開山1300年祭

 大山開山1300年祭についてはオフィシャルサイトがあります。大山の歴史や伝統などが詳しく掲載されていますので、ぜひご覧ください。

大山自然歴史館

 矢田貝繁明(やたがい・しげあき)さんが館長を務めていらっしゃる、大山自然歴史館については、ぜひオフィシャルサイトをご覧ください。

芸北 高原の自然館

 白川勝信(しらかわ・かつのぶ)さんが勤務されている、芸北 高原の自然館については、ぜひオフィシャルサイトをご覧ください。

今週のオンエア・ソング

オープニング・テーマ曲
「(MEET) THE FLINTSTONES / THE B-52's」

M1. RIDE ON TIME / 山下達郎

M2. FREEFLOATING / GARY CLARK

M3. サイクリングに行こう / 村田和人

M4. 子供たちの未来へ / ケツメイシ

M5. GOOD IS GOOD / SHERYL CROW

M6. FUN DAY / STEVIE WONDER

エンディング・テーマ曲
「THE WHALE / ELECTRIC LIGHT ORCHESTRA」