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2005. 1/10〜1/13 ゲストトーク(概略)
● 都会での夕陽の楽しみ方
 東京、千葉で考えると、夕陽を見るには今が一番いい季節かな。富士山が見
える所、「富士見町」や「富士見ヶ丘」とか、昔からそう言う名前がついてい
る所からはほとんど見えるんですよね。要するに西だからね。富士山近辺に沈
む夕陽を、みんな見るわけです。関東地方はね。
油井昌由樹さん
 千葉はすごくラッキーで、俺も大好きだけど、千葉の西海岸ね、東京湾に面
した所がいい。マザー牧場なんかはよく行くよね。素晴らしい夕陽です。海岸
沿いなら内側はぜんぶ君津までずっといいですよ。どの海岸も。東京も、(夕
陽を見るなら)西を向いていて上の方へ上がればいいわけで、高層ビルに登る
機会があったら行くといいです。まず高層ビルの途中の良いところで西側で一
回夕陽を眺めるんですよ。そこで夕陽を最後まで見切る。
Profile
夕陽評論家。
大学卒業後、世界一周旅行に旅立つも、世界のアウトドアライフに魅せられ、多くのアウトドアグッズを日本に持ち帰る。
72年、輸入会社「SPORTS TRAIN」をオープン。アウトドアの先駆的存在。
また雑誌等の企画、編集、執筆の他、俳優としても活躍。「サンセットの旅人」など著書も多数。
油井さんの情報はこちら
 スカイラインに夕陽が沈むまでね。「あ、沈んだな」と思ったら、すぐエレ
ベーターに乗ってさらに上へ上がる。また出てるから、夕陽が(笑)。これ、
俺が発見したコツね。2回見られるんだよ。夕陽が最後に沈むところが。東京
のエレベーターは高速エレベーターだから(移動が早い)、完璧に見れるよね。
● 日本という国が存在する奇蹟
 日本は良い国です。こんなに素敵な国はないです。日本列島みたいに恵まれ
た場所は世界中どこにもない。ここにあること自体が奇跡的な感じだよね。北
半球でこんなに四季のある、こんなに潤った国はない、ほとんど砂漠だよ、日
本の緯度だと。日本海というすてきな湖のような豊富な魚がいっぱいいるよう
なものを持っていて、しかもユーラシア大陸の端っこで、ここから先は絶海の
大平洋で、あらゆるものの文化、全て含めて日本にみんなたまってくる。
 それを咀嚼するというのはこの国の有り様、ここにあるからだよ。ここに生
まれて、暮らすということ、この状況を自分の中にためて、情緒というものを
掴んでいるのは日本人だけです。日本に暮らす人たちだけです。本当にすごい
と思う。このことを世界に発信していかないと。ちゃんと見極めて、もっと余
裕を持って、本当にここにいることが素敵なんだと。
 夕陽の一番すごいのを知っているのはやはり東京なのね。俺はいつも見てる
から。毎日見てる所のすごいやつと言うのは、説得力があるじゃない。他の所
の夕陽を見に行ってすごくても、昨日はどうだったか分からないし、他の季節
はどうかもわからない。地元のやつがすごいと言うならわかるけどね。俺は西
麻布だから、ここでもそうなんだ!というものは大事にしていきたいですよね。