雑魚党・多田実さんを迎えて
   1.WILD ONE
FAITH HILL
 環境問題や自然をテーマに活動しているルポライター、多田実さん。これまでの人生はまさに「ワイルド・ワン」なもの。まさにBORN TO BE WILDともいえる、野生と共生する人生、これからの活動も楽しみです。番組のオープニング・ナンバーはそんな多田さんのテーマ曲とも言えそうな、フェイス・ヒルのカントリー時代の佳曲です。
   2.WATCHING THE RIVER RUN
LOGGINS & MESSINA
 せっかく行った四万十川が濁流の川だった、という経験がルポ『四万十川、歩いて下る』になったという多田さん。川の流れを見つめながら、色々なことを思ったんだと思います。この曲はロギンス&メッシーナの初期の名曲であります。
   3.OLD DAYS
CHICAGO
 天狗や河童の存在を信じられていた時代。多田さんはそんな時代のことを宝といいます。確かに人々が謙虚に生きていた時代、宝もののようなものでした。
   4.DO YOU SLEEP?
LISA LOEB & NINE STORIES
 ほ乳類の冬眠には色々なパワーが隠されていました。もしかすると、この冬眠のメカニズムが我々人類にとっても福音となる日が来るかもしれませんね。
   5.MOVIES
MIAMI SOUNDMACHINE
 油井さんの師匠、黒沢明監督の作品が現在続々とDVD化されています。過去の名作に触れるチャンス。この機会にあなたもお気に入りの一作を見つけてみて下さい。
   6.FATHER TO SON
PHIL COLLINS
 多田さんの原体験は父親から3歳の時に習ったガサガサだったといいます。今、世のお父さんと子供たちが自然の中で触れあえる環境が減っているのは事実。もっと自然体験を通して父から息子へ、伝統が受け継がれてもいいと思います。
   7.PEACEFUL WORLD
JOHN MELLENCAMP
 雑魚党が狙っているのは、究極のピースフル・ワールドであるということが、今夜のお話でよくわかりました。この曲は例の9.11の時に、テーマ曲のように盛んにオンエアされていた曲で、フリントの願望でもあります。