写真家HABUさんを迎えて
   1.SUNNY SKIES
          JAMES TAYLOR
 本日のオープニングはJTことジェイムス・テイラーの心温まる軽いタッチの曲です。空の写真ということで最初に頭に浮かんだのがこの曲でした。春に3日の晴れ間なし、ともいい不安定な気候ですが、なんか春というと穏やかな青い空というイメージがありますので、まずは晴れた空の歌からいってみようと思い選曲しました。なんと1970年といいますから、もう30年以上前の古典的名作アルバム『スウィート・ベイビー・ジェイムス』の中の一曲です。
   2. YOUR IMAGINATION
          BRIAN WILSON
 この曲、フリントストーンではお馴染さんです。ビーチ・ボーイズのビッグ・ブラザー、ブライアンの1998年の復活記念アルバム『イマジネーション』の主題曲です。写真というものは写真家の心を写すものと言いますが、それは見る側にとっても同じ。こちらのコンディションによって、同じ写真も見え方は変わるもの。
   3.BOTH SIDES NOW
             ROGER SAINT-DENIS
 「自然が自分の中でエンターテイメントになるのを待つ」さすがにいいこと言いますねぇ。まさに自然の中のエンターテイメントを封じ込めて我々に提供してくれているのがSOLITUDESというカナダのレコード会社。本当にこだわってネイチャー・レコーディングを続けています。(過去のお言葉参照)。その中でも好きなのが、ポップスを軽めにカバーして自然音をミックスした作品『ハート・オブ・サマー』です。この曲は御存知、ジョニ・ミッチェルの名曲のカバーです。
   4.ANIMAL INSTINCT
           THE CRANBERRIES
 動物にウソをついてはいけない、という油井さんの言葉を聞きながら、エイプリル・フールの意味合いを考えさせられてしまいました。この曲は動物の本能を歌った曲で、1999年のアルバム『ベリー・ザ・ハチェット』からヒットしたシングル曲です。
   5. 空よ
                 陣内大蔵
 読んで字のごとし。何もギミックはありません。思いきり空の感じ、つかんで下さい。
   6. NATURE'S WAY
          CHRISTPHER CROSS
 空は誰の頭の上にもある手付かずの大自然。まさにおっしゃる通りです。大自然だからこそ、ダイナミックにいろいろな表情を見せてくれるんでしょう。何気ないいたずらのように見える場面や、ささいな一瞬に自然がくれるプレゼントを感じることがありますよね。この曲はクリストファー・クロスが1994年に発表したアルバム『ウィンドウ』の中の一曲。
   7.君がいるから
               杉真理  
 この曲、実はHABUさんが深くかかわっている曲なんです。HABUさんと杉さんは大学の同級生で、仲間といえる関係。HABUさんの娘さんが生まれた時、新生児室にいるHABUさんの赤ちゃんを見てインスパイアーされて杉さんが作ったという曲なんです。HABUさんの写真からも杉さんはインスパイアーされたと言っており、HABUさんがいたからこそ生まれた曲とも言えるんです。2001年のアルバム『ポップ・ミュージック』に収録されています。