街角のエコロジスト・三島次郎先生登場
   1.A NIGHT TO REMEMBER
SHALAMER
 いつもは、どちらかといえばアメリカンな選曲で、しかもウェスト・コースト路線のロック/ポップスが多いのですが、今週はちょっと考えるところあって、全編R&B調でまとめてみました。その象徴として今回オープニング曲に選んだのが、シャラマーです。何だかこれからソウル・トレインが始まるような感覚で、ちょっと不思議。
   2.FLOWER
JODY WATLEY
 レンゲの花が「肥料を作る植物」だったなんて、新鮮な驚き。昔からの風景には、どこかに必ず「理由」があるんだと思い知りました。そこで、曲はベタな感じではありますが、花の曲、ということです。
   3.MAKE IT REAL
THE JETS
 現代社会にはあまりにも偽物が多い。しかも命あるものの偽物も氾濫しています。その最たるものがタマゴッチかもしれません。子供の頃から命あるものに接するということがどんなに大切なことか、今まであまり考えていなかったような気もします。もっとものごとリアルに考えなければ・・・。
   4.EASY
COMMODORES
 おばぁチャンの知恵袋的なものの中には迷信にも近いものもあるかもしれませんが、その殆どは科学的にも根拠のあるもののようです。身近にあるものを手軽に使って、昔の人々は暮らしや健康維持に役立てていたんですね。それこそ地球に暮らす知恵だと思います。
   5.IT'S OKAY
DES'REE
 3週連続で油井さんのコラムは入院話がマクラになってますが、それにしても毎回のことながら超のつくオプティミスティック・パースン、油井さん。油井さんのお話にある通り、それぞれの環境や境遇を楽しむことを良しとしていれば、人間の深みも出てくるのかも。
   6.OPPOSITES ATTRACT
PAULA ABDUL
 三島先生の本の中には対極的な言葉がいくつか登場します。曰く「自然という名の不自然」「不安定の安定」。何事も人間の側からしか見ていなければ、その本質を見失うことになりそう。広い視野で自然を眺めることが必要だと痛感しました。
   7.TOGETHER WE ARE BEAUTIFUL
FERN KINNEY
 「僕らはみんな生きている」という歌がありました。ミミズだって、オケラだって、アメンボウだって(あってるかな?)みんなが等しく生きている世界、それこそ美しいのではないかと思う次第。虫だけがいない世の中なんかあり得るはずもなく、色々いるからこそ素晴らしい、それこそ生物の多様性だと、ひとり納得する次第でありました。