2006年7月9日

かざまりんぺいさんとサバイバル術実践!

今週のベイエフエム/ザ・フリントストーンのゲストはかざまりんぺいさんです。
かざまりんぺいさんと挑戦者3人

 アウトドアでの知識や経験が豊富な「アソベンチャー・クラブ日本」の代表「かざま・りんぺい」さんを講師に迎え、番組スタッフが災害時にも役立つ「サバイバル技術」に挑戦、その技を競います。

災害時、最初に必要な「火起こし」

●現在、私達ザ・フリントストーンは東京都中央区の築地川公園デイキャンプ場に来ています。今日は、夏休みに親子で楽しみながら防災のことを考えよう、そして実際にやってみようというのをフリント家で行なおうと思いまして、こちらに来ているわけなんですけど、以前、私達もやって失敗あり、成功ありのまあまあの結果で終わったので、今回は改めて先生をお迎えしております。アソベンチャー・クラブ日本の代表、かざまりんぺいさんです。ご無沙汰しております。

かざまさん「ご無沙汰です。どうも」

『新・冒険手帳』

●前回もかざまさんのご本に沿ってウチのスタッフがやったんですけど、かざまさんが言うとおりの失敗も多々ありましたので、今日は一緒に見ていただきながら、やっていただこうと思っております。かざまさんの最新のご本『新・冒険手帳』に沿ってやっていきたいと思います。この本は以前、ザ・フリントストーンでも紹介しているので、すでにお家にある方も多いと思うんですが、ボーイスカウト日本連盟の推薦も受けたそうですね。

かざまさん「ええ。おかげさまですぐに重版がかかりまして、そしたら連盟の方から推薦していただきました」

●この冒険手帳そのものっていうのも、以前あったものをリニューアルしたものなんですよね?

かざまさん「そうです。30年前に谷口尚規さんという方と、石川球太さんという方が作られた歴史的名著がありました。その同じ出版社の方が『新しい本を作ろうじゃないか』っていうことで、前にご紹介していただいた『大冒険術』を書いたということで指名されまして、書き始めたものです。今回は、都市の災害対策を多く入れて、リニューアルしたという本です」

●このご本を見ながらやると、楽しみながらサバイバル術を学べるということで、今日はフリント家の若者達、ヨシオ、ヨシコ、ダメオの3人を取り揃えましたので(笑)、この連中に今日は色々とチャレンジしてもらおうと思います。かざまさんも厳しくご指導をお願い致します!

築地川公園デイキャンプ場で収録しました。
築地川公園デイキャンプ場で収録

かざまさん「分かりました!」

●みんなもお願いして、ホラ!

ヨシオ & ヨシコ & ダメオ「よろしくお願いします!」

かざまさん「今日は厳しいよ!(笑)」

●声に元気がないんですが、このあと、みんなで頑張っていくぞ!

ヨシオ & ヨシコ & ダメオ「オー!」

★        ★        ★

●「サバイバル術実践編」ということで、一番必要なものっていうのは火と水ですよね。

かざまさん「そうです」

●火と水どちらからいきますか?

かざまさん「本当言うと、両方一緒にっていうのが一番なんですけど、とにかく火が起こせないと、これから作る、ろ過した水を滅菌、消毒できないんですよ。煮沸すれば消毒できますから、そのためにも火がなきゃ出来ないわけですよ。ですから、火も起こせなきゃならないし、水も確保できなきゃならないっていう両方が同時にできなければならないんですね。でも、普段なかなか火を起こすことってないですよね。『スイッチ、パッ!』でしょ?」

●そうですよね。

かざまさん「火をおこす術っていうのはなかなか難しいので、例えば、弓斬り式とか、摩擦熱で起こすやり方とかありますよね。でも、実を言うと火はなかなか起きないんですね」

火を起こす、かざまりんぺいさん

 火を起こす方法はいくつかあります。代表的なものは、布で作った消し炭と麻ひもをバラバラにほぐしたものに、虫眼鏡などで太陽光を集めて火をつけるやり方。他にも木と木をこすり合わせて火をつける弓斬り式などもあります。でも、雨が降ったり風が強かったりの悪天候時にはなかなか火がつかないということもあります。そこでかざまさんもオススメなのがマッチ。最近、マッチで火がつけられない子供達が増えているんだそうです。火がついた途端に怖がって手を離してしまったり、強くこすりすぎてマッチを折ってしまったり。だからキャンプなどでも、危ないから火をつけるのはお父さんの役目ということではなく、日頃からお子さんに火のつけ方を教えるということが重要なのではないでしょうか。かざまさんの『新・冒険手帳』では、マッチと新聞紙をビニール袋などでしっかり防水して、災害時の備えにしておくことを勧めています。もちろん、火のつけ方も色々と載っていますので、お子さんと一緒に遊びながらたき火をしてみるのもいいかもしれませんね。

かざまさん「災害時ですと、例えば一軒家にお住みの場合は、残酷な言い方になるんだけど、家が傾いてどうしようもなくなったら、家の中にあるもの、あるいは家自体の木材を薪にできるかどうかっていうのがひとつの判断かな。なかなか難しいですけどね」

●それは持ち主としてもかなりの勇気が要りますね。

かざまさん「そうですね。でも、もし、救助も来ないし何もないっていう状態に自分が置かれたら、それも覚悟しないといけないと思うんですね。例えば、マンションにお住まいで真ん中に公園がある。でも、そこの公園に救助が来ない。みんなの中でとにかく火を起こさなきゃならない。ドラム缶があったり、下手をすればバーベキュー・セットがある。でも、炭もない何もないという状態だったら、自分達の中で壊れた家財とか、いろいろなものでなるべく燃えやすいものがあったら燃やす。もし、それでも色々なことがあったら、例えばこのような新聞紙を丸めて両先端をガムテープで留めただけのものがあるんですが、しっかり巻いてあげると、薪になるんですよね」

●よく、小さい子がチャンバラごっこに使うような感じの(笑)。

かざまさん「そうです。バットにしたりね。これは、しっかり火がついた状態でこれを置いてあげれば、もっと火がつきます。ガムテープって意外と火がつきやすいんですよ。そういうのを使って火をおこして、とにかく生活に使えるだけの大きな炎にして欲しいんですね。その時のコツなんだけど、必ずかまどを作ること。で、かまどはブロックでもいいんですよ。キャンプをやっている人だったらバーベキュー・グリルがあるじゃないですか。それでもいいので、とにかくかまどを作ってあげる。それには2つの理由があるんです。ひとつは風除けになるんですね。ですから、風をよけてあげればうまく火がつく。もうひとつはかまどの上に物を載せることができる。なべとかお釜とか色々載せられるので、次の調理とかいろいろなものが出来るという利点がありますよね。だから、とにかくかまどをしっかり作ってあげる」

●じゃあ、3人にはこれから火を作る練習を初心に戻って、マッチから始めてもらおうと思います。

ペットボトルで浄水器を作る!

●さぁ、女心のように変わりやすいお天気。雨が降ってきてしまいました。

かざまさん「そうですね。降ってきちゃいましたね」

●タ−プを立てておいたので、ピシャピシャ音が聞こえていると思うんですけど、火に続いて必要なのは水ですね?

かざまさん「そうですね。災害時の雨って実はラッキーなんですよ。簡単に言うと、とてつもない大災害になっちゃったとき、電気、水道、ガスっていうライフラインが止まってしまったときに、東京とか横浜とか千葉に給水車が来る時間が定かじゃなかったり、給水車自体が来るかも分からないっていうこともありえますよね。そういったときに、雨水をうまく利用できれば一番いいんですよね。あとは、お風呂の水。エイミーさんのお家のお風呂はどのぐらいの容量ですか?」

●ウチは50リットルの洗濯機を3回分くらい残り湯でできるので、目いっぱい入っていて150リットルちょっとかなという感じです。

かざまさん「多くのお宅が150リットルから200リットルくらいだと思うんですね。で、人が最低、一日生命を維持するのに必要な水の量は2リットルなんですね。それくらいは必ず体に入れなくちゃいけないんですね。そうすると、単純に4人家族だったとしましょう。1人2リットルで4人家族ですから8リットル必要。エイミーさんのお家で生命維持だけを考えると、何日間持ちますか?」

●丸二週間くらいは軽くいけちゃいますね。

ペットボトルを利用した浄水器

かざまさん「軽くいけますよね。それなら、その水を利用しない手はないですよね。それと、今、降っている雨水。雨水をどう集めるか。ただ集めても、それをきれいにしなくちゃいけない。お風呂でも入ったあとだったりしたら、ちょっと垢が入っていたりしますよね(笑)。それを何らかの形で浄水したい。浄水できればいいわけですよね。そこで、このようなペットボトルを利用した浄水器を作ってみたわけです」

●これは、家庭にもある普通の1.5リットルのペットボトルですよね?

かざまさん「そうです。標準のものを作ってみたわけですけど、下に小石、次に木炭、これは竹の炭です。次に砂利、バンダナ。これ全部近くの100円ショップで買った品物なんです。別に川原に行ったわけじゃないの」

●100円ショップの商品でこれができちゃうんですか?

かざまさん「できるんです。それから、もう1つ作ってみたのは台所にあるもので作った浄水器です。構造的に簡単に言うと、ふきんとか、洗濯ネットとか、三角コーナーの水切りを大量に詰めて作ったものです」

●ということは、砂利や炭を入れる代わりに小物を入れて作ったんですね。

かざまさん「そうです。構造的に言うと、一番上にヨーグルトの容器を上に載せているんです。そうすると、二重になりますので、余計にきれいになるという形ですね。構造的にはオーソドックスなものと似ているのですけど、とにかくペットボトルの中にありあわせのものを詰めてしまう。それからもうひとつのコツは、雨水や濁った水をゆっくり入れるということです。一気に入れるとろ過できませんので、ゆっくり入れるということが大切です。こんなことを言うと変なんですけど、災害にあってしまったときに、時間はたっぷりあります。今の生活の時間を考えないで、その時間をどう生き延びていくかということを考えればいいので、焦ってはいけません。それが大事です」

●では、雨も結構降っているので、この雨水を使って早速、作ってもらいましょう!

浄水器制作中の3人とかざまさん
浄水器、完成!!

●さぁ、3人が作った浄水器が完成しました! 先生、いかがですか?

かざまさん「初めてにしてはまあまあかなと思うんですが、細かく見ていくと色々ありますよね。例えば、この石バージョンがありますよね。上から見ていただければお分かりの通り、水がストレートに流れちゃうでしょ。簡単に言うと、一番上にバンダナを置いているわけですよね。下に砂利があって、炭があって、小石があって、最終的に出口があるという構造です。このバンダナの入れ方の問題点は、例えば筒状に入れてあげるとか、周りから水が零れ落ちないように気をつけてあげるって事が大事ですね」

●さっきのは上から覗くとバンダナの横から下の砂利が見えていましたからね。

かざまさん「すると水がまっすぐ下に落ちてしまうんですね。だから、逆に言うと、バンダナを円錐形のじょうごみたいな形にしてあげれば、そこで水を受けて完璧に水が流れていくということですよね。それからもうひとつ残念なのは、公園なので近所に砂があるんですね。その公園の砂をきれいに洗って、例えば買い物のポリ袋か何かに水を入れて、何回も何回も洗ってもらえればきれいになりますから、それを使う手もあります」

●それで、何回も洗ったそのお水も最終的にろ過すればいいわけですからね。無駄にはしないわけですから。

 大事なことは水を濾過するということの原理を理解して、その場にあるものを臨機応変に使って濾過装置を作ろうということ。今回使ったもの以外にもコーヒーのフィルターや、キッチン・ペーパー等も有効です。またこうして濾過して得た水は、必ず煮沸滅菌して飲むということを忘れずに。煮沸の目安は10分間です。覚えておいてください。さぁ、火を作り水を確保したら、次のステージです。

空き缶でアルコール・ストーブを作る!

●前回は空き缶とサラダオイルとテュッシュを使ってランタンを作ったんですが、今回は何でしょうか?

かざまさん「これはアルコール・ストーブです。ちょっとつけてみますね」

(ライターで火をつけるかざまさん)

かざまさん「日中ですからあまり火は見えないんですけど、これはビールの缶を3つ使って作ったものなんです。で、今だんだん炎が出てくるんですけど、周りにちょうどガスレンジと同じような穴が16個開いています。中仕切りの長さが大体4.5センチくらいです。この大きさが全体の缶の大きさになるんですね。この大きさ、なぜ4.5センチから5センチがいいかというと、この大きさがコンロの台にしたときに便利なのと、これにある程度の燃料を入れると、20分くらい使えます。20分くらいあれば、小さな飯ごうとか、小さな容器でご飯を炊けるので大体これくらいの大きさがいいんですね。アルコールを使いますが、これは薬局で売っていますし、コーヒー・サイフォンなんかに使うときの燃料も使えます。これからは化石燃料もだいぶ、怪しくなるので、サトウキビとかおいもから作られた燃料も使えるので、これを作ってみてください!」

★        ★        ★
アルコール・ストーブ制作中
アルコール・ストーブ完成!!

●ようやく完成いたしました! これからいよいよライトアップです!

かざまさん「皆さん、逃げる用意を!(笑)」

●(笑)。そうですね。なにせ、ダメオが作ったアルコール・ストーブですからね。

ヨシオ「1時間かかりましたからね(笑)」

かざまさん「でも、1時間でできればいいんじゃないかな。本当は30分でできる予定だったんだけど(笑)」

(ダメオが作ったアルコール・ストーブに火をつける)

かざまさん「もう火がついていますね」

●やったー!(拍手)

かざまさん「でも、ガスコンロのように周りの穴から火がきれいに出るかどうかですよね」

●真ん中の大きな穴から火が出るのは当たり前なんですね。その横に開けた小さい穴から火がきれいに出るかどうかが問題なんですね。

かざまさん「そうですね」

ヨシオ「15個しか穴が開いていないですからね(笑)」

かざまさん「ちゃんと穴が開いているかも心配だなぁ(笑)」

ダメオ「ちゃんと開けましたよ(笑)」

かざまさん「もうそろそろ出てきてもいいんですけどね。何がいけないんだと思います?」

アルコール・ストーブ点火

ダメオ「穴が小さいからでしょうか?」

かざまさん「やっぱり1個少ないっていうのがよくなかったんでしょうかね。でも、火力はかなりいいと思いますよ」

●でも、1ヵ所から火が出てきていますね。

ダメオ「2、3個出てきました!」

かざまさん「やはり、ちゃんとしたセオリー通り、16個っていうのがひとつのポイントだったんじゃないでしょうかね」

ヨシオ「ですよね。仕事でも何かひとつ抜けているんですよ(笑)」

かざまさん「(笑)。でも、ここまでできればいいんじゃないですか」

 というわけでなんとか及第点をもらったダメオでしたが、確かに、いきなり作るとなるとちょっとまごつくかもしれません。でも、本当にコツさえつかめば、小さなお子さんでも簡単に作れ、しっかりとした火力を得られるこのアルコール・ストーブ。この夏のファミリー・キャンプの機会にでも、かざまりんぺいさんの最新刊『新・冒険手帳』を見ながら、作ってみることをお勧めします。

キャンプの技術がそのまま災害時の備えになる

●かざまさん、火を作り、水をろ過し、飲み水を作るというのをやりました。そして、アルコール・ストーブも作りました。今日、ヨシオ、ヨシコ、ダメオの3人を見ていてどうでしたか?

かざまさん「基本はよくできたと思います。ただ、日頃、生活の中でいろいろなことをしていないのかなという気がしますよね。なんでも、『スイッチ、パッ!』でできてしまいますよね。冷蔵庫もあるし、近くにコンビニエンス・ストアもあるし。昔の生活に戻る必要は全然ないんだけど、ご飯を炊くにはどうしたらいいのかとか、水をどうやってきれいにしたらいいのかとか、昔の人だったら普通の生活の一部だったと思うんですよね。それが今の若い人たちはそういうのができていないんじゃないでしょうか。見本があればできるかもしれませんけど、もし、見本がなくなってしまったら、全く新しいところからそれができるかというとちょっと不安ですよね。だから、本を読んで頭だけで勉強して欲しいとは思わないんだけど、でも『新・冒険手帳』を使って、とにかく頭の中に入れて欲しい。その次に自分で実際にやって欲しいということです。今、実際にアルコール・ストーブがありますが、すぐに使えますよ」

(といって、先ほど作ったアルコール・ストーブにソーセージを載せるかざまさん)

●火と水を確保したら次は食べることですね。

かざまさん「そうですね。ダメオくんには特製のフライパンで目玉焼きを作ってもらおうかな」

●木にアルミホイルがかぶせてありますが、これは何ですか?

かざまさん「植木を切ったときに出てきたYの字型の木に、アルミホイルを何重にも巻いて、フライパンにしたものです。実際に使ってみましょう」

特製のフライパン

ダメオ「卵を落とします」

●普通、フライパンを温めてから卵を落とさないか?(笑)

かざまさん「大丈夫じゃないかな」

●焼けるまで待っていましょうね。この二股の枝は災害時には近くの公園で拾うこともできるでしょうし、ハンガーもフライパンになるんですよね?

かざまさん「そうです。洗濯ハンガーのビニールの一部をカッターではがしてもらうと、面白いようにきれいにバーッとはがれます。それをうまく利用してもらえばできますし、災害時ですとほとんどの場合は鍋、釜は生き残っていると思います。もしダメな場合はこういう方法もあるんだぞということで、覚えておいて欲しいなと思いますね。アルミホイルっていうのも結構いろいろなものに利用できますからね。単なるアルミホイルのフライパンで焼いた目玉焼きがいつの間にか白く焼けてきましたよ」

●少しずつおいしそうな感じになってきましたね。

かざまさん「これをもうちょっと深くすれば、鍋代わりにもなりますし、すき焼きのすき(鋤)なんていうのはこういう形からできたわけですから、すき焼きでもなんでもできます。今、ソーセージが焼けすぎちゃったんですけど、このバーナーは火が強いのであっという間です。今、こういう状態で焼き物を作っているんですけど、それ以外にお水だったらすぐに沸騰してきますから、ラーメンでもなんでも温かいものが食べられます。特に災害時は冬に限らず夏でもそうなんですけど、1杯の温かいものを食べると気持ちがすごく楽になるんです。僕がオススメするのは、お砂糖をたっぷり入れた紅茶をみんなで飲んで欲しいの。そうすると、とにかく『何かやってやろう!』という気が起きてくるかもしれない」

●今回は色々と試してみたんですけど、こういうのは普段から近くのデイキャンプ場なんかでご家族で試してみるといいですね。

かざまさん「ご家族のバーベキュー・パーティーもそういう形でもいいんだけど、そうじゃなくて、火をおこしてみるとか、火を使ってみるとか、他のもので代用して何かできないかとか、ちょっと家族でサバイバルを少し経験してみると、いざというときに精神的ダメージがなくなりますよ。パニックを起こさないで済みますから、別にいざのときに備えてのキャンプじゃないんだけど、そういうことを日頃からしておくと、いざというときに本当に楽にできると思います」

●これから私達はダメオが作った目玉焼きを頂きながら、かざまさんのおいしそうなソーセージもありますし、このあとはバーベキューをしたいと思います。かざまさん、今日はどうもありがとうございました。

かざまさん「ありがとうございました」

ヨシオ & ヨシコ & ダメオ「ありがとうございました」

■このほかのかざまりんぺいさんのインタビューもご覧ください。
■かざまさんの『完全図解冒険図鑑〜生き残るための!大冒険術』を参考に番組スタッフがサバイバル技術に挑戦した「フリントストーン流アウトドア・サバイバル術に挑戦!」もご覧ください。

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■「アソベンチャー・クラブ日本」代表「かざま・りんぺい」さんの著書紹介

『完全図解冒険図鑑〜生き残るための!大冒険術』
『完全図解アウトドア図鑑/家族が仲良くなるための極上キャンプ』

 子供と親子遊びを支援する「アソベンチャー・クラブ日本」の代表「かざま・りんぺい」さんは、ボーイスカウトのリーダーや国内外での多くのアウトドア経験を活かし、アウトドアや親子遊び関連のコーディネイトや数々の著書を出版しています。ここではそんな「かざま」さんの新しめの本をいくつか紹介しましょう。

新・冒険手帳
主婦と生活社/定価1,000円
 (財)ボーイスカウト日本連盟の推薦本にもなっているこの本は、ボーイスカウトやアウトドアの経験と知識が活かされ、人間にとって必要な火、水の作り方を始め、災害時に役立つことが図解入りでとても分かりやすく紹介されている、まさに“一家に一冊”の本!
 

完全図解冒険図鑑
 〜生き残るための!大冒険術

誠文堂新光社/定価1,470円
 遊びながら身につく、生き残るための知恵や技術を「えびな みつる」さんの絵とともに、マンガ・タッチで分かりやすく解説。子供だけでなく大人にも役立つ1冊。
 

完全図解アウトドア図鑑
 /家族が仲良くなるための極上キャンプ

誠文堂新光社/定価1,470円
 家族全員で楽しめる懐かしい野遊びや野外料理など、日帰りから本格的キャンプまでを、「えびな みつる」さんの絵とともに分かりやすく紹介したガイドブック。
 

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オープニング・テーマ曲
「ACOUSTIC HIGHWAY / CRAIG CHAQUICO」

M1. PRIMITIVE / ANNIE LENNOX

M2. KEEP THE FIRE BURNIN' / REO SPEEDWAGON

M3. RAINDROPS KEEP FALLING ON MY HEAD / B.J THOMAS

M4. MIAMI VICE THEME / JAN HAMMER

M5. TRY TOO HARD / TEDDY GEIGER

M6. FLINSTONE BOY / ELTON JOHN

ザ・フリントストーン・インフォメーション・テーマ曲
「THE CARRIAGE ROAD / JIM CHAPPELL」

油井昌由樹アウトドアライフ・コラム・テーマ曲
「FLASHES / RY COODER」

M7. AMSTERDAM / GUSTER

エンディング・テーマ曲
「THE WHALE / ELECTRIC LIGHT ORCHESTRA」
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