2008年12月7日

年末の大掃除にもとっても役立つ、
佐光紀子さんの「ナチュラル・クリーニング」

今週のベイエフエム/ザ・フリントストーンは佐光紀子さんのインタビューです。
佐光紀子さん

 ナチュラルライフ研究家の佐光紀子(さこう・のりこ)さんをゲストに、重曹やクエン酸などを使った、体や環境にも優しい掃除の仕方や、ご主人に手伝ってもらうコツなどうかがいます。

まず、汚れの種類を知ろう!

●はじめまして、よろしくお願いします。佐光さんは「ナチュラル・クリーニング」という本や、「汚れおとし大事典」、「シミぬき大事典」、「ムリなく始めるゆるエコ暮らし」など、お掃除やエコな暮らしに関する本をたくさん出していらっしゃるんですね。

「もともとが“ものぐさ”なので、かっちりバリエコはできないんですよ(笑)」

●(笑)。ネイチャーにもよく、ナチュラルなものを使って、自然な形のライフスタイルがナチュラルライフなんですね。

「そうですね。基本的にはお財布と、体と気持ちに無理がない、そして、ちょっと嫌な言い方ですけど、環境はあとからついてきてくださればくらいの感じなんですけど・・・」

●でも、そのとおりだと思います。その全部をやっていくと環境にも繋がるっていうことですもんね。

「そうですね」

●何よりも私、ナチュラル・クリーンニングって言葉を初めて聞いて、「こういう言い方もあるんだなぁ」と気づかされたんです。

「英語では多分、『CLEAN NATURALLY』ですね」

●日本語的にはナチュラル・クリーニングって分かりやすいなって思ったんですが、これは佐光さんが考えられたんですか?

「そうなんです。私は本業が翻訳なんですけど、割と日本の編集の人って横文字が好きで、横文字でタイトルを考えていらっしゃるのが分かったんですよね。で、不思議な英語が並ぶと、私の今後の仕事にも差し障りがあるかなぁと思って(笑)、ナチュラル・クリーニングくらいだったら、日本の人にも分かりやすいし、英語的にもそんなに変じゃないかなぁと。で、その辺りで『こういうのはどうですか?』って提案させていただいて、本のタイトルになったんですね」

●ナチュラル・クリーニングということで、もう12月に入りまして、とにかくクリーニングしなきゃって時期に入ってしまいましたが、どうせクリーニングしなければいけないのであれば、肌にもよく、環境にもよくて、お財布にもやさしくて、いろいろな意味でやさしい大掃除になればいいかなぁと思うので、今日は佐光先生に主婦の1人としてたっぷりとうかがっていこうと思うのですが、まず、汚れっていくつかに分かれるんですよね?

「そうですね。ホコリみたいに物理的にくっついている汚れ以外は大きく分けると、酸性の汚れとアルカリ性の汚れと、あとカビのような微生物に分かれるんですね。で、お家の中の汚れのほとんどは、いわゆる油汚れだったり、手垢みたいなものだったりするんですけど、あれって基本的には酸性の汚れなんです。お家の中の汚れはほとんど酸性の汚れで、逆に水周りの、例えば水道の蛇口なんかが白くなったり、シンクの周りがなんとなく白く汚くなったりしますよね。あの手のものはアルカリの汚れなんですね。だから、そこにいくら石鹸をつけてもきれいにならない。で、基本的にお家の中は酸性の汚れが多いので、いわゆる住居用の洗剤といわれるものは、多くは弱アルカリの洗剤なんです。で、小学校のときに中和ってやったと思うんですけど、ああいう風に酸性のものをアルカリで中和して落とすっていうのが、基本的な構造になっているんですね。で、そのほかにこすり落とすものなんかがあるので、アメリカなんかだと軽石の粉が売っていて、ああいうのでゴシゴシやったりするみたいなんですけど、日本人は傷をつけることをすごく気にするので、あまり硬くないもので上手にこすり落とすというふうにやっていくと、こすり落とすのも得意で、酸性のものを落としてくれるっていうので、割と重曹が便利だったりするんですね。そんな話の組み立てです」

●あるときから重曹がすごく見直されて、キッチン用品のところで重曹が売られるようになったじゃないですか。

「多分、日本で『重曹が油汚れに効く』って言い出したのが、最近の現象としては、私が訳した本がきっかけだったと思うんですね。1994年くらいに出た本なんですけど、その頃は重曹自体がどこにもなくて、そういうのはおばあちゃんくらいしか知らなくて、女性誌さんに取り上げていただくようになってから、スーパーにあり、100円ショップにありっていうふうに、普通に売られるようになったんですよね。
 きっちりと“こういうものに効く”、“これには効かない”っていうのがありますから、汚れの種類によって、ちゃんと分けていけば、かなりあちこちに使えるかなぁって思います。
 先ほど言ったみたいに汚れの種類を、例えばアルカリの汚れにアルカリをいくらかけてもきれいにならないので、お家の中の汚れの種類をある程度ザクッと理解していると、掃除は意外と簡単ですよ。

汚れ別・掃除の仕方

●まず、お家の中の汚れは酸性、アルカリ性、それ以外のカビとかっていう大きく3つに分けました。それに対して有効なグッズを教えていただけますか?

佐光紀子さん

「酸性の汚れには、基本的には重曹が効きます。重曹は粉状なので、重曹をかけてこするっていうのが基本のパターンですね。ペーストにしたり、お水に溶かしたりっていうのは手間もかかりますから、粉状でかけてこする。そうすると、まず、かける容器と重曹があればよくて、あとスポンジって柔らかくて、意外とこすり落とすのには向かなくて、アクリルのたわしみたいなものとか、それがなければいらないセーターとか靴下を手につけてこするのでも十分です」

●虫喰っちゃったセーターとか、穴の開いた靴下とかってありますもんね。

「そうそう! もう捨てようと思っているものがあれば、それを切ったものをたわし代わりにするといいですね。特に油汚れなんかはベトベトになっちゃって再生できないので、捨ててもいいようなものでこするっていうのが基本的なパターンですね。で、アルカリ性の汚れ、水周りの白っぽい汚れというのは、酸性のもので落とすんですけど、これはお酢、またはクエン酸。使い方は同じなんですけど、どこの家でもあるものでいうと、お酢がいいですね。で、ちょっと臭いがするので、お酢100ccをお水100ccくらいで2倍に薄めて、こっちはスプレーに入れておくとすぐにシュッと撒けるので便利だと思います。シュッとやって、あとは乾いた布で拭くっていうのが基本パターンです。で、水周りの白っぽい汚れって、意外と壁とかこびりつきが多いんですよね。蛇口も縦じゃないですか。で、シュッてやると水滴が落っこちてしまうので、使うと便利なのが、キッチンペーパーとかティッシュなんですね。ティッシュを巻いて、上からスプレーするとパックみたいになるでしょ。それで、少しずつ汚れを解かすっていう形でお掃除をすると、アルカリの汚れはきれいになります。で、アルカリの汚れってこびりついていることが多くて、時間をかけて静かについてしまっていることが多いので、ちょっと落とす前に『これはどれくらいついていた汚れかしら?』って冷静に考えていただいて(笑)、3年ついているものを一晩で落とすのは無理があるけど、1週間かけて落とそうかなってくらいの気持ちでやっていただくと、意外と簡単にきれいになると思います」

●こまめに拭いていらっしゃる方でも、きちっと完全には落ちていないケースも多いと思うので・・・。

「そうですね。一晩か二晩かけて、シュッとして翌日から拭きをするっていうのを続けていただくと、そんなに大変なこともなく落ちますね。で、そのときに、お酢は穀物酢とか米酢とか、いわゆる食酢といわれるものを使っていただくといいですね。ポン酢とかすし酢とか、調味酢といわれるものもありますよね。あれはベトベトになっちゃうので使えません。あと最近、健康ブームで黒酢が流行っているんですけど、あれも黒糖とかハチミツが入っているので、ベトベトになっちゃったり、アリが来たりするので向いていません。そこだけ気をつけていただければ」

●酢はシンプルで混ざりっけのないお酢がいいんですね。

「はい。お水で薄めてくださいね。クエン酸だったら小さじ1杯くらいを、200ccのお水に溶かして、お酢と同じようにスプレーに入れていただいて使うと、水周りはきれいになりますし、ポットのカルキなんかもきれいになります」

●酸性、アルカリ性ときましたが、それ以外の汚れはどうやって落とせばいいんですか?

「カビなんかは、ヴィンテージになる前にこすり落としていただくというのが基本なんですけど(笑)、ちょっとぬめったり、黒くついた段階で、さっき言ったようにニット類とか、アクリルたわしみたいなもので、重曹でこすると大体落ちます。そこで大事なのは、硬いナイロンたわしみたいなものを使うと、汚れがついている側が傷だらけになっちゃうんですね。例えば、水切りかごだったり、お風呂のイスだったりが傷だらけになっちゃって、その中にカビが生えると、もう取れなくなっちゃうので、なるべく傷をつけずにやさしく落とす。でも、プラスチックでも重曹で大体落ちます。本当にまずいのは木に生えちゃったカビと、お風呂の目地くらいですかね。でも、お風呂の目地も数ヶ月の単位だったら重曹で落ちますけどね。年単位にならなければ(笑)。できれば、重曹と歯ブラシとアクリルたわしくらい、お風呂場に置いておくといいですよね。だって、汚れに気がつくのって、お風呂に入っているときが多くないですか?」

●ええ、そうですね。

「だから、気がついたときにそこだけでも落としてしまえば、効果はありますよ。あともう1つ、カビに関して言うと、特にお風呂場の場合、どうしてもカビにとっての栄養は避けられないですよね。垢がいっぱいあるし、湿気もある。そうすると、温度を下げることで、カビの繁殖をすごく抑えられるんですね。出るときに水のシャワーをカビの生えやすい部分にかけて、お風呂の全体の温度を下げてから出るっていうふうにすると、かなりカビの予防になります」

●さらにいいのは、その水滴を拭くといいですよね。

「そうです。ベストです!」

面倒くさい換気扇、網戸の簡単掃除法を紹介!

●家の中の掃除をするときって、床とか下のほうっていうのは、普段まめに掃除をしているでしょうから、さほど気にならないんですけど、パッと見上げたときの・・・。

佐光紀子さん

「カーテン・レールとか、棚とか気になりますよね」

●蛍光灯も「パチパチ!」ってなって、改めてホコリが溜まっていることに気がついたりすると、せっかく下を掃除したのに、今から上を掃除するとホコリが落ちるしなぁって、憂鬱になりますよね(笑)。

「でも、掃除は基本上からですからね(笑)」

●だから、大掃除のときはまず上から!

「これは鉄則ですね。もう1回やるの嫌ですもんね。それともう1つは、花粉は棚の上とかにも留まっているので、そこを掃除しなければ、1年を通して、誰かが通ってちょっと風が起こったときに、静かに花粉が降りてくるらしいんですよ。で、最近は冬にも花粉症を発症する人が増えているらしいんですけど、エアコンの上とか、上のほうの掃除をしないで放っておくと、そこから花粉だったりホコリだったりが舞い降り続けて、それがアレルギーの原因になったりすることが結構あるみたいなので、毎日じゃなくても、上から下へお掃除をして、ホコリや花粉を落とすっていうのは、窓を締め切りがちの季節は特に必要なことですよね」

●あとは、大掃除で注意するポイントはありますか?

「換気扇ですかね。換気扇もガスコンロの周りの壁なんかも基本的には油汚れなので、石鹸をよく泡立てたアクリルたわしなり、スポンジなりに重曹を振りかけると、クリーム・クレンザーのようになりますよね。それで、どんどんこすっていくと、よほど汚れがひどくなければ、それで油汚れのべとつきなんかは落ちます。できれば途中で1回から拭きをしてみると、汚れのひどいところだけ油が残っているので、そこだけ重曹を付け直してじっくり磨いて、汚れを全部取る。で、全体をから拭きしたあとで、汚れが取れているのも分かったら、酢水をわーっとスプレーして拭けば、作業は終わりです。今言ったようにやると、あまりお水がいらないので、換気扇もよくシンクにお水を張って、洗剤でつけ置き洗いをするっていう方がいらっしゃいますけど、そうすると、シンクの周りが油だらけになって大変なので、キッチンに新聞紙を敷いて、その上で重曹で汚れを落として、汚れが落ちたら新聞紙を丸めて捨てればよいというだけなので、そんなに大変じゃないですよね」

●そうすれば、水もそんなに無駄にしませんもんね。

「それに、汚いお水を流すこともありませんからね。私は石鹸も普通に手を洗う石鹸でやっているので、作業のときは素手でやっていても、あまり手荒れをしません。あと、網戸なんかは先ほどの話と重複しますけど、重曹と石鹸は弱アルカリで、お酢が酸なので、それだけあると、ほとんどお水を使わなくてもお掃除できるんですよ。簡単な網戸の掃除の仕方を説明すると、基本的には網戸についているのはホコリじゃないですか。みなさん、拭き掃除っていうと、どうしても水拭きってお思いなんですけど、乾いている汚れ、特に土ぼこりとかは濡らすと土に戻ってしまうので、なるべく乾いた状態で落とす。だから、すごく丁寧にから拭きをすると、それでOKな家も結構あると思うんですよ」

●そうですか?(笑)

「はい(笑)。通りに面していて排気ガスがひどいとかいうことがなければ、まず、大丈夫だと思います。毎週から拭きしたりするとピカピカですよ」

●まめにやっていればね(笑)。

「そうじゃない場合には(笑)、とりあえず1回全部から拭きをして、土ぼこりを取るでしょ。で、そのあとに、手を洗う石鹸とボディブラシみたいなものを用意して、よく石鹸を泡立てて、らせん状に洗っていくんですね。そうすると、裏側まで石鹸の泡がいきますし、泡がつぶれてきたらまた泡立てながら、そうやって何回かきれいに掃除して、あとはさっき言った酢水をシュッとかけて、ボロタオルで拭いたら作業は終わり」

●すすぎの水拭きはしなくていいんですか?

「とっても気になる方はなさってもいいと思いますけど、私はしていないです(笑)」

●しなくても大丈夫なんですね。

「石鹸が弱アルカリで、そこにお酢を当てると石鹸が中和されちゃうんですね」

●そっか!

「そうすると、ほぼ中性の状態に戻り、それをしっかりふき取ってあげると、全然大丈夫」

●なるほど! 網戸を洗うのに水がいらないんですね。

「石鹸を泡立てるための水くらいですよね。網戸を外して全部やるってなると、1枚だけじゃもったいないから全部って思うでしょ。そうすると、結構負担じゃないですか。でも、『今日は階段だけ』とか、『リビングだけ』っていうふうにやったら10分くらいで終わるんじゃないかな」

●佐光さんのおかげで、今年の大掃除は相当楽できそうですね(笑)。

男性と女性がタッグを組んで掃除をすると効率的

●ナチュラル・クリーニングで注意しなければいけないことってあるんですか?

「いくつかあります。1つは、お酢やクエン酸は食べられるとはいっても、酸なので強いアルカリ、塩素系の漂白剤とか、あの手のものと混ぜると塩素ガスが発生したりして、すごく危ないんですね。なので、そのあたり、市販の洗剤と混ぜないで下さいっていうのが大きな注意点ですね。あと、カルキの中に入っているミネラル分っていうのは、石の原料でもあるんですよ。なので、それが集まった大理石のようなものに酢をかけると、溶けちゃうんです。実際に私の友達で、床のタイルが大理石の模様のタイルだったんですね。で、模様だと思ってお酢でシュってやったら、溶けちゃったっていうことがあったので、模様が大理石だったりしたら、材質を確認して注意することが必要ですね。あと、灰皿とかもそうですね。マーブル模様じゃないかもしれないので、目立たないところで試していただいて、様子を見ていただいたほうがいいと思います。ボロボロになってからじゃ遅いですからね。では、人造大理石はどうかっていうと、人造大理石は樹脂に大理石の粉を混ぜたものらしいんですね。で、キッチンカウンターなんかは人造大理石が多いんですけど、メーカーさんに聞いたら、『大理石の粉がたくさん入っていると色が変わるかも』って言われましたね。でも、よく考えるとお酢がこぼれることは有り得るでしょ、私じゃなくても(笑)」

●(笑)。お料理の際にこぼしちゃうことありますよね。

「だから多分、キッチンの人造大理石は耐酸性があると思うんですけど、メーカーさんがお風呂場の人造大理石に主婦がお酢を撒くと思っているかっていうと、それは怪しいので、お風呂のほうはあまりお酢を撒かないほうがいいと思いますけど、キッチンは基本的に大丈夫です。あと、合金じゃない、本当のアルミっていうのは、酸にもアルカリにも弱いので、重曹をかけると黒ずんでしまいます。なので、そのあたりは気をつけていただきたいですね。ステンレスはガンガンいけますけどね。あと、テフロン加工も、1枚膜を乗っけているだけなので、すごく薄いものだと、強くこすりすぎるとまずいかなと。それくらいですかね」

●ナチュラル・クリーニングを始める前に、自分の家が何でできているか知ることから入るといいですね。

「そうですね。ご自分のお家を知るのって、メンテナンスの意味でもいいと思うので、関心を持って『これは何でできているの?』っていうのを考えていただくのもいい機会かなと思います。あと、生の木もあまり大胆に重曹をすり込むと、黒ずんでしまいます」

●そういう注意をしながらも、手にもお財布にも優しい、強いてはお父さんにもやさしくなれるナチュラル・クリーニングで(笑)、是非、ご夫婦で、恋人と一緒に大掃除をがんばっていただきたいと思います。佐光さんの一番新しいご本としては「男の掃除」という本を出されていて、男性にもお掃除をがんばっていただくための素敵なバイブルになっているんですよね?

「そうです。『どうして女だけが掃除!?』っていうね(笑)。男性は割りと理詰めに考えて、汚れはこうやって落ちるんだっていう仕組みが分かると、ハマってきっちりとやってくれる人が多いと思うんですよね。女性は結果を見て、それがどれだけピカピカか、あるいは汚れがちゃんと落ちるかどうかっていうところにどうしても神経がいきがちなんですけど、男性の場合は、プロセスを楽しみながら、しっかりやってくれるっていうところがあるような気がするんですね。ただこすっているだけでも、本人の頭の中では『これは今、重曹が油を溶かしていて・・・』みたいな(笑)。で、自分がそのプロセスを牛耳っている感というか、理解してちゃんとやっている感が彼らはとてもいいようなので、そういう意味では、今まで私が書いていた本って『こうやってやると簡単にできる』とか、『こうするときれいに落ちる』っていう本が多かったんですけど、それは何でかっていうところを『男の掃除』っていうタイトルで説明をさせていただいたんですね」

●それでうなずけます! この本をめくると、目次の第一章に「掃除は科学だ」って書いてあるんです(笑)。

「そうそう(笑)。だから、理屈の男性陣と、きちんと落としたい女性陣が上手にタッグを組むと、意外にいいかもしれませんよ」

●そうですよね。まずは、これから大掃除を始めるという方は、掃除グッズを買うところからタッグを組んで、どういうもには何が効くかっていうのを男性陣に決めてもらって・・・。

「そうそう。変な話ですけど、それがどういう汚れかって見当がつかないときに意見を求めると、意外とそこから一生懸命やってくれて、『私は他の事ができていいかも』って感じで(笑)、スムーズにいくと思います」

●今年の大掃除はこちらの本も参考にしていただきたいと思います。今日はどうもありがとうございました。

AMY'S MONOLOGUE〜エイミーのひと言〜

 うちは“場所によっては”こまめに掃除しているのですが、場所によっては汚れがヴィンテージになっているところもあるので(苦笑い)、何日かかけなければキレイにならないところもありそうです。とはいえ、今回、佐光さんに教わったことを参考にやれば、そうとう楽でエコな掃除ができそうです!
 また、佐光さんの最新刊『男の掃除』は“男性向け”とはなっていますが、私はすごくおもしろく読ませていただいています。でもやっぱりだんな様に読んでもらって「ここの汚れは科学的に言うとなに汚れ? 何で落とせばいいの? ・・・すご〜い!さすがだわ!!」な〜んて、だんな様をおだてて大掃除を手伝ってもらうのがいいかもしれませんね(笑)。

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『汚れおとし大事典』
『安心、楽ちん、経済的!ムリなく始めるゆるエコ暮らし』
『男の掃除』

ナチュラルライフ研究家・佐光紀子さん情報

汚れおとし大事典
ブロンズ新社/定価1,575円
 掃除したい場所を、辞書のようにひいて掃除の仕方をチェックできるだけでなく、掃除しながら使ってもらえるようにと、汚れ防止のためのビニール・カヴァー付き!
 
 尚、同じ「ブロンズ新社」から『シミぬき大事典』も絶賛発売中!
 

新刊『安心、楽ちん、経済的!ムリなく始めるゆるエコ暮らし
大和書房/定価1,365円
 ムダをなくし、お金も時間も節約しながら、頑張りすぎずに、“ゆる〜く”エコな生活をしたい方にぴったりの一冊!
 

最新刊『男の掃除
日経BP社/定価1,470円
 掃除の基本テクニックや掃除道具のあれこれ、場所別掃除法など、掃除を科学的、理論的に解説した“男性向け”掃除学入門編。
 

 そんな『男の掃除』を抽選で3名の方にプレゼント!
ご希望の方は、住所、氏名、年齢、職業を明記の上、「ザ・フリントストーン/プレゼント係」と書いてE-メールかFAXにてご応募ください。尚、発表は発送をもって代えさせていただきます。皆さんからのたくさんのご応募、お待ちしています。
締め切り:12月12日(金)到着分まで有効
E-メール:flint@bayfm.co.jp 
FAX:043-351-8011
※募集は締め切りました。たくさんのご応募ありがとうございました。

 佐光紀子さんのホームページhttp://www.katoko.com/

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オープニング・テーマ曲
「ACOUSTIC HIGHWAY / CRAIG CHAQUICO」

M1. CLEAN CLEAN / THE BUGGLES

M2. DO RIGHT / MARIO

M3. ALL GONE AWAY / THE STYLE COUNCIL

ザ・フリントストーン・インフォメーション・テーマ曲
「THE CARRIAGE ROAD / JIM CHAPPELL」

M4. GREEN CURTAIN HOUSE / HARQUA

M5. EASY / THE COMMODORES

M6. BETTER TOGETHER / JACK JOHNSON

エンディング・テーマ曲
「THE WHALE / ELECTRIC LIGHT ORCHESTRA」
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