2019年6月15日

きょうの結論「フリースタイルでご飯づくり」!

 今週のベイエフエム/ ザ・フリントストーンのゲストは、料理研究家コウケンテツさんです。

 コウさんは1974年、大阪府生まれ。旬の食材を生かした簡単でヘルシーなレシピから、男子料理人らしい、がっつりとしたレシピまで、幅広いレパートリーが大人気! テレビや雑誌、講演会など多方面でも活躍中です。一男二女のパパで、子育ての経験を活かした、親子の食育などにも力を入れてらっしゃいます。
 今回は、世界をめぐる“食の旅人”コウさんに、世界の家庭料理や食卓、そしてお弁当の流儀などうかがいます。

知るは、食べる!?

※コウさんは、世界の家庭料理を求めて旅をするテレビ番組でもお馴染みですよね!コウさんは、現地でこんなことを感じたそうですよ。

「日本の和食からすると、凄く不思議な食材の使い方であったり、不思議な料理だと思うんですけど、現地の人にとっては凄くリアルなので、本当に日常を共有させてもらっているっていう感じなんですよね」

●なるほど、やっぱり料理を一緒に食べるっていうことは、日常を共有することなんですね!

「そうです! 日々の生活を共に、ということだと思うんですよ」

●食を知ることで、その人たちの日々の暮らしがわかってくるんですか?

「まさにその通りで、僕が一番学んだのは、違う国の文化を知るには、ご飯を一緒に食べるのが一番だなっていうふうに思いますね」

●私が見た番組で、特に印象的だったのが、マレーシア! そこで“きょうの夕飯の食材を採りに行くよ!”って森の中に行ったじゃないですか。私、“どんな野菜を採るのかな?”って凄く楽しみにしていたら、なんと竹をいきなり切りだして、“きょうの調理器具”みたいなところから始まっていましたよね! “きょうの調理器具もきょう、調達しに行くんだ!?”ってびっくりしました!

「東マレーシアのボルネオにいる少数民族“イバン族”のお家に訪問させていただいたんですけど、竹と共に生きるという生活をされている方たちで、本当に森に行ったら“俺はこれさえあれば、ここで生活できる!”って言って見せてくれたのが、お塩なんです。“お塩だけ持って森に行けば、俺は何日も生活できるんだ!” それほど豊かな、恵まれた自然と共に生きている、生活をされているということだと思うんですね」

●コウさんは(旅先では)必ず市場にも行かれますよね。あれはやっぱり、現地の食材を生で見たいということなんですか?

「市場に行って、家庭に入らせてもらって、キッチンに立たせてもらうのが、一番その国の、その地域の人たちの文化がダイレクトにわかりますね! どんな食材を使っているのか、売り子さんはどんな人なのか、どんなお昼ご飯をそこで食べているのかっていうのが、一目瞭然でわかるんですよ。どんな台所なのか、どんな調理道具を使っているのか。あと、どんな食材を食べてはいけないのか。それで、その人たちの生活が見えるんです」

●食べてはいけない物もわかるんですか?

「一番わかりやすいのは、やっぱり豚肉を食べてはいけないっていうのはイスラムの人たちであったり、そういう習慣や風習がすぐにわかるので、僕はそれを一番大切にしていますね」

カレーに鰹節!?

●同じ国でも北と南だったりとか、海沿いとか山沿いによって、使われる食材とかも違ったりしますよね?

「日本もそうだと思うんですけど、全く違う! だから僕、国の枠組みっていうのが、食に関してはあまりにも意味がないのかなって思ってきていましてですね……。“中華料理”っていう言葉ほど、おかしいなぁと思うものはないですよ! 少数民族も多いですし、言語も実はたくさんあって、生活習慣も全く違いますんで、国でくくるっていうのはおかしな話だと思うんですけどね」

●じゃあ、料理ごとにくくったら面白そうですね!

「僕はそれが一番、世界の本当の区域というか、地域別っていうのがわかりやすいのかなと思いますね! 特に、文化の交流地点にあるような土地なんていうのは、東の方に行けば本当にアジアの文化だったり、西の方に行けば“ここ、ヨーロッパなのか!?”と思いますし、そこは凄く面白いところですよね」

●こんなところで、“あれっ、日本の食文化が根付いているな!”っていう出会いもあったりするんですか?

「日本の食文化は今、もう世界で注目されているんですね。ちょっと話は変わってしまうかもしれないんですけど、スリランカに行った時に、そこは当然、ほぼ毎日カレーと、いろんな野菜とかお肉とか魚のスパイス炒めを食べるんですけど、日本の和食に欠かせない食材を入れるんです」

●それは何ですか?

「何だと思います? 和食に絶対欠かせないものです」

●うーん……お醤油とか……出汁とかかなぁ?

「おっ! いいとこいってますねぇ!」

●……カツオだし!

「素晴らしい!」

●やったぁ!!

「調べてきています?」

●いや、今ピンときたんです(笑)!

「カツオを使うんですよ。要は、鰹節ですよね。日本ほど繊細な職人さんの技じゃなくて、もう超、荒節! どっちかっていうと、ビーフジャーキーのような感じの鰹節を、旨味の元としてカレーに入れるんですよ!」

●ええ〜!?

「スリランカは漁師さんが多くって、特に港町の人はカツオ漁で生計を立てている人が多くて、それを売ったり自分たちでさばいて干して、つまり自家製の鰹節ですよ! それをスパイスと一緒に潰すんです! もうびっくりして……。市場に行ったら鰹節の山があるんですよ!“何だ、これ…?”と思ったね」

●スリランカとは思えないですね(笑)!

「そうなんです! 鰹節のような食文化は日本だけと思ったらとんでもなくて、スパイスの国で使っているっていうのが、これが面白いんですよ!」

みんなで作る食卓

※ヨーロッパの食の旅では、こんなことを感じたそうです。

「僕、初めて出した料理本のタイトルが『人が幸せになるにはごはんを作ればいいと僕は思う。』という長ったらしいタイトルで、その時は本当にそう思ったから書かせていただいたんですけど、そうでもないなと最近思っていてですね(笑)」

●ええ〜(笑)!?

「いろいろと協力がいるんですね、楽しい食卓をつくるには! 賛同してくれる協力者がいるんですよ、家族であろうがなかろうが! それはヨーロッパに行って思ったんですよね。本当に質素です、ヨーロッパの人たちの食事って! 日本なんか、日々の食卓のレベルの高さたるや、僕はトップだと思うんですよね」

●そうなんですか!?

「粗食ですよ、我々から見たら! 僕はヨーロッパ6カ国の家庭に入らせてもらったのかな。特にフランスなんて、“これ、料理ちゃいますやん!”っていう。フランス人はタルタルステーキが大好きなんですよ。要はハンバーグを焼く前のものなんですけど、生食文化って向こうは凄くあってですね、意外に生肉ばっかり食べるんですよ!
 その焼く前のハンバーグが1個ずつ袋に入れられているんですよね。それをペラってラップみたいのを剥がして、お皿にペタッて置いただけなんです。それをにパンにつけて食べるのが晩ご飯なんですよ!」

●それだけ!?

「“日本だったら、これはご飯って言わないよ!?”っていう、そんな生活なんですね」

●なんか、フランス料理っていうとコースで料理が出てきて、というイメージですが……。

「フランスは家賃も高い、物価も高い。もう、みんな質素、倹約で、そんな日々の食事で(お金を)使わないんですよ! その分、週末は外食にお金を使ったりだとかされるんですけども。
 でも思ったのが、これをいい食卓にするには、やっぱり“楽しいね〜!”とか、ちょっと美味しいワインがあったり、ちょっとしたチーズがあったり、それをみんなでワイワイ楽しむっていう“演出”が上手だなと思ったんですよね。

 料理を作る人は、日本ではだいたいお母さんの仕事になってしまっているんですけど、ヨーロッパでは料理を作らない人が片付けるんですよ! テーブル・セッティングもするし。だから、ママが料理をおばあちゃんと一緒に作る、そしてご飯を食べ終わったらママたちはコーヒーとか紅茶を飲んでいて、おじいちゃんが皿洗いとかをするんです」

●ええ〜! おじいちゃんが!?

「“あ、食卓ってこうやって、みんなでつくるんだな”っていうことを、むしろヨーロッパで学ばさせてもらったんですよ。
 日本ではまだ、凄く女性に負担がかかる一方で、しかも今は、“和食をもっと作りましょう!”だったり、“手料理を作りましょう!”とかっていう傾向に凄く進んでいるじゃないですか! 誰が作って片付けるねん! っていう話になりますよね。
 それで結局、ママがしんどくなる一方っていう構図を、僕はもう嫌というほど見てきていて……。だから、この『だけ弁』も、もっともっと手軽にすればよかったなって、若干後悔しているんですよね(苦笑)」

●(笑)。でも結構、作りやすいな〜って私は思ったんですけど……。

「そうですか? 出版社の手前、そう言っていただいて……(笑)」

●いやいや(笑)。でも本当に、女性だけじゃないっていうのは、リスナーのみなさんにも強くお伝えしたいですね!

「日本食やジャパニーズ・カルチャーって本当に大注目されていて、これほど日本の文化が受け入れられて、皆さんが求めている時代って今までなかったかなって思うんですけど。でもやっぱりね、家庭に関してはママの負担が重すぎるなって、海外に行くと本当に思います! アジアでもヨーロッパでも、やっぱりお父さんは家のことをやっているな、って本当に思うんですよね。そこかな、と思います」

幸せは居心地のいい空間から

●あとヨーロッパ編では、デンマークのボーンホルムという、“食の島”って言われているところですけど、そこで子どもたちが野菜を自分たちで作って、ミネストローネにして食べていましたよね! あれも凄く素敵だなと思いました。

「デンマークもよかったですねぇ。本当に日本のどこかの区と同じぐらいで、すんごい小っちゃいんですよ! でもやっぱり、凄く豊かさを感じましたね。本当に食べ物も質素なんですよ! ミートボールをゴロゴロ丸めて焼いただけとかですよ。
 ですけどやっぱり、家族や地域が幸せになるには、まず自分が幸せにならないといけないっていう考え方をみなさん根本的にお持ちで、だから無理はしないんですよね。誰かひとりに負荷がかかることもしないし。
 でもやっぱり、自分だけが幸せになってはいけないから、地域の人が幸せになるにはどうしたらいいのか、近所の人が幸せになるにはどうしたらいいのか、家の中を素敵に、過ごしやすい空間にして、家の中だけではなくて表も綺麗にする。だからどこに行っても、家も、家の前もピッカピカなんですよ!

 そうして居心地のいい空間をみんなで過ごそうねっていう考え方がデンマークの人たちにはあるんですね。これは凄く参考になるなって思いました。やっぱり、食卓の居心地のいい空間をみんなでつくるっていう、そこにみなさん、重点を置かれていますね。
 日本は、食べ物は世界一! 最高です。ただ、もうちょっと手を抜いてもいいから、みんなでそこの空間づくりとか雰囲気づくりの方にもっと重点を置いた方が、バランスを取れるのかなと思ったりしているんですよね」

子供と一緒に野菜づくり

※料理といえば、フードロスについては、私たちが考えなければいけない問題のひとつですよね。そんな「フードロスを減らす」という意味では、家庭菜園も有効かもしれません。ということで、コウさんに世界の家庭菜園事情もうかがいました。

「ヨーロッパはお家とかも小っちゃいんですよ! なので、本当にキッチンのちょっとしたスペースとか、窓際のちょっとしたスペースでうまいこと(野菜が)作られているんですよね。ギリシャでもドイツでもそうだったし……。それは凄く素敵だと思います。子どもの感性についても、食べ物を大切にするという気持ちもしっかりと芽生えると思いますね」

●コウさんもお子さんと一緒に野菜を作ったり料理を作ったりされるんですか?

「僕の家でも、この豪邸の中庭とかでですね……(笑)」

●本当に凄い豪邸(笑)!

「あ、すみません(笑)。(中庭には)食べられるものしか植えていないんですよ! 山菜とか、葉っぱ類ですね。今だったら、シソとかハーブ、レモンやオリーブなどは全部植えていますね。
 あと、この地域にはサポート農家さんがいらっしゃって、車で5分ぐらいのところで、週末に行ったら手ほどきをしてくれるんですよね! この間もスナップエンドウとか、のらぼう菜とかを収穫して、お家で食べて近所にもおすそ分けしてね。ナスとかトマトとか枝豆を植えているんですよ」

●お子さんたちはどんな反応ですか?

「それはもう、“最っ高に楽しい!”って言いますよね」

●“美味しい!”って言ったりもします?

「スナップエンドウって、自分で作るとあんなに美味いとは思わなかった! 1歳半の女の子がいるんですけど、味噌汁にスナップエンドウを入れたらボリボリ食べるんですよ! スナップエンドウの味噌汁なんか、子供は絶対に食べない! あれを自分たちで作ると、完全に無農薬だし、めちゃくちゃ美味いんですよね! あれは発見でした」

●じゃあ、好き嫌いがない子に育ちますね!

「いやぁ、でも野菜、全然食べないです(笑)」

●あ、そうですか(笑)!?

「自分で育てたとか、そういうフィルターを通すと、いきなり子どもって変わるので、そのきっかけを与えてあげるような環境っていうのはやっぱり大事ですよね」

究極は“汁弁(しるべん)”!?

※コウさんは、実はお弁当に対してこんな考えを持っています。

「今はだってもう、SNSを見ても凄いじゃないですか! “あんなにやらんでいいって!”と思うし、僕はむしろ、“私、お料理苦手だわ”っていうお母さんは、あんなのは見ない方がいいと思うんですよね。もう、みんないいとこしか切り取っていないんだから!
 本当に毎日、手作りだけでも大変なのに、弁当なんてもう、無理ですって! 出来ない! 僕も、たまにならリクエストでキャラ弁みたいなのやりますけど、毎日やれって言われたら絶対に無理、僕でも!」

●私も正直、旦那さんの弁当、諦めました(笑)!

「いや、本当にね、“諦める”ってもっとポジティブに使っていいと思うんですよ。だって、 諦めないといけないことばっかりじゃないですか、生きていたら。だから、凄く大事ですよ」

●でも、このコウさんの『だけ弁』を見たら、“あ、これぐらいの一手間だったら作ってみようかな?”っていう気持ちは出てきましたよ!

「ちょっとでも気が楽になっていただけたら嬉しいなと思いますね」

●“こんなに簡単で、シンプルだけど美味しそうに出来るんだな!”っていうのが発見でした。例えば、韓国の“シェイク弁当”! あれは美味しそうでした! ビビンバみたいな感じですよね。

「あれ、嫌がる人は嫌がるんですけど、アジアは混ぜる文化なので、どうせ弁当を開けたらグチャグチャになっているから、全部混ぜちゃおうっていう考え方ですね。
 ルールが多いんですよ、弁当って! ご飯から入れて、冷めたらこのおかずを入れて、汁物とこれを合わせてないと……もう、やってられないですよ! 僕は本当に、弁当にご飯を詰めて、その上におかずをボンボン乗っけるだけの弁当がほとんどなんですよね。むしろ、ご飯に味がしみて美味しいんですよ! 小難しいことは本当に考えなくていいと思うんですよね!」

●確かに、子どもの頃に食べたお弁当で一番美味しかったのって、ハンバーグのタレがついたご飯だったかもしれないと思いました(笑)。

「そう、そう! 結局、汁がついたご飯が一番美味いんですよ、世の中で! 僕、一番好きなのが、どんぶりにご飯をいっぱい盛って、生姜焼きを乗っけるでしょ。むしろ、その生姜焼きは置いておいて、その汁ご飯を食べたいんです! 生姜焼きの乗ったご飯ほど美味いもんはないです! あれ多分、世の中で最高の食べ物だと思うんですよ」

●確かに、うなぎもタレだけでご飯が何杯もいけますよね(笑)!

「あ、そうそう! それが究極ですよ、究極!」

●お弁当もそういう風に、シンプルでいいっていうことですね!

「汁弁(しるべん)でいいんですよ、汁弁で(笑)!」

●もうひとつ、フランスの漁師さんが一押しの、“サーディン弁当”! イワシのオイルサーディンのお弁当ですよね。

「向こうは郷土愛が凄くてですね、フランスの地方に住んでいる人は、パリとか全く興味ないですから! “パリなんか、俺たちの文化を勝手に持って行って、あいつらは何だかガチャガチャと高い金でやっているんだよ! あんなところ、俺たちは行きたくもないし!”っていうぐらい郷土愛が強くってね。
 港町に行かせていただいた時もあったんですけど、オイルサーディンの街なんですよ。“もう、コレとパンとワインだけあれば、他に何が要るの?”っていうぐらい。可愛い綺麗なOLさんとかが、バケットにサーディンを持って行って、パカっと缶を開けてパンに乗っけて食べているんですよ!」

●缶詰から、直接!

「そうそう! そう聞くとオシャレに思えるじゃないですか。パリのスラッとしたOLの女性が、ランチにパカっと開けてカフェと一緒に、って。我々からすると、サバ缶を乗っけるとか、それと変わらないんだから、それで十分だと思うんですよね」

●そうですね、なんか本当に、お弁当ってフリースタイルでいいんだなっていうのが、改めて思いました!

「本当にそうです! それ、今日の結論でいいんじゃないですか? “フリースタイルでご飯づくり”って!」

YUKI'S MONOLOGUE 〜ゆきちゃんのひと言〜

 世界の家庭料理のアイデアが詰め込められた、コウさんの新刊『だけ弁』。私も実際に、この本を見てお弁当を作ってみたんですが、炒めて混ぜて詰める“だけ”で、本当に簡単! 本にも書かれていますが「作る人も食べる人も笑顔になれる」レシピ本だなと思いました。お弁当作りで悩んでいる人、おすすめですよ!

INFORMATION

新刊『コウケンテツのだけ弁

 扶桑社 / 税込価格1,296円

 アジアやヨーロッパなど、世界の家庭を巡って、見て、そして舌で味わってきたコウさんだからこそ提案できるレシピが、47掲載されています。タレをつけて焼くだけ、さっと煮るだけなど、シンプルなお弁当作りの参考にぜひ! 詳しくは、扶桑社のHPをご覧ください。

<プレゼントの応募要項>
 新刊『コウケンテツのだけ弁』を直筆サイン入りで3名のかたにプレゼントします!

 メールのタイトルに、「コウさんの本希望」と明記の上、あなたの住所、氏名、年齢、職業、電話番号、そしてぜひ番組へのご意見、ご要望も添えて、flint@bayfm.co.jpまで応募ください。
 応募の締め切りは6月20日(木)。当選は発送をもって代えさせていただきます。たくさんのご応募、お待ちしています!

応募は締め切りました。たくさんのご応募、誠にありがとうございました!

今週のオンエア・ソング

オープニング・テーマ曲
「(MEET) THE FLINTSTONES / THE B-52's」

M1. 朝ごはんの歌 / 手嶌葵

M2. WANNABE / SPICE GIRLS

M3. WOMAN / JOHN LENNON

M4. セロリ / 山崎まさよし

M5. みいつけた! / トータス松本

M6. お弁当ばこのうた〜あなたへのお手紙〜 / 半崎美子

エンディング・テーマ曲
「THE WHALE / ELECTRIC LIGHT ORCHESTRA」