2019年6月22日

一歩前に踏み出せば“世界”が変わる!
〜バックパッキングの旅、ロングトレイルの勧め〜

 今週のベイエフエム/ ザ・フリントストーンのゲストは、バックパッカー、そして紀行家のシェルパ斉藤さんです。

 本名は斉藤政喜(さいとう・まさき)。1961年3月生まれ。学生時代に中国・揚子江をゴムボートで下ったことがきっかけで、フリーランスのライターに。1990年に、日本のロングトレイルの先駆け、東海自然歩道を踏破する紀行文を『BE-PAL』に連載、その時に編集者から「シェルパ」というペンネームを付けられたそうです。その後、アウトドア雑誌を中心にエッセイを発表。95年に八ヶ岳山麓に自ら丸太小屋を建てて、家族とともに田舎暮らしを楽しんでらっしゃいます。

 斉藤さんはバックパッキングの、自由かつユニークな旅を実践していて、その模様をアウトドア雑誌など、活字メディアで発信されています。また、これまでに海外を含め、50本以上のトレイルを歩いている「ロングトレイルのスペシャリスト」でもいらっしゃいます。
 そんな斉藤さん、番組には5年ぶりのご出演!今回は日本のトレイルの魅力や、この時期にお勧めのフィールドのお話などうかがいます。

ほどほど、そこそこ、だからいい!

※これまでに30冊以上の本を出されていますが、いちばん新しい本が、先ごろ出たばかりの『ニッポン10大トレイル』! シェルパさんは以前、世界の10大トレイルを紹介する本も出されています。今回なぜ「日本」だったのか、その想いからうかがいました。

「これね、本当に世界を見てきたからこそ、逆に“日本、素晴らしい!”っていうか……。僕、思うんですよ、海外に行くと“あ、日本いいよね!”って。実際にもう20年近くトレイルとかを歩いてきて、“日本、負けてないな”っていう想いが凄く強くって。じゃあ、日本で10本を選んでみようっていうことで選んだのが、今回のこの本なんですね」

●どんな基準で選んだんですか?

「まず、自分が海外に行く場合を考えた時に、どうやってそこまで行くか。そして、歩き終えたらどうやって帰ってくるかっていうのは気になったので、それは第一優先。ですから、タクシーを使って行くとか、自家用車じゃなきゃ行けないトレイルっていうのはなしにして、普通に公共交通機関があって、そこまで普通に行けて、それで歩き終えたら普通にバスとか列車に乗って帰ってこられるっていうのを第一優先にしました。

 あと、登山っていうと山頂に立つことが目的だから、そこまで行って帰ってくる、つまり往復するっていうことなんだけど、僕の中のトレイルっていうのは、もう行きっぱなしの、ワンウェイの道。ですから、今言ったトレイル・インやトレイル・アウトっていうのも、ここから入ってずっと歩いて、歩き終えたら違うところから出て行くっていうことに注目しました。

 それと、テント泊も出来るし、宿泊も出来る。だから、テントで泊まりたい方はテント泊用のテント場もあるし、テント泊をしたくないっていう人には、山小屋や宿がある、ということもポイントですね。
 そして、誰でも歩けること。なんか特別なスキルとか鎖場があったりっていうのじゃなく、迷いにくく整備されていること。

 また、そのトレイルならではの特色があること。北海道から屋久島まで選んだんですけど、そこにしかないトレイルっていうところで、だいたいこの10本かな。
 “日本10大トレイル”っていうのはあるわけじゃなくて、僕が勝手に選んだ10本なので、僕の基準だけで選んだ10本です」

●“シェルパ斉藤セレクト”っていうことですね!

「だから責任は僕にあるっていうことなんですね(笑)。でも、本当に責任を持てるっていうぐらいオススメです! ここなら本当に世界に誇っていいんじゃないかっていう10本を選んだんですね」

●でも、今のお話を聞くと、本当に初心者の私でも行けそうなところばかりですね!

「うん! 誰でも行けるっていうところを選びました。10本を最初に選んで、そこに行ったっていうことじゃなくて、20年間ずっと歩いてきて、“ここは10本に入れていいな”っていうベスト10を選んだんですよ。だから、もう一回行ったりもしたし、今回の記事の半分は、全くの初心者を連れて行って、僕が案内をするっていうのをやったんですよ。ですから、本当に歩いたことのない人でも大丈夫っていうトレイルを選びました」

●やっぱり日本の自然っていうのは、どこも魅力的なんですか?

「海外を歩いていると、とてつもない広大さとか、凄いスケール感っていうのがあるんだけど、そういうところは行くと凄く楽しいんですけど、日本のトレイルの何がいいのかなって考えたら、“ほどほど”なんだなっていう感覚でした。

 ですから、山がダーっと重なっていても、“あの山の向こうまで歩いて行けるんじゃない? ずーっと行けば、越えて歩いて行ける!”そう思えるんですね。それで、治安もいいし、そこそこ利便性もあって……。だから、ちょっと頑張って1日歩けば里にも降りてこられるんじゃないかっていう感覚もあって。その加減がちょうどいいかなって思いますね。
 例えば、全く水がないっていうこともあまりないし、沢があったりもしますしね。今回の本にも登場してくるんだけど、その気になれば毎日、温泉に入れるとかね。そういう恵まれたところもあって……。

 だから、日本がいいなと思うのは、環境自体もちゃんと考えられていて、ちゃんと標識があったりだとか、本当に1週間、山の中で帰れなかったらどうしようっていうところが、そんなにない。……実は一箇所、この本の中にあるんですけどね(笑)。そういうのも選べるし、自分の身の丈にあったところを選べるっていう意味でも、日本のトレイルはいいなと思いますね」

ソロでもグループでも楽しい!

※今回のトレイルを選ぶ際、シェルパさんにはこんなこだわりもあったそうです。

「今回選んだトレイルっていうのが、だいたい3日以上はどうしても必要だっていうのにも、ちょっとこだわっています。
 というのは、1日か2日だと、どうしても“ああ、よかったね!”で終わるんだけど、3日目や4日目になると、だんだん自分の体も慣れてくるし、自分がそこに入り込んでいく感じと、自分がそこに認められた感覚っていうのかなぁ、なんか、そこに入り込んで、溶け込んでいく感じがしたりする時もあるんですよ。
 だから、今回選んだコースっていうのは、だいたいそれくらいの期間ですね。長くて、1週間くらいで、最低でも3〜4日はかかるっていうコースをずっと歩いて、この本にセレクトしました!」

●今回は、“ソロ”と“グループ”と大きく分けて2つのパターンのコースを紹介されていますけど、初心者が行くには、どっちのほうがいいんですかね?

「それはやっぱり、いいグループがあったり、自分で言うのもなんだけど、シェルパ斉藤みたいなリーダーがいたら(笑)、それはめちゃくちゃいいだろうけど、じゃあひとりじゃ行けないのかっていうと、僕はあまりそうとは思っていなくて。
 だって、僕が(バックパッカーを)始めたときも、当然最初は誰だってビギナーな訳だし、いきなり僕はソロから始めているので、ソロだから無理だっていうのは、あまりないと思いますね。逆に言えば、僕はグループで行ったのって今回が初めてなんですよ! だから、“グループも面白いな!”と思いましたね。

 それはどういうことかっていうと、“仲間と一緒にやり遂げた感”ですね! どんな道を歩いても飽きることはないし、だんだん足が慣れてくるっていうこともあるけど、絆がだんだん深まっていくんですよね。だから最後、3〜4日目になると、“別れたくないね!”みたいな感じになっちゃう!
 だから、仲の悪い奴らを4日間、ずっと歩かせれば、なんとか仲よくなるんじゃないかなって思うくらい、同じ目的を持って同じ道を歩いていくと、結構いい意見も出てくるし……。そういう意味では本当に、お互いが深まっていくっていう感覚がいいなと思いますね。

 逆にひとりだと何がいいかっていうと、それがないところ。全く気兼ねなく、自由に、休みたければ休めばいいし、自分で考えて行動して、自己判断するっていうのが、それなりに面白いですしね。

 今回、やってみて思ったんだけど、仲間と歩くと案外、景色を見ないですね。話し込んだりとかしていて、あんまり見ていないなと思います。だから、そのコースとかその自然を知りたければ、やっぱりひとりのほうが強いなと思いましたね。
 すぐ何かあれば、はっと見たりとかできますしね。例えば仲間と歩いていると“何だろう、これ?”と思ってもみんな行っちゃうし、話し込んでいると周りを全く見ていないし。それはそれで、楽しいんですけどね。

 そういう意味で今回、グループで行ったのが5本と、ソロで行ったのが5本っていうのは、それぞれ面白いよっていうのを伝えたかったんですよね」

●じゃあ、ひとつのコースでも、2つのパターンで楽しんでみると、より深められるかもしれないですね!

「本当にそう思いました。行ったことのあるコースでも、もう一回行っても何度でも楽しめますね。そういう意味で、僕も勉強になりました」

●テント泊と山小屋泊だったら、どっちがオススメですか?

「そりゃあ、余裕があるなら山小屋泊のほうが楽しいですよ! なにせ(テント泊は)テントも持たなきゃいけないっていうのもあるんだけど……あぁ、でも、そう言ったけど……テント泊、楽しいな(笑)。なぜかっていうと、そこまで行かなくてもいいっていうのもあるんですね」

●行かなくてもいい?

「要するに、予約したら(山小屋に)行かなきゃいけないじゃないですか! テント泊って割と自由なのが、一応テント場って決まっているけど、でも行けなかったらビバークできるっていうのもあるし。
 例えば山小屋だったら、だいたい3時くらいまでには着かなきゃいけないっていうのがあるんだけど、何があるかわからないし。それはトラブルっていう意味もあるんだけど、何かスゲー面白いことがあった時に、“ああ、でも3時までに(山小屋に)行かなきゃいけない……!”と思って行かなくて済むんですよ、テント泊なら!
 それはそれで、いいと思いますね。“本当に自由なんだ! なにせ、自分で家を持っているわけだから、もうどこでもOKじゃん!”っていう感じはいいですね」

この時期オススメは尾瀬

※トレイルといえば、以前この番組でも何度か紹介した、青森から福島までをつなぐ「みちのく潮風トレイル」が、ついに6月9日に「全線」開通しました!
 今回、新たに開通したのは、岩手県内と宮城県内にある4区間。この区間が開通したことで、「みちのく潮風トレイル」は、全長1025kmとなりました。

 一見、かなり長いコースだと思うかもしれませんが、海から山まで色々なフィールドがあるので、まずは自分が好きな所や行きやすい所だけを歩いてみるのもいいかもしれませんね!
 自分の足で歩いてみると、自然のたくましさや地元の人たちの暖かさなど、色んなことを感じられる素敵なトレイルです。今後、全線開通記念のイベントなども開催されるそうですよ。
 詳しくは、みちのく潮風トレイルのfacebookをチェックしてみてくださいね!

 さあ、それでは次に、今の時期に、おすすめのトレイルコースをシェルパ斉藤さん教えてもらいましょう!

「関東からだったら、この6月の時期だと、尾瀬は結構いいですね! 尾瀬は6月の後半になってくると、水芭蕉とかが終わっているんですよ。だから、逆にいいの! 人が少なくなるから、歩きやすいんですよね。
 例えば、水芭蕉前線の6月の頭とかそのぐらいになると、人が多すぎてガヤガヤしているんだけど、木道とかも凄く整備されているし、尾瀬はどこまでも行けるし、かと思うと至仏山(しぶつさん)とか、ちゃんと山もありますしね。山小屋も多くて、テント場も結構、あちこちにあるし、そういう意味では、尾瀬はオススメですよ! とくに、6月後半の、人がいなくなってから!」

●見所としては、どこを押さえておくといいでしょうか?

「尾瀬湿原の木道をとにかくダラダラ歩く(笑)! 木道を歩くの、結構楽しいなっていう気になれるんですよね。一本道がどこまでも続いているなっていう感覚は、ここしかないなと思うので、そういう意味でも尾瀬はいいですね」

●私、テント泊をしてみたいなと思っているんですけど、どのあたりでテント泊するのがいいでしょうか?

「あちこちにテント場は必ずありますけど、どこもよかったですね! オススメでいうと、山の鼻(小屋)っていうのが至仏山の麓(ふもと)にあるんですが、そこはテント泊の人が、山小屋にあるお風呂に入れるんですよ、一回500円で! 日帰りの人は入れなくて、テント泊をすれば入れます。
 そこの横にはもともと倉庫があったんですけど、そこをバーに変えたんですね。夜、ちょっと開いていて、山小屋の人も入れるし、テント泊の人も入れるし、生ビールを飲んだり、つまみがあったり……。夜に満天の星を眺めながら、翌朝は湿原の中から昇ってくる太陽を見ながら、“あぁ、なんか自分、ちょっと幸せ〜! 地球って、いい!!”って感じになれますね」

今の時代だからこそ、トレイルを歩く

●今回の本は、実は“シェルパ斉藤”名義で出された2冊目なんですよね! 意外でした。

「そうなんですよね。今まで30冊以上、本を出してきているんですけど、全部、本名の“斉藤政喜”著なんですよね。著:斉藤政喜で、タイトルは“シェルパ斉藤の〜〜”っていう本ばっかりになっていて…….。
 シェルパ斉藤の著で出したのが、もう30年近く前ですけど、『213万歩の旅』って本なんですね。僕が東海自然歩道っていうのを初めて歩いた時の本なんですが、そもそも“シェルパ斉藤”って名前がついたのも、“東海自然歩道を歩かないか?”って言われて、その時に僕はネパール帰りだったものだから“シェルパ族だし、しかも、読者を歩く旅にガイドするわけだから、山岳ガイドの代名詞であるシェルパでいこう!”っていうことで、シェルパ斉藤になったんですよ。

 そうして始まったんですけど、2冊目の本を出すときに、それは歩く旅の本じゃなかったんですね。『行きあたりばっ旅』っていう、ナメたような、本当にふざけた本なんですけど、あちこちヒッチハイクしたり、もらったものをどんどん交換していく“わらしべ”だったり、そういう本を書いたんで、“あ、じゃあこれは本名にした方がいいかな”ってことで、“斉藤政喜”著としたんですね。そうやっていくと、“シェルパ斉藤”著の本って全然なかったんですよ! 

 シェルパ斉藤でデビューしたのが、平成元年なんです。それで、新しい元号になったし、“丸30年経ったから、もう一回原点に戻って、令和の時代にシェルパ斉藤の本を作りたい!”っていう思いもあって、30年かかって、ようやく2冊目の本を出したんです」

●元号をまたいで!!

「時代をまたいで、2冊目の本ができました! そんな気分ですね。今の時代こそ、みんなに歩いてもらいたいなっていう思いもあって。
 今は本当に、世の中スマホだとかですぐに結果を求めちゃうじゃないですか。人間、もっと考える時間があってもいいかなと思うんですね。歩いていると本当に、デジタルとか入らないから! 僕、もともと(スマホとか)持っていないんだけど、持っている人でも入らなくなるっていうのは、それはいいことなんじゃないかなと思っちゃうんですよ。それで、自分で考える。

 ですから、ぼーっとする時間も凄く大事だし、スマホは、結論はすぐに出してくれるけど、自分で考えるっていうことは結構、大事だと思うので、そういうことがトレイルに行くとできるから、今の時代にこそ、歩いてもらいたいっていう思いもあって、今回の本、『ニッポン10大トレイル』は、“シェルパ斉藤”著にしました」

“世界”は自分の足で変えられる!

※30年以上パックパッカーをしているシェルパさんですが、バックパッキングの旅にこんな想いがあるそうです。

「楽しいですよ! だって、自分の家を持って行けるというか、衣・食・住の全てを背中に背負って持って行けるって、スゲーな! っていうことは、どこでも生きていけるじゃん! どこでも行けるじゃん! って思っちゃうんですよね。その感覚が、30年経った今でも、面白いなと思いますもんね!」

●面白いし、いろんな学びがありそうですよね!

「本当ですね! 未だに、旅に行って歩き終えると、成長した気になれますもん。成長なんか、ほんのわずかだろうけど、ずーっと、どんどん成長していくんじゃないかな、何か学んできたなっていう気になれますね」

●それはやっぱり、自分で衣・食・住を背負っているからこそ、気づける学びっていうのもあるんですかね?

「そうですね。しかも全部、自分に返ってくる。例えば荷物も、何を持って行くかにしても、“あれを持っていけば、もっと楽になって、夜を楽しめるな”とかがあるかもしれないけど、それを持って行けば、全部が自分の足に返ってきちゃう。“あ、より重くなるじゃん……”みたいな。

 逆に、荷物を軽くして行こうかってなると、“あぁ、なんか夜、寒いなぁ……”とか、“あれ持ってくればよかったぁ”とかもあったり。その辺のやりとりが結構面白いんですよね!
 ですから毎回、行く場所や季節によって変わったりとか、あとは新しい道具を手に入れたら、それを持っていったりとかもできるので、そういう意味では本当に“飽きない遊び”、そういうふうに思っています」

●自分の人生にも反映できますよね。自分は何が大切だと思っているのか、何が大切なのか、とか……。

「そうですね。だから、そういうこともいろいろと考えられるんですよ。それは地球に置き換えてもいいし、何か足りないなら、何か作らなきゃっていうことも考えられますし。
 我慢するとかも全部、自分に返ってくるから。我慢しているからこそ、例えばラーメン一杯食べても、スッゲー美味いとか、水一杯がスッゲー美味くて、“何でこんなに水が美味しいんだろう!?”とか。だから、ささやかなことが幸せに感じるんですよね。
 人生って、旅もそうだけど、ささやかな喜びを重ねることなんじゃないかな……っていう、ちょっとロマンチックな感じになったりもしますね(笑)」

●シェルパさんのようにバックパックで旅をする人が増えたら、もうちょっと地球も変わりそうな気がしますよね。

「いいと思いますよ! 本当に一回やってみると、“ああ、こういうことなんだ。こんなんでいいんだ”っていうふうに割り切れるし、それに常に何か変わっていく感じもするしね。自分の力で歩いていくっていうのは、いろいろ変わっていくものの一歩になるなっていう気にもなれますね」

●変わっていく……。

「うん、進めば、変わる! ずっとそこに留まっていると、“毎日毎日同じことの繰り返しじゃないか!”って思ったりするんだけど、でも一歩前に踏み出せば、絶対に変わるんですよ! だから日々の生活も、絶対に変わるんですよ! そういうことが、バックパッキングの旅に行くと実感できる。それは自信を持って言いたいな」

●じゃあ今、悩んでいる人にとってはオススメですね!

「本当に変わっていくっていうことがわかるから。世界は自分の足で、自分の力で変えることができるんだ、っていうことが実感できますよ!」

☆この他のシェルパ斉藤さんのトークもご覧下さい。

YUKI'S MONOLOGUE 〜ゆきちゃんのひと言〜

 シェルパさんのお話をうかがって、改めて自分は物や土地や価値観に縛られているんだなと感じました。衣食住すべてをバックパックに詰め込んでトレイルに行けば、もっと心が自由になれそうですね。

INFORMATION

新刊『ニッポン10大トレイル

 エイ出版社 / 税込価格1,620円

 斉藤さんが自信を持ってお勧めする日本の10大トレイル! グループ編として甲州や京都、屋久島など5本、ソロ編として黒部や北根室、尾瀬など5本のトレイルを紹介。ほかにもボーナストレイルが10本掲載されています。地図や写真もふんだんに使われていて、見ているだけでも楽しい! 紀行文も読め、細かい情報も載っているので、ガイドブックとしても活用できる一冊です。
詳しくは、エイ出版社のHPをご覧ください。

 シェルパ斉藤さんについては、斉藤さんのHPをご覧ください。

今週のオンエア・ソング

オープニング・テーマ曲
「(MEET) THE FLINTSTONES / THE B-52's」

M1. ワンダーフォーゲル / くるり

M2. WALK RIGHT BACK / 竹内まりや&山下達郎

M3. WALKING IN THE SUN / TRAVIS

M4. 優しいあの子 / スピッツ

M5. IT'S TIME / IMAGINE DRAGONS

M6. 歩み / GReeeeN

エンディング・テーマ曲
「THE WHALE / ELECTRIC LIGHT ORCHESTRA」