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  片岡龍峰さん  
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P r o f i l e
 
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国立極地研究所准教授。
2004年、東北大学大学院理学研究科博士課程修了。情報通信研究機構、NASA ゴダード宇宙飛行センター、 東京工業大学理学研究流動機構特任助教などを経て現職。2015年、文部科学大臣表彰 若手科学者賞授賞。 著書に『オーロラ!』(岩波書店)、『宇宙災害 太陽と共に生きるということ』(DOJIN選書)などがある。




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2019. 4/1-4 ゲストトーク(概略)

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神秘の光、オーロラが発生する仕組みとは?
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確実に私からお伝えできることとしては、三つの要素を揃えるとオーロラが光りま す。これは間違いなく言えることです。三つの要素は何と、生命を守ってくれている 「三つの盾」です。太陽風と地磁気、それと大気です。この3点セットを揃えるとそ の星にはオーロラが光るのです。

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太陽風は地球のすぐ近くまで吹き付けてくるのですが、避けて通るようになっていま す。それは地磁気を嫌がる性質があるからです。地磁気を避けてプラズマが通ると物 凄い電流が発生します。その電流はどこかへ行きたいわけです。発電したらそれを消 費する場所が必要なのです。

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その場所が大気です。発電が起こると北極と南極の方に輪っかのように集中して電気 が流れ込みます。オーロラも北極や南極に取り巻く輪っかのような集中した場所で発 光します。オーロラの発光の仕組みは物が光っているのですが、光っているものは何 かと言うと今、大気と言っている空気成れの果てみたいなものです。

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発光している場所は宇宙空間なのです。宇宙空間なのに大気というのは矛盾している ように感じますが、宇宙ステーションが飛んでいるような高度400 km のようなとこ ろでも大気がわずかに残っています。ほとんど真空に近いようなところで、その大気 が電気的なエネルギーを受けると発光するしかないのです。

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受けたエネルギーを解消できなくて発光してエネルギーを失います。超希薄な大気が 宇宙からのエネルギーを受けて発光するのです。これがオーロラの発光です。赤とか 緑とかクリスマスカラーに偶然なっていますが、これは酸素原子が発光する特殊な色 です。

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これが発光している惑星というのは、私たちの知る限り地球しかありません。 何故 かというと答えは、生命体がいて酸素だらけの星に地球がなっているので宇宙空間に 燃え出す酸素も非常に多く、それはエネルギーを受けて、緑とか赤になっているので す。

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寒い地域にずっと暮らしていた人は死んだ人が天に還る時にオーロラに見立てると言 うか、そういうことをしますが、実は物理的にも私たちの体を構成している原子分子 というのは大気を通して宇宙空間にも一部行くわけですので、 その酸素原子が実際 に宇宙からのエネルギーを受けてオーロラとして発光していますから、人が死んで輝 く星になるというものと比べると、本当に近いことを言っている、そんなイメージだ なと思います。

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