世界的にも最高のクオリティーをもって評価される「MADE IN JAPAN」。
さまざまな技術開発に携わったエンジニアたちをゲストに迎え、ロボット、宇宙、車、コンピューターなど様々な技術革新と、その技術が生まれた背景に迫ります。日本の技術力は驚くことばかり、未来の見え方がきっと変わるはず。

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第221回 株式会社 渡辺教具製作所 取締役会長 渡辺美和子さん

2021/1/5 UP!

渡辺さんのプロフィール

1949年生まれ東京都出身。跡見女子大学英文科に在学中にアメリカの詩人 エミリ・ディキンスンの研究と並行して美学美術史科の勉強もし、美術の学芸員資格を取得。卒業後は、貿易商社、そして、ホテルオークラの画廊に勤務。結婚後、子育て中は、ラボ・チューターとなり、子供達に遊びながら英語を教えていた。渡辺教具製作所を経営する夫が急逝し、40代から経営に携わることに。
渡辺教具製作所は、1937年 築地で地球儀製作の個人商店として創業。1946年 当時の文部省、海上保安庁水路部、地理調査所などの指導を受け、本格的地球儀の作成を開始し、そのノウハウを確立。以来、学校、文具・教具を取り扱うお店などに販路を広げている。その後、星座早見盤、小型プラネタリウムも市場に出し、1962年、現在の株式会社となる。最近では、糸井重里さんが手掛ける“国境も国名もない地球儀”「ほぼ日のアースボール」を共同制作して大ヒット。この商品の直径15センチの地球儀と台座の製作を担当している。

株式会社 渡辺教具製作所 ⇒ https://blue-terra.jp/

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今回の「ほぼ日のアースボール」制作時には、アメリカシカゴに本社がある地球儀メイカー「リプル―グル」が協力。
実は、15年前ぐらいに大学生だった息子さんと会社に見学にかれたとか。そのときにお会いした方が今、社長さんになられたという不思議な縁も語っていらっしゃいました。

渡辺教具製作所の作る地球儀は「地勢タイプ」のもの。
自然に近い色で、森林や、草原、砂漠などの地理的特徴に色分けされている。
国は色分けしておらず、国境のみ線で表現している。
そもそも、自慢の地球儀だったが、最近では、そこに人工衛星からの情報も反映できるようになった。

そして、渡辺教具製作所では、地球儀だけではなく、明治前の初代のときから、「星座早見盤」や「天球儀」を作っていた。さらに、最近では、月を球体で表した月球儀KAGUYAを制作。アメリカの研究所で、評価していただいたとのこと。30年ほど前から、学校用に作っていて、そのときは、アメリカの探査機の情報でつくられていた。

探査機「かぐや」そして、「おきな」と「おうな」の3機が立体的に写真をとってきたために、月の基地はどこか?竪穴がどこかにあるなどがわかったので、
月球儀KAKUYAには入れ込んであるそうです。

https://blue-terra.jp/products/3063.html

渡辺さんから、エンジニアへのメッセージ。

作っているものに愛着をもって。どうやったら使う方に好まれるか?をやっていくうちに、いろいろでてくると思う。いろんなチャンスを利用してどんどん進んでください。

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渡辺さんのインタビューのフルサイズ、そして、これまでのレジェンドエンジニアのインタビューフルバージョンは、セントラルホールディングス株式会社のグループ。セントラルエンジニアリング株式会社のオフィシャルサイトから「レジェンドエンジニアの声」で、お聴きいただけます。 

https://www.central-engineering.jp/legendengineers

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