2020/5/21 UP!
木曜日限定のコーナー
Daiwa Sakura Aid ~BLOOMING LIFE~
桜の話題で『花咲く毎日』をお楽しみください♪
そういえば、「さくらんぼ」は、
桜の木にできる果実というのをご存知でしょうか?
今日は「桜の実」の違いについてご紹介しましょう。
まず、同じ桜の木でも、食べるために作られた品種と、
あくまでも見て楽しむための品種との違いが挙げられます。
桜の代名詞「ソメイヨシノ」は、観賞用の品種で、
自家受粉が出来ないため実をつけにくく、つけたとしても最大で1センチ程度。
しかも、酸っぱくて苦く、決して食用には向きません。
そして、食用のサクランボが実る桜の品種といえば「セイヨウミザクラ」。
花は白くて地味ですが、観賞用の桜と違い、
直径2センチ以上の甘〜い実をつけます。
ソメイヨシノより少し遅れて開花し、6月から7月ごろが美味しい旬。
日本では山形・福島・長野・山梨・新潟・北海道などの寒冷地で
多く育てられています。
ちなみに、みなさんがよく耳にするサクランボの種類といえば
「佐藤錦」が有名ですよね。
これは、国内で最も多く生産されていて、ヨーロッパで栽培されている品種
「ナポレオン」とアメリカ原産の「黄玉(きだま)」を交配してできたもの。
この名前は、初めて交配し、育てたという、山形県の佐藤栄助さんにちなんで
付けられました。
見てよし、食べてよし。様々な方法で、私たちを楽しませてくれる桜。
ピンク色の花を愛でたあとは、真っ赤なサクランボで甘〜いひとときを
過ごしてみてはいかがでしょうか?
♪きょうの桜ソング♪
『 桜の時 / aiko 』