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Daiwa Sakura Aid ~BLOOMING LIFE~

2020/8/13 UP!

毎週木曜日は、「Daiwa Sakura Aidダイワ サクラ エイド 
〜BLOOMINGブルーミング LIFEライフ〜」! 
日本が誇る歴史や文化、芸術の素晴らしさを次の世代に伝えることで、
みなさんの“花咲く毎日”を応援していきます。

“現代詩の長女”と呼ばれた詩人、茨木のり子さん。
詩集としては異例のベストセラーとなった『倚(よ)りかからず』をはじめ、
人々の胸を打つ言葉を、力強くつむいできました。

特に、青春時代を戦争とともに過ごした経験から生まれた代表作、
「わたしが一番きれいだったとき」には、多くの女性が共感。

彼女の歯切れの良い素直なことばは、
のちに国語の教科書にも掲載されています。

1926年、大阪で生まれた茨木のり子さん。
高校時代を愛知県で過ごし、上京して現・東邦大学、薬学部に入学します。

その在学中に、空襲や薬品工場での勤労動員を体験。
そして1945年、青春のまっただ中の19歳で終戦を迎えます。

こうした戦争に対する恐怖が、
命を大切にしたいと願う彼女の感受性を育んでいくのです。

茨木のり子さんが詩に込めた「生と死」に対する想い。
その捉え方に影響を受けたというミュージシャンがいます。

それが、米津玄師さん。あのヒット曲「Lemon」を書いたとき、
手にしていたのは、茨木のり子さんの1冊の詩集でした。

人生について、凛とした言葉でうたう詩人、茨木のり子さん。
敗戦の混乱の中、シェークスピア「真夏の夜の夢」を見て感動し、
劇作家の道を目指したこともありました。詩を書き始めたのは結婚後のこと。

昭和28年に詩人仲間と同人誌『櫂』(かい)を創刊すると、
ここから、谷川俊太郎、大岡信、吉野弘など、多くの新鋭詩人を輩出しました。

そして49歳のとき、長く連れ添った夫に先立たれます。
その後生まれた詩が、代表作のひとつ『自分の感受性くらい』でした。

それは、かつて戦争によって、生活から芸術が消えた時に
感じた彼女の心の声でもありました。

この詩と出会い、“頬をぱしりと張られたくらいの強い衝撃を感じた”
というのが、いま注目の現代アーティスト、小松美羽さん。

「画家やアーティストには感じる心が大切だといわれる。
それは、本当だろうか?私はそうは思わない。
感じる力はすべての魂が持っている。」

そう語る彼女は、この詩を書き写し、
自身のアトリエに貼って宝物のように大切にしているとか・・・。

そこには、今も私たち女性を励まし続ける茨木のり子さんの
感性が詰まっています。

「ぱさぱさに乾いてゆく心を ひとのせいにはするな
みずから水やりを怠っておいて 駄目なことの一切を時代のせいにはするな
わずかに光る尊厳の放棄 自分の感受性くらい自分で守れ ばかものよ」

今日取り上げたのは、詩人の茨木のり子さんでした。

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