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#281 9月11日 アベノミクスと総裁選後の経済

2020/9/13 UP!

安倍総理辞任!

8月28日に安倍総理が持病の悪化を理由に辞任を発表しました。


第二次安倍政権と言えば、2012年からおよそ7年8ヵ月も続いた

憲政史上最長の長期政権で、大胆な金融緩和を主軸とする

“アベノミクス”と呼ばれる経済政策を推し進めてきました。


それによって円高、株安をもたらしましたが、

その恩恵をあなたは感じているでしょうか?


ということで「あなたは景気が良いですか?悪いですか?

次の首相に望むことは何ですか?真っ先に取り組んで欲しい問題は?」

という質問をリスナーに投げかけ座談会を行いました。


≪ゲストコーナー≫

第一生命経済研究所・主任エコノミスト藤代宏一さんにお電話で

「アベノミクスの成果と総裁選後の経済」についてお話を伺いました。


アベノミクスで何を行った?

象徴的だったのは“金融緩和策”です。


これは現在も続いています。


因果関係はイマイチはっきりしませんが、

株価はおよそ3倍になり、失業率の低下に貢献した可能性はあるそうです。


財政支出拡大路線はアベノミクス初期には高い評価でした。


しかし、2度の消費増税をしたことで、一部からは厳しい声もあるそうです。


ただし、増税を2度先送りした事実からもわかる通り、

財政再建と目先の景気の優先順位は、景気に比重が置かれていました。


これは高く評価する人もいるそうです。


コロナ危機では、定額給付金を国民1人あたり10万円で13兆円、

また持続化給付金に4兆円、そして無利子・無担保融資といった政策など

リーマンショックや東日本大震災直後の景気刺激策に比べて

格段に大きかったそうです。


弊害は?

格差が縮まりませんでした。


企業利益が過去最高を更新した割に賃金の上昇は鈍かったそうです。


企業が人件費を削ったわけではありませんが、

株価は上がる中、労働者への還元が不十分だったそうです。


その分、企業経営者、株主が潤ったことになります。


労働者も株式を保有することで、格差縮小に一部貢献できるそうです。


コロナによるダメージは?

対人サービスを伴う業種は、かなりの打撃を受けています。


その一方で、倒産件数は歴史的低水準です。


これは政府の資金繰り支援策(無利子・無担保融資)が

効果を発揮しているそうです。


銀行が融資を断らない限り、企業は資金繰りの目処が立ち

倒産を逃れることができます。


日本経済がなんとか持ちこたえている要因にもなっているそうです。


業績が良い業種は?

“財”(有形商品)と“サービス”のうち“財”が好調です。


旅行、外食、人が集まる系の消費に制限がかかる中、

家電、家具、スマホ、ゲームなどがお金の向かい先となっています。


特に家電は2桁も伸びているそうです。


一方、“財”の中でも洋服や自動車の売れ行きが悪いそうです。


洋服はテレワークなどの導入で、ライフスタイルが変わり、

スーツを着なくなったことが大きな要因になっています。


景気の先行きが不透明のため、自動車のような高い買い物は

慎重になっている傾向があるそうです。


犯人がいないから大胆?

コロナショックには犯人がいません。


一方、リーマンショックやバブル崩壊は原因となった人たちがいました。


「なぜあの人たちのために税金を投入しなきゃらないの?」

という不満の声が出ました。


コロナでは、「困っている人がいたら助けよう」という

流れになっています。


ですから大胆な政策が実行できるのです。


アメリカではとてつもない規模の経済対策が

たった1週間で決まっています。


日本でも定額給付金ひとり10万円という

過去に類を見ない圧倒的に大きな対策が短期間で行われました。


なぜ株価の回復が早い?

政府が助けてくれるという期待が株価を回復させる要因になったそうです。


また世界的にお金の量が増えています。


その伸びはグラフで見ると、垂直になるほどだそうです。


コロナによって使おうと思っても使うことのできないお金が存在します。


これが株式市場に流れ、株価の回復に繋がったそうです。


今後の経済政策は?

将来の借金が大変だからと言って、歳出を削減したり、増税したりすると、

景気が悪くなり、却って財政が悪くなるそうです。


ですから経済優先の政策を次期総理、政権はとっていくと見られています。


明るい材料は?

海外の投資家は、新興国にお金をつぎ込みます。


ただし、何か起こったときに

その投資が一瞬で引き揚げられることもあります。


例えば、ブラジルはリーマンショックなどによって

一気にお金が引き上げられています。


日本は経済が成熟しきっている状態です。


コロナショックで一気にお金が出ていく現象はないので、

国際的にみて、日本経済は安定していると評価となり、

明るい材料ではと藤代さんは考えています。


次回9月18日は、「お彼岸とお寺」をテーマにお送りします!

聞いてちょーだい!!

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