今知りたいことを、毎週1つずつ時間をかけて、解き明かしていくプログラム。
平たく言うと座談会!あなたからのつぶやき大歓迎!

Every Fri. 19:00~

#315 5月7日 政権交代での日米経済

2021/5/10 UP!

日米政権の明暗!

新型コロナウイルスの影響が、

世界の経済に大きなダメージを

与えています。


そんな中、日本の同盟国である

アメリカは今年1月にバイデン政権が

誕生し、100日あまりが経っています。


アメリカはワクチン接種が急速に進み、

景気回復のペースも加速しているとも

言われています。


一方、昨年9月に日本では菅政権が

誕生しました。


菅義偉首相は、菅内閣を

「国民のために働く内閣」と掲げましたが、       

残念ながらワクチン確保に出遅れ、

経済面でも依然としてコロナの影響下から

抜け出せずにいるのではないでしょうか?


ということで今回は

「あなたは景気が良いですか?

悪いですか?

どんなときにそう感じますか?」

という質問をリスナーに投げかけ

座談会を行いました。


米の財政出動!

アメリカのバイデン大統領は、

先月日本時間の29日に

施政方針演説を行っています。


施政方針演説とは、

大統領が就任1期目に、

上院、下院合同の本会議で行う演説で、

新政権の方向性や国内外の

課題に対する見解や、

今後の政策について説明し、

議会やアメリカ国民に理解を

求めるものです。


この中でバイデン大統領は、

新型コロナ対策を巡っては、

目標の1億回を上回る

2億2000万回を超える

ワクチン接種を達成したと

アピールしました。


また、コロナで打撃を受けた

アメリカ経済再生のために、

3月に成立した1.9兆ドル規模の

経済対策に関して、

「アメリカ史上最も重要な救済策を

成立させた」とこちらもアピール。


さらに景気は順調に回復し、

加速しているとの認識を示し、

「これまでに130万人以上の

新たな雇用を創出した。

最初の100日間としては、

過去のどの大統領よりも多い」と

成果を誇っています。

(以上、4月30日 日本経済新聞、 

4月29日 読売新聞オンライン 参照)


しかし、巨額の財政出動の財源は、

富裕層に対する増税を充てる方針で、

勢力が拮抗している野党・共和党との

新たな火種になる恐れもあります。


手厚い支援!

“アメリカ救済計画”と名付けられた

この政策には、1人当たり1400ドル

(およそ15万円)の現金給付があります。


これは3度目の給付で、

今回年収8万ドル以上の

高所得層は除外されていますが、

支給総額は4000億ドルにも及びます。


また、失業者が州や地方政府から

平均で週370ドルを受け取っているのに

加え、連邦政府が週300ドルを上乗せする

失業給付の特例加算が3月中旬で

終わる予定でしたが9月まで延長されます。


さらにワクチンの普及に160億ドル、

財政難で治安や教育が

揺らぐ州・地方政府にも3500億ドル、

中小企業対策に500億ドルを支援。

子育て世帯への税優遇などに

1000億ドルを充てるそうです。


昨年からコロナ禍で発動された

対策を合わせると、

その規模は5.8兆ドル程度になり、

これはリーマンショック時の

経済政策の1.5兆ドルを

はるかに上回り、過去に例のない

  巨額な対策ということになります。


大きな政府に転換!

バイデン大統領は施政方針演説の中で、

経済活動で国が大きな役割を担う

“大きな政府”に舵を切ることを

鮮明にしています。


その背景には、大企業が収益を増やせば、

その恩恵を労働者に波及するという

“トリクルタウン”が機能しなかったことがあります。


そうしたこともあって、中間層が賃金を増やし、

経済を底上げする“ボトムアップ”への

転換を図るようです。

(以上、3月11日 日本経済新聞  

4月19日 産経新聞 参照)


≪ゲストコーナー≫

第一生命経済研究所 主任エコノミスト

藤代宏一さんに「政権交代での日米経済」

についてお話を伺いました。


バイデン政権の100日!

超大規模経済対策は、

うまくいっているようです。


企業の景況感は直近で発表された

ものによると、ここ30~40年で

過去最高だそうです。


給付金は3回配られています。


失業保険も上乗せされています。


アメリカ人の家計の所得は

前年に比べて30%も増えています。


調子の良いときでも5%増えることを

考えると、ものすごい増え方です。


モノが売れています。


アメリカのGDPの7割りは

個人消費が占めています。


ですから個人消費が良ければ

景気良いということになります。


アメリカ経済のリスクは?

格差の拡大です。


ニューヨークダウが連日最高値を

更新しています。


そのため株を持っている人は

お金が増えます。


一方、金融資産を持っていない人や

低賃金の人もいます。


このギャップが相当広がっています。


珍現象が起こった!?

アメリカの平均賃金が急上昇しています。


なぜかというと、例えばレストランで

働く人など比較的賃金の低い人たちが

失業し、平均の算出に入らなく

なっているそうです。


その結果平均があがったそうです。


アメリカの金利は?

ここまで景気が良いと

金融緩和策はいらないという

議論も出てきます。


FRB(中央銀行)は、少なくとも

2023年末までは金利を上げないと

約束しているそうです。


金融の引き締めがないということで

株価が上がっているそうです。


対中国による日本経済!

アメリカの民主党、共和党ともに

対中国は厳しい措置を取るという

スタンスです。


日本はハイテク製品の輸出を

しています。


例えば、半導体を作る機械を

輸出しています。


これは相当な稼ぎ頭だそうです。


今後、対立が激化していくと

日本の輸出に大きな影響が出てきます。


中国経済は?

堅調が1年続いているそうです。


指標を見る限り、経済が復活していると

言えるそうです。


日本からの輸出もかなりあります。


日銀の金融政策は?

物価というのは需要と供給の

バランスで決まります。


需要が供給を上回っている状態ならば

モノが足りないので、物価が上がります。


ただ日本はバブル崩壊後、

強烈な不景気を経験しています。


企業が値上げをすると、

消費者にそっぽを向かれるという

不安があります。


こうした背景もあって

なかなか値上げに踏み切れないそうです。


そうすると収益も上がらず、

賃金も増えなくなります。


こうした中、日銀の金融緩和政策が

取られましたが、過去の経験が尾を引き

物価は上がることがなかったそうです。


日銀は2%目標を半ば諦めているそうです。


ただ、止めるということは言えないそうです。


マインドに大きく影響するからです。


財政政策で何にお金を使う?

もし政府が大胆な財政支出をする場合、

どんなことに費やすのが良いのでしょうか?


例えば、次世代の技術、AIやバイオ、

産業用のロボットの研究にお金を

かけると良いそうです。


また、自動運転やそれに対応する

道路などもあります。


日本経済の見通しは?

コロナが順調に回復すれば、

コロナ前の水準を2年以内に

回復できる見通しだそうです。


アメリカやイギリス、イスラエルに

鑑みると、高齢者のワクチン接種に

目途がつくと、経済正常化の流れが

出てきます。


政府の狙いどおり7月末までに、

高齢者のワクチン接種の目処が付くと、

経済活動再開が一気に進む

可能性があるそうです。


次回5月14日は、

発達障害学習支援シニアサポーター

赤平大さんをお迎えして

「発達障害」をテーマにお送りします!


聞いてちょーだい!!

前の記事
次の記事
サイトTOPへ戻る
WHAT’s NEW
  • #321 6月18日 缶詰パート2

    ≪ゲストコーナー≫ 缶詰博士の黒川勇人さんにリモートで 「巣ごもりと缶詰」についてお話を伺いました。 需要が伸びた! 外出が制限で、家で食事をする 機会が急増し……

    2021/6/21
  • ゆりなり~!今回のテーマは『父の日』!

     明後日6月20日は、 父の日です。 日頃の感謝を込めて、 お父さんに何かプレゼントを 贈ろうと計画を立てている方も いるんじゃないでしょうか? ……

    2021/6/19
  • 6月18日は缶詰について座談会!

    今夜のメールテーマは、 「あなたの好きな缶詰は何でしょうか?  おすすめの食べ方はありますか?  缶切り持っていますか?」 ステイホーム、巣ごもり生活が続く中、缶詰の需要が伸びているようで……

    2021/6/18
  • bayfm 満福お届けWEEK!!の金つぶのテーマは「缶詰」!

    今週は、bayfm 満福お届けWEEK!!と題して、 各番組、あなたのココロに、おなかに!たくさんの「福」をお届け中! 金つぶでも、メールを送ってくれた全ての人の中から、抽選でお米「粒す……

    2021/6/18
    MONTH