2021/2/17 UP!
バレンタインデーということで、
テーマは「使える!チョコレート」でお送りしました。
さて、チョコレートの原料でもある「カカオ」。
現代では、「ポリフェノール」などの健康効果が報告されていますが、
すでに14世紀に築かれたアステカ王朝の時代から「神の食べ物」として
崇められてきました。
どんな風に食べられていたかというと、カカオと薬草をブレンド。
まさに「薬」として使われていたんですよね〜。
胃腸薬や解熱剤、歯の痛み、赤痢や毒へびに噛まれたときの毒消し治療にも有効
だとされてきました。
また、「極度の疲労の回復」にも効果を発揮したとのこと・・・。
まさに万能薬!
当時は砂糖が入っていなかったので苦い飲み物として体に取り入れていた
「カカオ」。不老長寿の薬として毎日、飲まれていたそうです。
そんなチョコレートですが、食べたり香りをかぐと、集中力や記憶力が高まると
いうことも実証されています。
体育大学のアスリートを対象にした実験では、チョコレートを食べたほうが、
短距離競走のスタートダッシュが速くなった!という結果が出ているそうです。
ちなみに、チョコレートの一人当たりの年間消費量がトップクラスの国では、
“ノーベル賞受賞者が多い”という調査結果も。
チョコレートは、集中力や記憶力、認知機能を高めることから、
消費量が多い国は優れた学者が育ちやすいという結果になりました。
そもそも、カカオの香り成分が、高揚感や多幸感をもたらす「エンドルフィン」
という脳内ホルモンの分泌を促進。
チョコレートを食べると何となく幸せな気持ちになるのは、このような成分が
効果的に作用しているからなのかもしれません・・・。
バレンタインデーにチョコレートは理にかなった恋愛戦略とも言えそうです。