2023/5/14 UP!
今夜は9月1日全国公開に向けて、
ただいま準備中の監督最新作「スイート・マイホーム」について
お話ししてきました。
作家・神津凛子さんによるデビュー小説を映像化したこちらは、
主役を窪田正孝さんが演じていらっしゃいます。
彼が演じるスポーツインストラクターの清沢は、
「まほうの家」と謳われた一軒のモデルハウスに心を奪われます。
なんでも、たった一台のエアコンで家中を隅々まで暖められるとか!
寒がりの妻と娘のために、その家を建てる決心をする清沢。
ですが、その家に越した直後から奇妙な出来事が起こり始める・・・というお話。
今後は公開に向けて、「スイート・マイホーム」のご紹介も
どんどんしていきます!
2023/5/7 UP!
今夜は別府滞在中に収録、
ドライブしながらのレポートをお届けしました。
別府の温泉の音、走行中の車の窓から聞こえる小鳥の声、
ラジオの向こうから、みなさんも少しは旅気分を味わえたでしょうか?
監督した短編映画「縁石」は
「別府ブルーバード劇場」での上映となっていますが、
みなさんが観光で大分県に行く際は、
別府に立ち寄ってみようかな、という
きっかけになったらいいな~と思っているそうです。
心の故郷を大事にしていただきながら、他県にも目を向けてみたいですね。
2023/4/30 UP!
今夜は、ちょっと面白いテレビ番組に参加してきた
エピソードを披露しました。
中京テレビの特番で「こどもディレクター」と言う番組で
子供が自らディレクターになって
両親を取材・そして問題解決をしてもらうファミリーバラエティ。
以前、タクミズムにゲストでご登場いただいた上出遼平さんが
ブレーンとして参加しており、上出さんのエッセンスが染み出ているそう!
「どんな年代の人も誰かの子ども」。
改めてそんなことを感じた今夜だったのでは??
2023/4/23 UP!
作品でバトンをつなぐ「別府短編映画制作プロジェクト」
第三弾として監督した短編映画「縁石」についてお話ししました。
70年以上にわたり、ミニシアターの文化を守ってきた岡本照館長、
そして、別府で暮らす人々への想いをこめたこの作品。
「別府ブルーバード劇場」は
色んな映画監督や俳優が照さんに会いたくて昔から集まる場所で
映画人のパワースポット的存在のようです。
別府にお出かけしたら、ぜひブルーバード劇場へ立ち寄り
映画「縁石」をご覧いただけたらと思います。
この映画を目的に、別府でゆっくりと休暇を過ごすのも
いいですね!
2023/4/16 UP!
香港レポート第2夜。
沢木耕太郎さんの深夜特急、ウォンカーワイ作品と、
今の自分に繋がるカルチャーが香港にあるそうです。
そんな作品たちのご紹介を。
ベニー・チャン、ダニエル・ウー、仲村トオルさん、國村隼さん、
サム・リーの「メイドインホンコン」が大好き。
(映画「ピンポン」では、チャイナという役をやっていた。)
ジョニー・トー「マッド探偵7人の容疑者」、
イー・トンシン「ワンナイト・イン・モンコック」、
フルーツ・チャン「3人の夫」「ドリアンドリアン」「フルーツ革命」、
(数年前の東京国際映画祭で「3人の夫」が数多くの受賞をしていた。)
その時、HBOのフードロアのプロジェクトに参加しました。
エリック・クーが来日していたので
3人で渋谷の和食屋さんでご飯を食べたそうです!
2023/4/9 UP!
今夜は22年ぶりに訪れた香港でのレポートをお届けしました。
最後に訪れたのはミレニアム前後、
収録は週末で賑わうセントラルを散歩しながら行いました。
朧げな記憶と照らし合わせながら旅したようで、
見覚えのある場所はあるけれど、
それは映画の中でのシーンだったのかも、と曖昧。
2019年の大きなデモ、
2020年からは、積み上げてきたものとは違う方向に
進んでいるのが感じられたそうです。
一見する分には普通なのに、現地の方と話すと失ったもの、
声なき声が聞こえてきたとか。
苦しみ、悲しみ、あきらめも含めたものも強く感じた滞在のようでした。
来週も香港編をお送りします。
2023/4/2 UP!
今夜は、漫画企画の最後を飾る、斎藤工オススメの漫画
「BLUE GIANT」をピックアップしました。アニメ映画も公開中!
読んだ方ならわかると思うのですが、
「ジャズのメロディが聴こえてくる漫画」です。
映画化されたことで、ストーリーに出てくるJASS(主人公のバンド)
オリジナル楽曲を実際にサントラで聴けるのも、また楽しみのひとつ。
プロのジャズミュージシャンたちが臨場感を煽る演出で楽しませてくれます。
音楽は、世界的ピアニスト上原ひろみさんが担当。
“映画館がライブ会場になったような感覚になるほどの迫力!”と、
話題になっているので、ぜひ劇場で観たい映画です。
今夜お送りした楽曲は、サントラから
- FIRST NOTE(JASS初めてのオリジナル曲)
- WE WILL(雪祈が作曲が好きだと気づいた場面の曲)
- N.E.W(主人公・大がピアノ・雪祈をライブ中に煽るシーンの楽曲)
でした。
2023/3/26 UP!
ただいま公開中の映画「零落」の原作者
浅野いにお先生をゲストにお迎え!
浅野先生の「衝撃を受けた漫画」は
つげ義春先生の「ねじ式」。
買ったその帰りの電車で読まれたそうで、
「衝撃を受けた」、まさにそのものだったそう。
「こんな表現の仕方があるのか」
「こんなアプローチもありなら自分にも書けるかも」
と、その日の夜から漫画を描き始めたそうです!
浅野先生の「人生を変えた作品」とも言えますね。
また今夜は、
斎藤工とは同年代なことから
2人の老化あるある話にも花が咲きました。
「年を重ねることに抗わず、いい年の取り方をしたい。」
と語られていました。
2023/3/19 UP!
今日は3/17に公開となった映画「零落」の原作者
浅野いにお先生をゲストにお迎えした様子をお届けしました。
話題に上がった浅野先生によるYouTube配信では、
撮影しながら作業するため緊張感があり、お仕事が捗るのだとか。
また漫画家の目線から、
他クリエーターの「衝撃を受けた漫画」についてトークして頂きましたが、
浅野先生が人生で泣いた漫画の一つが
漫画家の大橋裕之さんのピックアップされていた
「漂流教室」だそうです!
(思わず泣いたのは、登場人物のお母さんにまつわるエピソードだったそう。)
来週もご登場いただき、浅野先生の「衝撃を受けた漫画」について伺います!
2023/3/12 UP!
映画「零落」の3/17の公開に向け
「クリエーターズ・ファイル」。
今夜は、「零落」の脚本を担当された
倉持裕さんがご登場。
2004年には「ワンマン・ショー」で岸田國士戯曲賞を受賞。
江戸川乱歩の8本の短編を原作にした
「お勢登場」、「お勢、断行」ほか
数多くの舞台、
そしてテレビドラマ「中学生日記」や「13歳のハローワーク」、
映画「十二人の死にたい子どもたち」「アイ・アムまきもと」、
またコント番組「LIFE!〜人生に捧げるコント〜」
などを担当されました。
●倉持さんの人生を変えるような衝撃を受けた漫画は?
「色々あるが、手塚治虫の「時計仕掛けのりんご」。
小学生の頃の漫画で一言で言うなら怖い話ばかりの短編集。
中でも表題作「時計仕掛けのりんご」と「バイパスの夜」は
平和な日常が気づかないうちに暗転していくストーリー。
それを読んで恐ろしい闇とかダークサイドは、
離れたところにあるのではなく、日常に並走していると感じた。
その感覚は、自分の作品にも影響されている。」