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THE FLINTSTONE(ザ・フリントストーン)特別企画「環境問題の新・常識」

 1992年に放送を開始して、日本における環境問題の推移を間近で見てきた
THE FLINTSTONEが、そのキャリアの集大成として今、もう一度環境問題をイチから考える。
 92年当時の常識とされていたこと、間違った知識によってミスリードされてきた問題、政治・行政の都合でねじ曲げられたデータ、それに基づく結論から論じられている現在の環境問題のあれこれに、もう一度、メスを入れ、新・常識を構築するとともに、都市と地方の経済格差から生じる様々な問題によって積み残されてきた森林行政や、地方の環境破壊問題、食の安全に対する不安・食料自給率の低下で叫ばれる農業政策、経済の事情と無縁ではいられなくなっている環境政策を考えるときに、リサイクル政策はこのままでいいのか? 諸外国と比べて日本の環境政策はどうなのか。
 このシリーズを通して新しい常識・知識を得た上で、これからの環境問題をリスナーとともに考えるのが、このシリーズの狙いである。
 あえて各論を積み上げるところから新・常識を構築するという手法をとりつつ、日々刻々と変わる環境事情も取り込みながら、じっくりと総論にたどり着こうとするロングラン・シリーズである。

■THE FLINTSTONE(ザ・フリントストーン)とは・・・
千葉のFMラジオ局Bay fm 78MHzで毎週日曜日夜11時から放送中のネイチャー・プログラム

送信フォーム リスナー(読者)のみなさんとともに考えていきたい「環境問題の新・常識」では、みなさんからも色々と教えていただきたいと思っています。お住まいの市町村ではどうなのか、身の回りで起きている問題、ご自身の取り組みなど、また、今さら聴けないと思っているような疑問質問なども、どしどしお寄せください。

「最近気になる環境トピックス」

最近報道されている環境ニュースの中から、ザ・フリントストーンが気になるニュースをピックアップしています。

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「特集」

■第4回「地球温暖化編」WWFジャパンの気候変動プログラム・リーダー、山岸尚之さんを迎えて

ザ・フリントストーンで2008年9月28日に放送されたインタビューを掲載しています。

山岸尚之さん

 今年は、地球温暖化に関する国際会議が例年より多く開催されています。
 ご存知のように、先進国に温室効果ガスの削減を義務づけた京都議定書の約束期間が、今年2008年から始まり、2012年までの5年間で、数値目標を達成しなければいけません。また、その先の“2013年以降の枠組みをどうするか”ということを、来年2009年までに決めなくてはいけないんです。その為、今年、国際会議が多くなっているわけですが、地球温暖化の問題や対策に関しては、世界各国の立場や利害、経済問題などが複雑にからみあい、次から次へと難しい用語や考え方が登場し、新聞記事などを読んでいても分からないことが多いですよね。とはいえ、私たちの生活に確実に影響を与える問題なので、少しずつ理解を深めることが大事。
 そこで今週は、シリーズ企画『環境問題の新・常識』の「地球温暖化編」をお届けします。NPOやNGOの代表として、国際会議に出向くことも多い、WWFジャパンの気候変動プログラム・リーダー、山岸尚之さんをお迎えし、7月の洞爺湖サミット以降の地球温暖化問題の対策など、うかがっていきます。

【主な内容】洞爺湖サミットでの成果は?/“セクター別アプローチ”とは?/排出量取引制度のメリット・デメリットは?/アメリカは新政権になってどう変わる? ▲全文を読む。

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「環境用語集」

▲環境用語集へ

使い方:クリックすると、小さな新しいウインドウが開きます。画面上のじゃまにならないところに移動させて開いておきましょう。特集やニュースを読みながら、その文中でリンクされている言葉をクリックすると、「環境用語集」のウインドウ内のその言葉のところが表示されます。特集やニュースを読みながら、ついでに環境用語も学んでしまいましょう。(Javascriptを有効にしてご覧ください)
キーワードは少しずつですが増やしています。今まで意味が分からず聞き流していた言葉もあるかも。読み物としてもオススメします。

バイオマス・エネルギーカーボン・ニュートラルVertical Garden City屋上緑化ヒートアイランド現象ゼロエミッション容器包装リサイクル法3Rサーマル・リサイクルマテリアル・リサイクルケミカル・リサイクルISO14001LOHASNEDO食糧自給率トレーサビリティフード・マイレージ

「オススメ図書」

番組プロデューサー、村上太一のオススメする本を紹介しています。


『赤い土・フェロシルト〜なぜ企業犯罪は繰り返されたのか』 赤い土・フェロシルト〜なぜ企業犯罪は繰り返されたのか
杉本裕明
風媒社/定価2,100円
環境問題を専門に取材を続けていらっしゃる朝日新聞の記者・杉本裕明さんが徹底、かつ丹念な取材を通して、企業と自治体の不正と社会的な責任を追究した読みごたえのある一冊。

『温暖化防止のために 一科学者からアル・ゴア氏への提言』 温暖化防止のために 一科学者からアル・ゴア氏への提言
清水浩
ランダムハウス講談社/1,800円
地球温暖化というとんでもない問題をみせてくれたゴアさんの「不都合な真実」。政府間の駆け引きや排出権取引などによる小手先の手法で、国際世論をかわし、この問題の主導権を握ろうとしている先進国の思惑とは別に、温暖化を防止するために省エネ活動を行なったり、一生懸命にリサイクルやゴミの分別をしている我々庶民は、心の底の方で徒労感が強くて、結局無理なんじゃないの?と思わないでもなかったけど、この本を読んだ後には希望の光が差し込んでくるのを実感する。21世紀型の技術、ガ・ン・バ・レ!!

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